タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2011年09月

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昨日は取引先の社長さん、役員さんに誘われて関東の名門ゴルフコース、霞ヶ関カンツリー倶楽部へ。一度はプレーしてみたいコースだったので、気合い充分! でも技術は足らず大叩き  (T_T)
かつて長島茂雄元巨人軍監督が、このコースの会員になろうと申し込んだら「定職に就いてない方は入会できません」と断られたというエピソードを聞いた記憶がある。(当時、長島さんは報知新聞の論説委員という肩書きだったかと……?)

そんなコースだから、さぞや格式高く出迎えてくれるかと期待していたけど、そっちの方は普通のゴルフ場と変わらんかった。でも慇懃さはにじみ出てたなぁ。

私は一時ゴルフにのめり込んだ事もあったけど、ここ数年は、いやかれこれ十数年、練習をしていない。そんなタワケ・ゴルファーがこんなコースでプレーして良いんだろうか?とも思ったけど、せっかくのお誘いを断るのはもったいない。こんな時でもなきゃプレーなんて出来ないモンね。

で最初のハーフはこてんぱんにやられました。
グリーンが難しいのなんの! 得てして名門コースってコースレイアウトも良いのだけどグリーンが難しいんだよね。でもアタシャ、ちょっと触っただけツーと転がっていっちゃう高速グリーンは嫌いではないのです。嫌いじゃないけど、50オーバー やっぱり悔しかった。
後半は何とかギリギリ40台前半で回れたけど、機会があれば今度は128ものバンカーがひしめくという東コースにチャレンジしてみたいなぁ。その機会が来ることはほとんど期待薄だけど……。

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写真、上のカットは西コースNo.13ロング。
そして下のカットは同・No.16ショートです。

コース内に携帯電話の持ち込み禁止なんだけど、コッソリ持参して撮っちゃいました(^^;)  やっぱり次回は無しかなぁ。








人の顔にはそれなりに物語る何かがあります。それを人相といいますね。眼光鋭く頬もこけ落ちていたりすれば、そのお方はちょっと怖いお方…という事になります。まぁ中にはご病気でそのような顔立ちになられてしまった方もいるでしょうけど。

正直言って、私はタイマイとアオウミガメの区別がつかなかったのですが、今回初めてタイマイに会いました……。

サイパンのダイビング3日目、3本目。タイマイとタイマン張りそうになりました。

taimai
(ログのページでも使用したカットで恐縮です。

ぼちぼち安全停止に入ろうか……と水深をゆっくりと上げていくと、私に向かって一匹の子ガメが向かってくるではないですか!
「なんだ、コノヤロウ! 私と張り合おうってのか!」と、私もカメラ構えたままで向かって行くと、まるでチキンレースやってるのかと思わせるほどギリギリで私をかわして行きました。

船に上がってから、「随分とダイバーに慣れたアオウミガメでしたね」とガイドさんに話すと、「あれはタイマイです」。
う~む。ようワカラン。どこがどう違うのか?





で、その時、すれ違いざまに撮ったカットをお見せしましょう。これです

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で、もう一カット。こちらは2日目。テニアン遠征してフレミングでお逢いしたアオウミガメさんの横顔です。
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こうやって比べてみると確かに違います。
お顔立ちからしてアオウミガメさんの方が優しそうです。
タイマイさんは気の強い腕白小僧のようです。どおりで私にぶつからんばかりに迫って来たのもうなずけます。大きくなったタイマイには充分にお気を付けください。激突して病院行きになります。(←ウソ)









