タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2012年05月

hikari


わたしのダイビング仲間で、必ず皆よりひと足先に潜行して海底に寝転がり、海面を眺めながら皆が潜行してくるのを待ってる奴がいた。(その癖のおかげで私は伊豆の神子元でとっても怖い経験をしたのだけど)
私も先に潜行したときは、ゴロンと上向きで海底に横たわり、キラキラと差し込む太陽の光を見ているのが好きだ。光の帯がゆらめきながら差し込んでくるさまを見てると、水中マスク付けてダイビング機材背負った天使がその光の帯につかまって降りくるんじゃなかろうか、なんて思えてくる。

シアワセとかフコーとか、何かのタイミングで勝手に降りかかって来るもんだと思うけど、それらを周囲に振りまいてる人もいる。
昨夜も、「ちょっと軽くネ(^_-)-☆」で飲んだはずが終電ギリギリになっちゃったんだけど、その人たちと飲んでると本当に幸せな気分になるから不思議だ。まるで七福神のようなお方なのだ。太ってはいないけど。

疫病神みたいにフコー振りまかれるのは勘弁だけど、そんなシアワセ気分を振りまく人はウェルカム! 
わたしもそんなニンゲンであれればイイナ、と思う今日このごろなのだ。
昨夜お誘い頂いた別口様。そんなわけで合流出来ませんでした。ご容赦。m(_ _)m
またお声掛けくださいマセ。m(_ _)m  シアワセ気分、振りまけるか自信ありませんけど。







saipan
私は正直言って、ウミウシに興味がほとんどありません。と言うか、撮影した後が大変なんです。ウミウシって種類が多いし、ウミウシだと思って一生懸命調べてたら「それ、ヒラムシの仲間だよ」なんて言われて、それまでに費やした時間にガックリ…なんてこともたびたびで。

だいたいからしてウミウシって、なんか着飾ったナメクジみたいだと思いません?
しかし、このウミウシが大好きなダイバーさんが多いことも知ってます。
まだお会いしたことはありませんが、ウミウシばかりを捜しているダイバーがいることも知ってます。

しかしそんな私も、とっても可愛いウミウシに会ったりしちゃうと思わずパシャパシャとシャッター切っちゃうんですよね、やっぱり。カメラマンとしての悲しいサガです、な~んちゃって。

umiusi_yorunna

黄色地に黒いドットが可愛いこのウミウシも、思わず数カット撮っちゃいました。
親子でしょうかね? なんとも可愛いでしょ? (ダレだ? 着飾ったナメクジなんて書いてたのは!)

で、案の定……………。名前が判りません。

調べてみるに、どうやらヨルンナという種に属するようだとは判明いたしました。
ここまで辿り着くのでも大変なんです。

ところで……。
ウミウシって元を正せば貝の仲間で、貝殻が小さくなってしまった種族なのだけれど、食べても美味しいのだろうか? 見た目からは到底、食す気にはなれんけどなぁ。












ハゼなどは細かい砂地の海底にいることが多く、そんな場所を散策してると知らずにフィンで泥を巻き起こし、後続の人のヒンシュクを買ったりする。初心者ダイバーに多いのだけれど、そこそこの経験積んだダイバーでも、自分のもともと短い足が、フィンを履いたことでグ~ンと長くなり、まさか己の足があんな所にまで届いてると気付かずに起こる場合もある。(←ワタシ)

先回のリロアンでバリカサグ島に遠征した際、イクジット後にガイド君が「ガイジンさんに着底させるな!って怒られちゃった」とションボリ、ポツリ。
どうやら私たちの誰かがギンガメアジの大群に気を取られてサンゴの上に乗っかっちゃったようだ。

この時、それは私だろうと思った。
ギンガメの群れがわたし目がけてワラワラと寄ってきたとき、わたしの腰は目一杯引けていた。一昨年、石垣島川平の名物ポイント・マンタスクランブルでも、マンタがわたし目がけて泳いできて、見事にひっくり返ったのだった。
上の動画で最後の方、ひっくり返ったわたしのフィンが写り込んでる。

