タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2012年11月

宮古といえばオリオン・ビールが定番だけれど、今回宮古島で外食して飲んだオリオン・ビールは、どこのお店のものでも正直美味しくなった。なんか気の抜けたビールを飲んでるようなノンアル・ビールを飲んでるような、なんとも気の抜けた味わい。
「昔は美味しく感じたんだけどなぁ~」と独りごちたら、「きっと冬だからですよ。夏場だったら美味しく感じると思いますよ」とショップのお兄さんに言われた。

確かにそうかもしれん。オリオン・ビールはバドワイザーのような軽やかな喉ごしが良いのダ。だから、夏場の渇いた喉には、それはそれは心地よいのだけれど、ちょっと肌寒い部屋で飲むにはパンチが足りない。
orion_beer

上の写真は宮古島で買い置きしたビール。オリオン・ビール3兄弟です。麦の雫が私的には一番好みの味でした。右端のはカクテルっぽい味で、ちょっとキツかった。

男につきものと言えば“飲む”(酒ね)、“打つ”(博打ね)、“買う”(オンナね)の3拍子だけど、いまのワタシはもっぱら“飲む”ばかり。
いや、ホント!(昔はそりゃ~、………

若い頃は競馬やパチンコに狂った時期もあったけれど(オンナの方はって?)、今じゃ馬券の買い方もワカランし、パチンコ店のあの騒音だけで頭が痛くなってくる。

アッ! 打つがありました。

300cc

一昨日、取引先のゴルフコンペで茅ヶ崎の名門コース、スリーハンドレッドに行ってきたばかりでした。

同じ“打つ”でも随分と品行方正だなぁ、と一瞬思ったけれど、ときに“ニギリ”もするからヤッパおんなじだな。

naruhodoCave


宮古島っていえばやはり地形でしょ! ってんで連れて行ってもらった一つが「なるほど・ザ・ケイブ」。馬蹄形した洞くつというか岩の割れ目を進んでいきます。

ここしばらくマクロなダイビングが続いていたから、とても新鮮! 
ワクワクものの、なんちゅうか冒険をしてるような気分にしてくれるのですな。突き進みながら宝箱でも落ちてるんじゃぁないか、なんて思えてくるから、思考はどんどん飛んじゃって、「カイゾクノ、ザイホウヲミツケテ、イッカクセンキン~!」なんて夢想してニヤケちゃったりしてるタカラガイなのでした。

それにしても暗闇は嫌いなくせに、どうしてこのような洞くつやケイブ(割れ目)は好きなんだろうか? 概して狭いところも好きだし……。
ヒョッとして母親の腹の中にいた頃の記憶が残っていて安堵感を感じるのかしら? そういやぁ、この日に潜ったもう1本・ミニ通り池はパワースポットとしても名高いのだそうな。なんでも池が胎内でそこの水が羊水なんだとか。
確かに今回お休み貰って宮古島で潜り、ちょっと若返ったような気もするのだ。(休んで遊んだんだから、当然だろ…なんて声も聞こえてる

gaudy


昨年、サイパンで台風と遭遇して帰国ならずホテルで缶詰になったことがあったけど、これはしようがない。許すも許さないもない。しかし昨日、全日空の対応は最低だった。

宮古島を昼過ぎに飛び那覇に到着。15時40分発の乗り継ぎ便ゲートに向かうと機内整備のために遅れるという。「まぁ、遅れる事はよくあることだから」と悠長に構えていたら、機長も副操縦士も機内乗務員もみな降機してくるではないか。
「何か変だぞ」とすぐに感じたけれど、ANA受付はそれでも「機内整備が遅れるので搭乗案内は17時30分ころになる」と繰り返すばかり。

そしてその17時30分過ぎ。
「本日予定していた全日空130便は欠航となりました。出発は明日13時××分に………」。当然ながら、待合室は大混乱!
しかもその前からして対応が最悪で、ディレィしたお詫びの食事券はたった3人のスタッフで一人一人に説明しながら手配りするような浅はか対応しか出来ないスタッフだったから、搭乗窓口は大混乱に陥ってしまった。