ダイビングポイントによっては体験ダイバーさんを楽しませてあげようと、サカナに餌付けしてるポイントがあります。
まだ超ビギナーだったころ、グアムの水中塔のそばで体験ダイビングをしました(ライセンスは持ってたのに通常のファンダイブに連れて行ってもらえなかった)。そこで私はバラクーダを見つけ、一緒に潜ってる人に教えてあげようとバラクーダがいる場所を指さして示しました。すると、一緒に潜ってくれていたインストラクターが慌てて私の指を隠すようにしたのです。
その時は意味が判らなかったのですが、イクジットしてから彼が言うには「この辺りは餌付けをしてるからバラクーダも集まってくるんだ。だから、あいつらに指を見せたりすると餌と間違えて噛みつかれる事がある」との事でした。

今回、サイパンでディンプルというポイントに潜りました。このポイントはずっと前に潜ったことがあったのですが、その時にワラワラとカスミチョウチョウウオやキイロハギが集まってきて、ダイバーの姿すら見えなくなってしまったのです。
今回、ここに潜ると聞いて「あのポイント、餌付けしてるからサカナがワサワサ寄って来ちゃってあまり好きじゃないんだよなぁ…」と独り言いったら、そばにいたガイドさんに聞こえちゃって、「最近は昔ほどじゃないですよ」。

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ンなことちっともなかった
エントリーするなりワラワラ集まってくることはなかったけど、やっぱりしっかり餌付けしてた。だから、数分もすれば周りを取り囲まれ、「え~い、うざったいぞ!」と手で追い払っても、ハエのごとく寄ってくる。
今回はカメラのレンズをマクロしか持ってきてなかったので、上のような写真しか撮れなかったけど、ワイコンで撮ったら凄まじい写真が撮れてたはず。
そして、グアムのようにバラクーダではなかったけど、こんな怖~い顔のお兄さん、じゃなかった、バラフエダイも寄ってきた。

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餌をもらいたければもうちっと可愛らしい顔して近寄って来れば良いものを、まるで餌をくれる人に「なんで俺にはよこさないんだ!」とガン飛ばしてるようです。
私はこんなお兄さんとお付き合いしてても面白くないので、ちょっと離れて岩礁の下などを散策していました。すると、
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サザナミハギ君が隠れていました。
ニンゲンなんかから餌を貰わずに健気に自力で餌を探してるキミは偉い! 思わず頬ずりしてキスしてあげたくなっちゃいます。
でも、その先にもっと可愛い娘がいました。

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ちょっと待って!  急にキスのおねだりされても、オジサンは焦ってしまうのだよ。



サイパンのダイビング・ログをアップしました。ちょっとだけですが画像も載せてます。お暇でしたら覗いていってください。


行って参りました、サイパン。
いつもは2泊か3泊の滞在が殆どだったのですが、今回はナント!5泊もしてしまいました!!!

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上の写真は宿泊したフィエスタからガラパン・ストリート方面を眺めた景色です。
金曜の最終便に飛び乗りサイパンには深夜12時過ぎに到着。その日の日の出が上の写真です。なんだか今日から始まるダイビングが素晴らしいものになることを予感させるような日の出でした。

ところが………。

天気が良かったのはこの日と翌日の午前中のみで、あとは殆ど雨にたたられました。海の中はそんな天気とは裏腹に、連日もの凄い透明度で、テニアンで潜ったときには「透視度40㍍オーバーしてんじゃないの」ってほどだったのですが、悲しいかなそんな折角の透視度も生憎の雨天気では光が差し込まずいまひとつでした。(それなりに蒼が強くなって綺麗でしたけどね)
そんなこんなでもそれなりにダイビングは楽しめたのですが、そっちの話しは追々するとして、なんで今回は5泊もしたのか?