この時も同じような状況&身体バランスだったから、サンゴ破壊者は間違いなくわたしだと思っていた。

ところがそのわたしの心配は、この時に一緒になった方が送ってくれた画像で杞憂だったと分かった。

それがコレ
Kayane

写り込んでるダイバーはわたし。フィンの先端がサンゴか岩礁に触れたのだと思う。膝を抱え込むようにして撮影してる。
なんか少し気持ちが楽になったのだった。

水中でカメラ覗いてると、どうしてもファインダーの中に神経が集中しちゃうので、カメラマンは往々にして自然破壊者になってしまうものだ。
充分に気を付けてるつもりでも、自分の技量未熟さや注意力不足で自然破壊ばかりか同行のダイバーたちに迷惑をかけてしまう。
他のダイバーが砂を巻き上げたと文句を言う前に、自分の振り見て我が振り直すことが大切なのだ。

リロアンの報告ページ、ようやっと完成しました。
お暇なときにでも覗きに来てください。








今日はひっさびさに読後感想などを。
なのでちょっとお堅い内容となりますのでご了承をば。
gunsi
『軍師の挑戦』上田秀人著。
この人の作品読んだのは初めてかもしれない。読んだ記憶が無いのだ(本屋にはいっぱい並んでるのに)。
本屋でちょこっと立ち読みして惹き込まれて買ったら、とても楽しめた。

短編集なのだけど、千利休や勝海舟、福沢諭吉などの私の知らない側面から書かれていて一気に読んでしまった。

先日、歴史は面白いってことを記したけれど、これだけ歴史に造詣深ければ、京都や奈良なんか旅したら楽しくてたまらないだろうなぁ、と思う。
しばらくこの人の作品、読み続けてみようと思います。
中学校の歴史の勉強も、こんな人に習っていたら世の子どもたちは歴史大好き少年になるに違いない。

ちなみにこの本の最後に納められている作品の中にこんなくだりがあった。
「国を背負うだけの器量がない奴に、政(まつりごと)を任せるほどの悲劇はない」。勝海舟の言葉。彼が本当にこんな言葉を残したかどうかは分からないけれど、まさに今の日本を見るようだと思った。
知識レベルがトップクラス(人間性は?)の集団=(霞ヶ関)を動かすには、国を背負っているという器量や度量が絶対条件だとあらためて感じ入った。

昔の人々に倣うことは本当に多いものだと痛感。お薦めの一冊となりました。






mochi

岩手県ではあんころ餅は食後のデザートではなくて、立派な食事なんだそうです。しかも上の写真のようにお餅を出された際には、なにはともあれあんころ餅から食すのが礼儀なんだそうです。食前にあんこなんて食べたらその後の食欲が失せそうですが…。ビールにも絶対、合わないよなぁ。

それ以降は時計回りで食すらしいです。あんころ餅→ずんだ餅→ゴマ餅→桜エビ餅…と。
けっこう立派なサイズのお餅でしたので、「コレハゼンブ、タベキレナイゾ」と思ったのですが、あまりの美味しさに完食。しかもこの後に蕎麦も出てきて、これまた完食。ヒョッとして食前のあんこは食欲増進効果があるのかしら?
お餅四つも食べたの、小学生以来のことです。個人的にはずんだ餅と桜エビまぶした餅が絶品でした。

というわけでベンテンコモンエビにご登場願いました。(ナンノコッチャ

benten_komonebi

お姿から想像するに、桜エビより淡泊なお味かと思われます。
ゆえにお餅にまぶしても美味しくはないかと………。

撮=4月29日@リロアン・マヌリバ







nisshoku

今日は金環日食。出勤前の慌ただしい時間だったけど、いつもより10分早く起きて出勤準備をし、天体ショーに備えた。
東京は生憎の曇りだったけれど、それでも金環食を見ることが出来た。