私はどうしても休めない事情があったので(そんな立場の人、いっぱいいただろうな)、すぐさま日本航空カウンターに走った。
JALの受付スタッフの対応は素晴らしく、ANAがそのような状況ならそのチケット(ANAの搭乗券)で振り替え対応もしてくれるという。
しかし残念ながら、その日の羽田便は既に全便満席。キャンセル待ちも数十名という。仕方ないのであと3分で飛ぶ名古屋行きの便に空きが出たというので、そちらに飛び乗り、名古屋から新幹線に乗って帰宅することにした。
ところがまたまた困った事に、新幹線もすべて満席。仕方ないので自由席に乗り込んだら朝の山手線状態のスシ詰め。1時間40分、立ちんぼだった。(泣)

思い返すに、一度はJALを追い抜いたANAだったけど、結局は傲りなのか元来の従業員の力量の差なのか、テキパキとした臨機応変に対応できるJALスタッフの方が数段上だった。
しかしながらスタッフのレベル以前に、欠航となりそうな段階ですぐに代替便を飛ばさなかった上層部の意識レベル低さが露呈したと思う。コスト優先して顧客をまるで見ていない。
「一泊良いホテルに泊めてあげるんだから文句言うなよ」程度の思考がヒシヒシと感じられた。

「明朝(今日)どうしても行かなくちゃならないの。わかる?」と言葉優しくスタッフに詰め寄っていたドクターは、無事に病院に着いただろうか? あのドクターがもしも命に関わるオペでも抱えていたら、ANAはどう責任を取るのだろう?

写真は宮古島・アントニオガウディ。
ダイビングの話し、な~んも書けんかった。(^^;)  そっちの話しは後日ね。

ときどき「と~っても勘違いしてるんじゃない?」って人に会うことがあります。
自分の立場もわきまえず…だったり、生半可の決定権(それを権力とも言う)を持ったばっかりに偉そうにしてたり。
特に後者の方はもうどうしようもないですナ。権限与えられた事と自分の力量が一緒と勘違いしていなさる。その権限剥奪されたら声も掛けてもらえなくなる、って事に気付いていらっしゃらない。
周囲の人々が頭を下げてくるのはアナタに、ではなくて、その権限に、なんですがね。まさに「ブタもおだてりゃ木に登る」ってヤツです。そんなブタ以下な奴、多いと思いません?

cat


このネコちゃん達はおだてられなくても木に登ってました。偉い!
枝先まで登ったネコちゃん、枝がブランブランしてもぜんぜん動ぜず。ポキッと枝が折れてもきっと見事な着地を披露してくれたことでしょう。

@福島県川内村いわなの郷にて。

この日、猛烈な寒さでした。おかげですっかりお土産(=風邪)戴いちゃいました。
いらんかったのに。(T_T)   今週末の宮古島、ホントに新調スーツの試着に行くのかぁ(号泣)。

昨夜のサッカー・オマーン戦。本田の動きがと~っても悪かった。後半は交代だろうな、と思っていたら酒井高徳が入れられて本田は前線トップに。ザッケローニ監督、よほど本田を信頼してるんでしょうな。アタシだったらベンチに戻すけどね。それにしても投入された酒井からの左クロスが遠藤の右足アウトサイドに当たった瞬間、「アッ!なでしこの沢と一緒か!」と思ったら外れ、そこに岡崎が飛び込み決勝弾。イヤハヤ、久々に興奮したァ。

さて、あした東京を発ち福島県川内村へ向かいます。この地から直線距離にして18㎞ほど東に福島第二原発があります。そんなに近いのに、何故かこの村の放射線量は低いのです。とはいってもホットスポットはありますが……。

そして来週。
連休を利用して宮古島へ飛びます。宮古島で潜るのはこれが4回目です。

miyako

初めて行ったのが2001年。まだ通算20本も潜っていないチョ~ビギナーの頃で、それでも“中之島チャネル”、“ウォールケイブ”、“ミニグロット”、“マリンレイク”と、それなりのポイントに潜らせて戴きました。

今回は“通り池”、“アントニオガウディ”、“一ノ瀬ホール”、“ドロップ1番”などをリクエストする予定です。

今週末の東北地方は気温もグッと下がるようなので、風邪を引かんように注意しないと! 風邪引いて潜れない……なんてなったら泣くに泣けません。新調ロクハン・スーツの試着しに宮古島へ行ってきた…なんてことになってしまったら悲し過ぎますから。