実は日本も相当な被害を受けたようですが、台風で予定していたフライトが飛ばなかったのです
私は元来、そんな状況に陥ると開き直っちゃう性質の持ち主でして、「え~い。どうせ帰れないと決まったなら1日得したと思って遊んでしまえ」となるのですが、台風とはまるで縁の無い距離のサイパンもどんどん天気が悪くなって遊ぼうとしてもこんなん天気でした(泣)。

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傘も差せないような風と雨です。ホテルから出る気にもなれません。
結局、ウダウダと部屋で本を読んで過ごしたのでした。
ウダウダして日本に戻れば、予定をオーバーした分の仕事が溜まってるワケでして昨日は屁をこくヒマも無いような忙しさでした(当然か

それにしてもサイパン。年々寂れてます。なんか悲しいです。
ダイバーやゴルファー、リゾーターにとってはこんな手頃な南国は無いのですが、これだけ寂れちゃうとお客さんも減っちゃうだろうなぁ。そうなるとますます寂れちゃうわけでして………。
ガチャガチャ煩いのは私の性に合わないのですが、こんなに寂れてしまうと流石にこんな私でも意気消沈してしまいます。街中を歩いていても日本人より中国人の方が多いように感じました。

私がまたサイパンを訪れる日はやって来るでしょうか?

kikoku






objan


ちょっと遅い夏期休暇いただいて、今夜の最終便でサイパンへ向かいます。
なんか適当な写真はないかいな? と探したのですが、PCのライブラリーの中はサカナの写真ばかりで適当なものが見つからず。やっとこさ見つけたのが上の写真で2003年に行った時のものでした。オブジャン・ビーチです。向こうに見えるのはテニアン島です。

このシチュエーション、とても好きです。とても好きですが私だったらあんな日なたに座らずに、手前の木陰を選ぶでしょう。あのおじさんはチャモロの方だと思うのですが、濡れてしまった衣服を乾かしていたのでしょうか? ジッと沖合を見つめながら、何を思っていたのでしょう?

サイパンにはほぼ毎年訪れてるような気がするのですが、はてさて始めて行ったのはいつだったろうかと思い起こそうとしても思い出せません。
ひとときかなり賑やかになった時もありましたが、4,5年前あたりから急速に寂れ淋しくなりました。

現地の方々には大変申し訳ないのですが、私は寂れたサイパンの方が好きです。グアム的なチャラチャラは肌に合わないのです。
ガラパン・ストリートの電飾は「勘弁してくれ!」って感じでした(確か小室プロデュースだったような気が…)。人はそれぞれ求めるものが異なるでしょうが、ネオンの街で飲み疲れPainful windになっちゃったわたしには何も無いのがとても嬉しい(でも、お酒は残してね)。

お酒は残しておいて欲しいけど、果たして今回、まだ痛みの残る左くるぶしで潜れるのだろうか? ちょっと心配。フィンは履けても水を蹴れるかどうか……
まぁ、その時はプールサイドでゴロリを決め込もう。

それではこれから行ってきます。 Adios!






我が社の片隅にあるロッカーには、読書好き社員が読み終わった本を寄贈し、皆で読み廻すための『みんなの仲良し図書館』(この名前はウソ)がある。
先日、帰りがけに何か読み物が欲しくて、その中から一冊を持ち出した。カバーが掛かっていてタイトルすらも判らず、適当に選んだ一冊だった。

rupinところが半分ほど読み進む内にグイグイと引き込まれ、「いったい誰の作品?」と改めて中表紙をめくったら横山秀夫だった。「なるほどなぁ。さもありなん」と思った。
かつて私は彼の『クライマーズハイ』を非常に面白く読んだ。そして今回、偶然にも手に取った本は彼の『ルパンの消息』だった。
文章テンポも彼特有の素晴らしいさがそのまま生きていたし、構成がなにより素晴らしかった。
私はこんな事でもないと推理小説は滅多に手にしない。けれどこの作品は推理小説の枠を超えていた。物語の最後、グッとくるものがあった。推理小説だから結末書いちゃうのは御法度だろうけど、どうやら映画化、ドラマ化されてるようだから知ってる人も多いだろう。
でも、書かない。ルールだから。