直接カメラ覗いちゃイカンと言うから液晶ファインダー越しに撮ってみたのが上の写真。なんだかテレビ報道で見る物に比べて、やけに貧相だなぁと思ったら、日食撮影用の専用フィルター付けなくちゃイカンそうな。
予備知識の欠如。撮影後に知っても後の祭りだ。

先週、土曜日一泊で平泉の中尊寺、そして宮城県松島と瑞巌寺を観てきた。今回はボランティアでなく純粋な観光で。
中尊寺も瑞巌寺もガイドさんの説明聞きながら歩いた。うちのかみさんは最近ブームの“歴女”になってるから予備知識豊富だけど、学生時代に歴史を勉強しなかったわたしは解説なければ何を観てもただの古い建築物だ。
しかし説明聞きながら見て回ると、感嘆することも多いのだ。歴史は面白い。学生の時、ちゃんと勉強しとけば良かったと、今になって悔いているのだった。
chusonji

世界文化遺産の金色堂などは撮影禁止だった。
ならばしっかりと目に焼き付けておこうとお堂内に入ると、建造物や御神仏に目を向けることもなく笑い騒ぐ集団がいた。彼らもきっと予備知識はかけらも無いのだろう。説明聞く気も観る気も無いなら入らなければ良いのにと思ったけど、団体行動だからそういうわけにもいかんのだろうなぁ。

話しは戻って今朝の天体ショー。

私がパジャマ姿でベランダから撮影してたら、ご近所さんも観ていた。互いにパジャマ姿でベランダ越しのご挨拶。
しばらくするとかみさんもやって来て「観察メガネがあるよ」と言う。愚息1号が買ってきたらしい。その愚息1号はまだベッドの中だ。いまこの時に使用しないなら何のために買ってきたのか?

しかしそれを装着したかみさん、「何も見えない」。
私も覗いてみた。ただ真っ黒なプラスチックが付いたメガネだった。光はまったく透過しなかった。モノの見事に何も見えない。確かにこれなら絶対に目を痛めることはないだろう。

megane

1号、つかまされたようだ。










sakana


昨夜の飲み会、「ちょっと軽くネ」なんて始まったのに、けっきょく午前様になってしまった。いつもの事だけど。
フラリと行き当たりばったりで入ったお店は、アルバイトのお姉ちゃん達はみんな可愛かったけど給仕は最低だった。せっかく美味しい魚を食べさせてくれたのに残念だったなぁ。もう行かない! 
値段もけっこう高いのにあの気の利かないサービスでも満席だったのは、魚が新鮮だからか、はたまたお姉ちゃん達が可愛いからか。

テーブルまでご覧のごとくサカナ持ってきてくれて、選ぶと調理方法を聞かれた。ホウボウの塩焼きをお願いした。
ホウボウやカレイは煮付けも美味しいけど、基本的にワタシは塩焼きの方が好きだ。焼き鳥もタレより塩だし。

hobo

さっきのホウボウがこんなお姿になって出てきた。皆でホジホジつまみながらお酒をいただいた。
ホウボウって釣り上げると泣くんだよね。キュ~、キュ~って。なんかこんな姿になっちゃって可哀相。でもおいしく食べちゃったけど。

その席で、
「タカラガイさん、海に潜って魚を見て、食べたいなんて思ったりしないの?」と聞かれた。

ウ~ン、思えば食べたいと思う事ってあんまりないような気がする。丸々と太った伊勢エビなんかを見つけると、思わず捕まえて食べたくなることもあるけど(やってはいけません)、海底でホウボウなんかに会ったら写真撮ることに夢中になっちゃって、こんな皿に載った姿は想像できん。