オートバイは色々乗り換えたけれど、一番長く乗っていたのがヤマハのTX650というバイクでした。650ccのOHCツインエンジン。いわゆるロクハンっていうヤツですな。

ということで、オートバイはいつもの枕話です。本日の本題はダイビングスーツ。

私は「水温28℃以下は潜らない!」を豪語していた、根っからのナンチャッテリゾートダイバーだったのですが、とうとう水温20℃以下の海域に潜ることになってしまいました。
その海域が何処かはいずれご報告しますが、水温20℃以下でも快適に潜るためにはドライスーツか、はたまたウェットスーツであるなら厚手のものを用意しなくてはなりません。

そこで………。
寒い海でも少しでも快適に潜れるようにと、ウェットスーツ、新調しちゃいました。その新調したオーダースーツが届きました。コレ
rokuhan
6.5㎜のWスキン、ロクハン・ワンピースです!

このスーツ自体の重量がメッチャ重いというのに、浮力は今まで着用していた3㎜ウェットの数倍もあるので、その分装着するウェイトも重くなります。
きっとウェイト6㎏は必要でしょう。そしてこの重たいスーツ着てタンク背負って……。座骨神経痛持ちの足で立ち上がれるかしら? ちょっと心配。よしんば立ち上がれても、イクジット時にボートに上がってこられるかしら?
ひ弱ナンチャッテリゾートダイバーは、とっても心配なのです。

来週、宮古島でデビューいたします。(このスーツの目的地は別です)
ナンチャッテとしては少しでもプロっぽく見せたかったので、真っ黒クロの黒一色でキメたかったのですが、お店の人が「ワンポイント、サービスするよ」ってんで肩口にシャチのマーク入れて貰っちゃいました。
ウ~ン、やっぱ無い方がよかったかなぁ。

なんて思ってたら、随分とド派手なダイビング・スーツを発見しました。
ナント!エヴァンゲリオン・スーツ!!!!!!  コレ!
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ここまでデコレしちゃっちゃあダイビング・スーツではなくなりますな。
あたしゃ未だかつてエヴァンゲリオンちゅうのを見たことも読んだことも無いのだけれど、結構な人気だそうで。

このスーツ、オーダーでもないのに16万円以上もするそうな!(私の新調オーダースーツが3着も作れる!)
コスプレファンだってんなら納得も出来るけど、コレで潜る人、いるんだろうか?  もしもコレ着て潜ってる人と一緒になっちゃったら、どんな反応すればよいかしら? 自分の顔がどんな表情しちゃうかと、それもまたと~っても心配なのだ。
 

先回、「ゴルフのラウンド数が激減してる」なんて書いたのだけれど、昨日は某勉強会で一緒の勇士が集ってのラウンドだった。
“激減してる…”なんて書いていた時点ですでに今回のラウンドは予定されていたわけで、なんとも嘘つきなやっちゃなぁ~。(って、それはワタシです
嘘の上塗りしたくないので白状しちゃうと、来月も2回、予定が入ってる。それでも今年のラウンド数、6回ほどだから、少ない事には変わりはないのだけれど…。
来月のゴルフ、うち1回は仕事がらみだけど、今年最後のラウンドはお袋連れての親孝行ラウンド。日頃、自分ばっか遊びに行ってるんだから年に数度はお袋の好きなことをさせてやらんと罰が当たりますからな。

Mtfuji

昨日行ったコースは埼玉の武蔵カントリークラブ。
関越道から圏央道に入ったら、眼前に真っ白に雪化粧した富士山が現れた。やっぱり富士は日本を象徴する山であります。思わずパチリ。

武蔵CCは何度か廻ったことがあるけれど、良いスコアで上がったことがない。さすが名門コースだけあって、アタシのような小手先ゴルファーではごまかしが利きまへん(泣)。
まるで小春日和の雲ひとつ無い天気の元、同伴者二人は半袖でのプレーだった。
うららかな陽気ではあったけれど、冬は確実にやって来ているわけで、自分の打った球を捜して歩いていたら茶色の秋色に変身し終えたカマキリがジッとコチラを見ていた。
おなかがプックリしてるところを見るに、タマゴを抱えてるんだろう。

kamakiri


どうやら、彼女の目の前をワタシのボールが転がっていったようだ。
彼女にしてみりゃまさにインディージョーンズ『失われた聖棺』のごとく、巨大岩が転がってきたようなもんだったろうと思う。
「潰されなくて良かったね」と思ったけど、このフェアウェイを横切るまでにはカラスにセキレイにヒヨドリと、彼女の天敵がウジャウジャしてる。向こう側の林まで、彼女にとってまるでアフリカの猛獣地帯を横断するようなものだろう。そんな彼女の目には、富士山はどのように映ってるのかしら。