終末に近づくにつれて、物語のテンポは一気に早くなる。そして最後に「まさか!」という女性が登場してくるのだが、この人がこれまた泣かせてくれるのだ

この作品が処女作だそうだ。筆者自らの“改稿後記”を読んで、再び驚いた。
この作品はサントリーミステリー大賞(今はもうない)の佳作に選ばれたらしい。サントリーミステリー大賞は、前職時代、私が担当していたのだった。前の会社を退職した後にこの作品が出てきたってわけだ。前職退職後数年間、活字と映像から完全に逃げていた時期があったので、この作品は知らなかった。

しかし、偶然でこんな面白い作品読めるなんて、なんだかダイビングしていて海底で宝物を見つけたような気分だ。




akahata


アカハタです。

我が家もときどき、このような状態になることがあります。
この二人、いえこの二匹にいったい何があったのでせうか?

鉢呂吉雄経済産業相が辞任しました。
マスコミはこぞって、そして仲間であるはずの民主党員も「死の町」発言を配慮に欠けると避難し、結局は辞任に追い込んだわけですが、配慮に欠けていたのはあの言葉では無く、それに続く言葉が無かった事だと私は思います。
福島原発の周辺地域が死の町なのは、誰もが知っていることです。死の町になってしまったからこそ避難勧告を出したわけです。だから「死の町だ」と言うことは、確かに言葉としてはきついけれどニュアンスとしては決して間違ってはいません。
彼に欠けていたのはその後に続く言葉が無かった事です。「死の町だからこそ一刻も早く、生ある町にする」と何故、言えなかったのでしょう。それは彼がちっとも国民の方を見ていないからでしょう。福島原発視察にしても、彼にとっては物見遊山の域を出ていなかった…ってことです。
マスコミも言葉尻をあげつらうのではなく、そこを叩くべきだと思うのです。

しかし、同じ党内で上のアカハタ状態(共産党ではありません。サカナの方です)ですから。トップ同士が互いにそっぽを向いてるってんだから呆れかえってしまいます。
「◯◯喧嘩は犬も喰わない」とは言いますが、民主党の内輪もめはネコも跨いで通るでしょう(魚の骨以下、ってことです)。












さて、なでしこジャパン。北朝鮮に引き分けましたがなんとかロンドンオリンピック出場決定しました!
まずはバンザイ、バン~ザイ!

nadesiko_kakureebi

ということでナデシコカクレエビに登場願いました。
本当はタカネナデシコという花を載せたかったのですが、残念ながら私のライブラリーの中から見つけられなかったのです。可憐でとっても好きな花なんですけどね。
それにしてもなでしこジャパン、走れなかったですね。
その昔。サッカー・コーチの大会に出場していました。疲れで交代してベンチに戻り仲間のプレーを見てると、まるでスローモーション、コマ送りのようなプレーなんですね。「なんだぁ? あんなプレーだったらオレが一発で抜いてやる!」と、再びピッチに戻るのですが抜くどころか追いつけない みんな疲れちゃってるんですね。元気なときと疲れ果てた時とのプレーにはそれほどの差が出てしまいます(だから男子トップ・チームは凄い!)。昨日のなでしこ達のプレーは、そんな昔の自分を見てるような試合でした。

さて写真に戻ってナデシコカクレエビです。スケスケ透明でとっても写真に撮りづらいです。この写真もいま見ると、もう少し絞って撮れば良かった。
せっかくなのでもうひとり、スケスケ君にも登場してもらいましょう。

garasuhaze

ガラスハゼ君です。

私の亡き父は魚が好きで熱帯魚を飼っていたことがありました。そのころ、確かグラスキャットとかいう骨が全部透けて見えるサカナを買い求め飼っていた時期がありました。水槽を覗くとまるで骨だけが泳いでいるように見えました。
このガラスハゼ君はそこまで透明ではありませんが、ナデシコカクレエビと同様に向こう側が透けて見えてます。