むかし石垣島の居酒屋で、ハリセンボン(アバサー)の唐揚げを食したときはあまりの美味しさに驚いた。その後しばらく、海中で見かけるとその味を思い出すことはあった。

牧場に放牧されてるウシを見てヨダレ垂らす人がいないように、ダイビング中にサカナ見て食欲わいてくるダイバーもいないだろうと思うのだ。








はやくもかみさんが今年の年末をどうするか、と言い出した。
「その前に夏休みもシルバーウィークもあるだろう!」と思ったが、カレンダーめくってみたら今年9月の旗日はヒジョーに効率悪い。それを知ってて年末年始に早くもロックオンしたようだ。

年末年始のカレンダー見ると、確かに今年はすこぶる効率がよろしい。
始業が4日でなければ9連休取れる企業もある。わたしの会社もそのクチなんで、こんな機会でもないと行けないような場所を探すつもり。い~っつも、かみさん任せのヒモ状態、「口も出さずに出すのは金だけ」という旅だから、今度ばかりは自分が行きたいところを見つけだそうと思うのだ。
ヤッパ、日本の反対側だな。
となるとアメリカ大陸かアフリカ大陸か、はたまた北欧か。ムフフフ、しばらく楽しめそうだ。

先日、面白いポスターをみつけた。ryoma

コレ。→ 

ローマの休日にひっかけて「リョーマの休日」なんて最高じゃん。
“わざわざ行こう!”ってサブキャッチも素晴らしいし、四国じゃなくて“志国”としたのも面白い。
これ考えた人はなかなかですな、なんて思ってたら、静岡在住の彫刻家が同じタイトルで龍馬がスクーターに乗ってる作品を創っていたらしく、「ひと言くらい声をかけてくれたって良いのに」とクレームつけられたらしい。

彫刻と写真だから肖像権や著作権侵害まではいかないような気もするけど、まぁ、パクリだと言われても文句は言えんよなぁ。
しかし、このポスターのおっさん。もうちっとヘアスタイルなんとかならんかったのかしら。

そうそう。
話しはまた飛ぶのだけれど、週刊ダイ◯モンド読んでたら面白い記事があった。
昨年来クローズアップされてる“絆”って言葉、中国では、(足を)すくう、とか(罠などに)ひっかかる、とか拘束されるとか、あまり良いイメージの言葉ではないそうな。

日本でももともとは、馬や牛などが逃げないようにひっかけておく綱などを意味していたのが、いま私たちが使っている意味に変わったのだそうな。
元の出所は一緒でも、使われてる意味が正反対のような言葉は、まだまだいっぱいあるらしい。

「核心的利益」ってのも、実は中国では別の意味だったりして。

                                それはないか









サカナはクシャミをしない、って事に気付きました。

尻から泡がプクプク出たとこも、水中でプッという音も聞いたこともないですが、サカナだってウ◯コするんだから(これは何度も見てる)、きっとオナラもすると思うのです。

しかしセキやクシャミは、そしてゲップもきっとしないんだろうと、気付きました。
なぜか?

akabosikinsenisimochi

アカホシキンセンイシモチです。
口の中には卵があります。口内保育というそうです。これはお父さんの役目なんですね。お母さんが産んだ卵をお父さんがふ化するまで口の中に入れて守ります。
卵がふ化するまでにどの位の日数を要するか知りませんが、少なくとかなりの日数をこのお父さんは食事も摂らずに頑張るわけですな。
食事が摂れないどころか、クシャミなんかしちゃったら卵を吹き飛ばしちゃうわけで大変な事になります。

なので、サカナはきっとクシャミをしないと気付いた次第です。

ちなみに………。
joejoe

コチラのジョーフィッシュ君も口内抱卵中です。

両者共に何とか口を少しでも開けた瞬間を撮りたくてねばったのですがダメでした。(T_T)