ここ数日来、東京もめっきり寒くなってきて、朝の洗顔がボチボチ辛くなってきました。今日は立冬だそうです。

春眠暁を覚えずとは言うけれど、これからの季節だって朝トイレ終えてそそくさと再び布団に潜り込み二度寝するのは最高の幸せだと思うのだが、みなさんはいかに?

しかし最近はこの2度寝が出来んのです。
一度目が覚めるともうダメ。しばらく布団の中で「モウイチド、ネムルノダ。ソシテ、タノシイユメヲ、ミルノダ」と頑張るのだけれど、結局ウダウダしたまま寝付けず「エ~イ、もう起きちゃえ!」と布団から抜け出すことになる。

人生を楽しむすべは色々あるけれど、なんかその中のひとつが無くなったようで、ちょっと悲しいのだ。「早起きは三文の徳」なんて言葉もあるけれど、その恩恵にありついたという記憶もない。

umitakehaze

ウミタケハゼです。(@柏島)

一昨日、そして昨夜と午前様が続いてるってのに、それでも日の出前に目覚めてしまってワタシの目もすっかりウミタケハゼ。

先週はなんだかと~っても忙しい一週間でした。まぁ、そうでないとイカンのだけど……。
しかし、その忙しい理由は先々週末から先週初めの月曜日までサクラ植樹の打ち合わせで被災地に行っていたのと、週末の金曜日にゴルフコンペが入ってしまったからだ。実質、火曜、水曜、木曜の3日間しか本業やっとらん。忙しくて当然だわな、これじゃ。

そして週末の土曜日は若手社員の結婚式だった。

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28歳と27歳という、なんとも初々しいカップルの誕生です!
なんとも微笑ましくて、彼らの前途が洋々であることを願うけれど、これまた正直、疲れた~。翌日の日曜日、教え子の(サッカー)試合があって、応援に駆けつけるつもりでいたのだけれど、気力すっかり抜き取られてしまって家でゴロゴロを決め込んでしまった。
この結婚式ってやつは新婦のためにあるようなもんで、新郎は刺身のつま、ほとんど晒し者だと思うのだけれど、今どきの若者はそうでもないようだ。披露宴でこの新郎クン、ダンスを披露してくれたのだった。

年齢を重ねるに連れて結婚式や葬式に行く回数がふえてくる。そしてワタシの場合、先に書いたゴルフの回数は激減してる。
金曜日のコンペは今年3度目か4度目のラウンドで、しかもさかのぼってみたら6ヶ月ぶりだった!
にもかかわらず、前半5ホール目までパープレイ。「コリャ優勝か!」と思った途端にショットがブレだし、後半は60オーバーの大叩き。
練習もせず欲をかくとこうなるっていう、典型的な見本になってしまったのだった。

新郎は晒されてるようには見えなかったけど、アタシはコンペ終了後の成績発表で見事に参加者の晒し者となってしまったのだった。

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とっても立派な木です。幹の周りは優に3㍍を超えるでしょう。
この木の名前、「あこう」と言うそうです。兵庫県の赤穂と関係があるかと思いきや、まるで関係は無くご出身は八丈島だそうです。

見上げてばかりいないで足下に目をやれば………。


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石垣の石の間に根を張り巡らし、こんな状態で石垣は大丈夫なんでしょうか?

別名「絞め殺しの木」という、何とも恐ろしい名前が付いているそうです。これを見ればうなずけます。確かになぁ。

生殺し、飼い殺し、男殺しに女殺し、鬼殺し、見殺し、半殺し、後家殺し………。色んな殺しがありますが、ワタクシ苦しいのは嫌いなので、私を殺すときは誉め殺しでお願いします。

@柏島・あこう神社にて

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