このスケスケ姿は、きっと外敵から身を守るためなのでしょうね。映画『インビジブル』みたいな悪さするためでは無いことは確かです。





karappa

グラッパというワインの絞りかすから造ったとっても強~いお酒がありますが、このお方はカラッパと言います。
私がこのお方に初めて出会ったのはナイト・ダイブの時でした。水中ライトが照らす明かりの中をコソコソと逃げるように横切り、慌てて姿を追いかけたのが初対面でした。
大きさはこぶしくらいなんですが、正直、ちょっとビビリました。実は小さい頃にイボガエルを間違えて捕まえて、全身にイボが出来てかなりシンドイ思いをした事があるのです。そのイボガエルを思い出したのです。なんか同じ海域、水中にいることでこのイボが再び私にうつるのではないかと……。
このカラッパ君からイボがうつることなんかありませんが、この太い爪といい、無敵要塞のような体躯といい、触る度胸は私にはありません。
でも、買うとかなり高いらしいです。捕まえて連れて帰れれば……、の話しですが。チャンカワイに捕まえてもらって、是非ともイッテQ水族館でデビューさせて欲しいものです。

ところで、カラッパの事を書いていて唐突に頭に軽快なリズムと歌が流れてきました。ジェームス・ブラウンの『セックスマシーン』です。
あぁ、頭の中を駆けめぐり始めました。

「ゲロッパ!」


う~ん、このオチが判る人、少ないだろうなぁ。
まだうつみ宮土理の方が良かったかしら? 


「ケロンパ」


エッ!? どっちも判らないですか? ヽ(TдT)ノ






それこそ若い頃は「好きな食べ物は何?」と聞かれると、「牛肉か、豚肉か、鶏肉か、お肉」と答えるくらい肉食だったけれど、やはり年を取るにつれてあっさりした日本料理の方がよくなってくる。
昨年、かなり高級な松阪牛の鉄板焼きを食す機会に恵まれたのだけれど、脂がきつくて全部食べきれず、隣りに座った若者にあげてしまった。サシの入った日本の高級牛より、オーストラリア産の安い牛肉の方が今の私の舌には合う。

noren

昨夜、馴染みの寿司屋に行った。◯◯寿司と暖簾の左下に書かれてるけど、大きく鮨の文字。ここは寿司屋か鮨屋か? ………なんか違和感あるよなぁ。
この寿司屋は魚も旨い鮨屋だって言いたいわけですな。

なんで寿司屋なんかに行ったのか? 実は今日、私はン10ン回目の誕生日を迎えた。誕生日なんかは正直言って、ちっとも嬉しくはないのだけれど、このように寿司にありつけるならヨシとしよう。

hasi


「一日早いけど………。カンパ~イ!」なんてグラス合わせてくれたけど、ここの支払いは私なのだ(泣)。なんか良いようにダシに使われてるような気がしてならん。しかし、確かに美味しいのだから、こんな美味しいものが食べられることに感謝しなければいけないな。

本当だったら愚息1号もこの店で合流するはずだった。ところが待ち合わせの時間になっても現れないので電話を入れると寝てた
「ドースル?」と聞けば、「寝てる」。若さだなぁ。食欲を上回る睡魔とは。店のお兄ちゃんに寝てるから来ないと伝えると、とっても残念がってた。なにせハンパ無い食欲で、前回は超大盛りのちらし寿司を特注したのだった。このお店が明日(今日)休みだから、ネタをなるべく処分したかったのだ。

そんなお店を助けるためじゃないけれど、帰りにお土産用の巻物を頼んだ。

norimaki


よく判らないだろうけど、下にあるのはまな板。私の両手で輪っかを作ったくらいの太さがある。
だから折り詰めも………。

orizume


一箱に入りきらなかった
この時点でこの店に来た当初の目的はすっかり消失してしまっていた(泣)。







今朝、出社しメールのチェックをすると何人かの方から「おめでとう!」のメールが入っていた。ありがとうございますm(_ _)m

でも、一番多かったのはオンライン・ショッピングした会社からのグリーティングにかこつけたセールス・メールだった











死者27人、不明者53人(5日現在)を出した猛烈な台風だったけど、土曜日(3日)の東京地方は時折どしゃ降りの雨が降ってはきたけど概ね晴れた。
せっかくの天気だし、しばらく運動してなかったし、予定していた谷川岳行きは中止にしちゃったし、ってことで久しぶりに学校グランドに向かった。