出来れば口の中で育った子どもたちが出てくる、放稚魚の瞬間を撮ってみたいものです。





一昨日、今年初めてのゴルフに行ってきました。

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そして、先月購入した新しいゴルフクラブでのラウンドでした。
それゆえに、タイトルを「筆下ろし」としましたが、ネット検索にこのタイトルが引っかかり、別の意味での情報求めてココにたどり着いた方は、残念でした。
club筆下ろしってのは、本来、その字の示す通り毛筆習字で使う筆を初めて使う時に言う言葉ですが、ゴルフクラブや釣り竿などにも使うのですね。アノ時にも使いますが

不思議なもので、初めてのクラブ振るときはビクビクもんで振るためか、余計な力が入らないで上手く打てるんですね。でも慣れるに連れて、「モット、トバシテヤル!」と力が入ってミスショットが出始める。

私もスタート時点からナイスショットが続きました。で、案の定、後半に入るや芯に当たらなくなってきました。
「コリャ、いかん」と気持ちを入れ替えて、素直に振ってやったらその後も球は真っ直ぐ飛んでくれました。

そのおかげか、はたまた新しいクラブの威力か、数年ぶりの好スコアで廻れました。
「コリャ優勝もあるかな?」と、内心期待していたのですが、残念ながら準優勝でした。でも、良いのです。順位よりもこの日の自分のスコアが嬉しい。

そんな喜びに浸っていたら、かみさんからメールが飛んできました。
gokijet掃除をしていてパソコンのキーボードのホコリを吹き飛ばそうと、エアダスターでシュー!とやったつもりがスプレー缶間違えてゴキジェットでやってしまったというのです。(缶のデザイン見れば気付きそうなモンだけど)

「ホコリも取れたけどキーボードから水がたれてる!」。

それは水ではありません。ゴキブリ殺虫剤です!

さすが強力殺虫剤。 キーボード、即死です。








昨年、仕事で韓国のユニット・KARAに会う機会があった。
「生KARAに会ってくるゾ!」と周囲の人々に自慢気に話しはしていたけれど、本音を言えば興味はあったけど期待にワクワクするような事ではなかった。
何度かテレビの画面で見てはいたけれど、「お尻フリフリが色っぽいナ」と感じた程度だったカラ

で、生KARA。確かに可愛いかった。肌も綺麗だったし。
しかし私はもっと可愛いのにいっぱい会った。その中の一人にご登場願おう。

hireguro_yg

ヤング・ヒレグロコショウダイ。
もうピッチピチの若さです! この娘のお尻フリフリはKARAより可愛い!(色気はないけど)




今朝、久しぶりに落っこちる夢を見た。
どのような状況でどこから落ちたのか覚えていないのだけど、落っこちた事だけは鮮明に覚えていて、目覚めたときはまだ心臓がドッキン、ドッキンしてた。
飛ぶ夢を見た人は何か目標を持ってる人で、そこに向かって努力してる、もしくはその目標に到達しつつある…なんて夢判断を読んだ記憶があるけど、落っこちる夢はどうなんだろう? まさか何か悪いことが起こる前兆ではあるまいな。

リロアンから戻り一所懸命写真の整理してるんんだけど、今回も1000カット以上も撮っちゃったものだから遅々として進まない。
画像の整理もままならぬというのに、今朝は使用中のレンタル・サーバ会社から「ディスク容量オーバー寸前です!」の警告メールが届いた。これからガッツリ写真アップしようって思ってるのにそりゃないなぁ。
ヒョッとして落っこちる夢はこれのことか?

mimick


ということでせめて飛ぶ写真を掲載しよう。リロアンのじゃないけど。(レンベです)
私にはよく区別が出来ないのだけど、ミミックオクトパスだと思う(もしかするとワンダーパス)。色んなものに化けるけど、仮に鳥に化けても飛ぶことは出来んでしょう。
では、彼がなんで海中を舞ってきたか? 

ガイドさんが海底から持ち上げただけです。

そんなミミックを見てこちらもジャ~ンプ!

joe

ジョーフィッシュ。

リロアン報告ページ、今週末には完成させたいと思っとります。
しばしお時間をば。m(_ _)m








ダツという魚をご存じだろうか? サヨリがゴジラのように巨大化した魚と思って頂ければ良いかと思うのだが、そもそもサヨリをご存じない方もいるだろうと思う。
サヨリってのは私の好きな寿司ネタです。アッ!味の話しではなかった。形状ですな。尖ったクチバシを持つ細長い笹の葉のような魚です。

で、ダツの話しに戻る。

初めてナイトダイビングしたのがハワイ島だった。この時に「水中ライトは必ず下に向けておくように。でないとダツが突進してきてアナタに刺さるから」と教えられた。
体長50㎝を超えることもある槍のような魚に突進してこられれば、そりゃ身体に刺さるだろう。よく外国の警察官が懐中電灯を目の横から照らすシーンを見るけど、水中であんな事やってダツが水中マスクを突き破り、目に刺さって死んだダイバーもいるそうな。

リロアンに到着したその日の1本目。思わずこのダツの話しを思い出すシーンに遭遇してしまった。

tsuribari

当然だけど、この魚がライトを使用していて釣り針が飛んできたわけではない。

イクジット後にガイドさんに聞いたら、この辺りの漁師は生き餌で漁をしてるそうで、その餌であった彼が、釣り糸が切れて逃げられたのだろうとのこと。
私はこの時、なんとか彼を捕まえて釣り針を外してあげようと試みたのだけど、彼の方が素早くて捕まえられなかった。
しかし途中で気付いたけど、仮に彼を捕まえられたとしても、釣り針を外したら彼の寿命は間違いなく短くなっただろうと思う。

万が一、ダイビング中にダツが刺さったらどうするか?
体外に出てる部位からダツの胴体を切り、それから医者に駆け込むのが良いそうな。そのままにしておくとダツがバタバタと暴れて傷を深くするからだそうだ。
しかし、携行する小さなダイビングナイフでダツの胴体を切る方が、もっと時間がかかるような気もするのだ。
要は細心の注意を払ってダツが飛び込んでくるようなヘマなダイビングはしないことだな。





一昨日、フィリピンより帰国しました。
今回はフィリピン・セブ島の南端の村、リロアンに滞在してあちこち遠征ダイビングをしてきました。いずれ報告ページをアップいたします。

gingame

リロアンはマクロ・ダイビングなのですが、遠征したアポ島、スミロン島、バリカサグ島はワイド・スポットで有名です。まさかそんなにあっちこっち連れて行ってくれるとは思っていなかったので、ワイドレンズを持って行かなかったのです。

だ~い、しっぱ~い!

広角レンズじゃギンガメアジの群れを撮るには迫力半減です。(T_T) まぁ、まだ広角持って行っただけ良かったッス。マクロレンズじゃギンガメアジの目玉しか撮れませんから。

そうそう! 帰国するなり驚きのニュースが飛び込んで来ました。茨城県つくば市や真岡市で巨大な竜巻が発生して死傷者がたくさんでたようです。私のところもウズラの卵くらいのヒョウがバラバラ落ちてきて、ちょっとビビリました。
亡くなられた方にはご冥福をお祈りいたします。

ギンガメアジのトルネードは歓迎ですが、陸地に降りてくるトルネードはご勘弁願いたいものです。

話しはギンガメアジに戻りますが、しかし、つくづく私は運の良いダイバーなんだと思いました。
昨年行ったシパダンではバラクーダが私の頭上で渦を巻いてくれましたし、今回もギンガメの大群が、ナント!わたし目がけて向かってくるではないですか!
一匹くらい私にぶつかっていく奴がいても不思議ないくらいの至近距離で、手を出せば捕まえられるほどでした。

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彼らが横を抜けるとき、シャワシャワと音が聞こえました。
いやはやなんとも、大迫力でありました。

こんな光景見られるからダイビングはやめらんないんですよね。





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