ボールを蹴るのは2ヶ月ぶりだった。
しかしアップしながらボール・タッチするに、ボールがまるで足につかなくてガクゼン。その後にミニゲームしたのだけど、全然走れなくてこれまたショウゼン。走れなくてヒ~ハ~言ってたら、こんどは何でもないところで左足首をグキッっと捻ってしまって、もうボーゼン
なんとも悲しい限りだった。ずいぶんと衰えてしまったものだ(泣)。

疲れと足首の痛みに意気消沈して自宅に戻ると、「コバヤシ君って男の子から電話があったわよ」とかみさん。コバヤシ君はきっと私のサッカーの教え子だろうと折り返すと、「明日(日曜日)、S中学と練習試合があるので応援に来てください!」との事だった。
まさか教え子の頼みを反古にするわけにもいかないので、痛い足を引きずりながら電車で試合会場へ向かった。

matsugaya

ご覧のごとくまだ台風の余波が残るグランドには、懐かしい顔ぶれがあちこちにあった。
電話をくれたコバヤシ君はU中学生なのだが、このU中学サッカー部にも対戦相手のS中学サッカー部にも私の教え子がいるのだ。だから、「応援に来てください」とは言われたけれど、どっちか一方を応援するわけにもいかないのだった。
久しぶりにあった教え子達は、ちょっとは上達した子もいたし、技術よりも身長が伸びた子もいた。しかし少なくとも私には、なでしこジャパンのゲームより見応えがあった。こんな試合だったらいつでも来てあげたいのだが、お呼びがかかるのはきっとこれが最後じゃないかと思った。彼らの世界はどんどん広がっている。友だちもどんどん増える。小学校時代のオッサン・コーチなんていつの日にか忘れてしまうことだろう。悲しいけれどそれでいい。







ibarajkanzasi

イバラカンザシです。

本当はもう少し寄って撮りたいのですが、彼らはそばに近づくとピャッ!と中に隠れてしまうのです。とってもシャイで困ります。

このイバラカンザシは英語ではクリスマスツリー・ワームと言います。ワームというし、ピャッ!と隠れてしまうことからも、彼らが植物ではなく生物で、しかもワーム=ミミズやゴカイの仲間だと分かります。確かに所属はケヤリムシ目カンザシゴカイ科です。ゴカイの仲間なんですね。

かたち格好からすれば、クリスマツリー・ワームと名付けた外人さんの方が、イバラカンザシと命名した日本人よりセンス良いと思うのですが。なんで、これがイバラなのか? 私だったらせめて“アザミカンザシ”なんて名前にするけどなぁ。触ったこと無いけど、けっこうイガイガしてるのかもしれません。そんな風には見えないけど。
もしも彼らを採取する事が出来て、彼女に「ホラ、海のかんざしだよ」なんてプレゼントしても、ミミズやゴカイの仲間だと知れたら一発でふられるでしょうな。

ところで先日、東北地方の海の中がとても綺麗になったと聞きました。
あの大震災の際の大津波がヘドロを海底から陸地に運び出したからだそうです。海はとても綺麗になり、魚もいっぱい戻ってきてるけど、船が無い漁師さんもいて漁に出られないし、漁港が完全に機能して無く、そこに加えて放射能汚染の風評被害も出て、かの地の漁業関係者は地団駄を踏んでいるそうです。

何とかならんものかと思うのですが、私にはどうしようもない。どうしようもないのがどうにも歯がゆい。悔しいです。
イバラ道は困ります。はやくアザミ咲く道、せめてあぜ道になってくれれば…と思います。






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