先週、宮城県の東日本大震災被災地をまわってきたのですが、その時に南三陸町のホテル観洋に宿泊しました。ホテル観洋は現在被災避難家族を中心に、宿泊は復興支援者優先となっていました。
まだ復旧にはほど遠い状況ですから食事は限られるし、朝食も簡単な物が出されセルフでしたが、大きな温泉風呂もあって、それ以外にも別階に海が見渡せる露天風呂もありました。部屋は当然、綺麗ですしお布団もフカフカでした。
このホテルに避難するのと学校の体育館に避難するのでは天と地ほどの差があります。どのように避難者を振り分けているのか、ちょっと気になりました。
朝。ミャ~、ミャ~いう鳴き声に起こされました。やけにうるさいのです。
寝ぼけ眼で窓のカーテンを開けると、ウミネコがたくさんベランダの手すりに集まっていました。これだけ集まって一斉に枕元でミャ~、ミャ~鳴かれればうるさいはずです。
どうやら宿泊客にエサをおねだりしに集まっているようです。
眼下の海に目をやれば、まだガレキがあちこちに浮遊してました。それでもウミネコたちはこうやってエサをねだりに来ていました。震災前から来ていたんだと思います。
この海域には私がまだ会っていないダンゴウオって奴が住んでいます。とっても可愛い奴でして、一度はお会いしてみたいのですが、まだこの海域に潜るのははばかれますね。
まぁ、それ以前にこの辺の水温は低すぎて、私の気持ちは正直、「パス!」の海域なんですが。きっと一生ダンゴウオ君には会うことが無いでしょう。
今回、宮城県被災地を巡ってあることに気付きました。海鳥ってきっと鼻が無いんじゃないかと。何故かというと気仙沼港にも立ち寄ったんですが、ここは地盤沈下も激しくて至る所に水溜まりが出来てるんです。その水溜まりから猛烈な腐敗臭が漂ってくるのです。水産加工で賑わっていた港町ですから、きっと加工物がその水溜まりに流れ込み腐敗してるのだと思います。
その猛烈な腐敗臭を放つ水溜まりに、このウミネコたちがたくさん羽を休めていたのです。どう考えても臭気を察知できてるとは思えません。
一日も早く、かの地に普通の生活が取り戻せるようになることを願います。でないと、ダンゴウオに会いに行くことも出来ませんから。
2011年7月28日の気仙沼港の様子です。








日光東照宮の門で参拝客を睥睨(へいげい)する像です。左右2体あって、両体は阿吽(あうん)の仁王像と呼ばれているそうです。
サッカーやっててノールック・パスがドンピシャで来たときなんか、「見事な阿吽の呼吸だろ?」なんて言ってたけど、それは以心伝心という意味ではなくて互いに全てを知り合った仲だから息の合ったプレーが出来た…ってことなのだな。意味がビミョーに違ってた(汗)。ドンピシャのタイミングでパスが来たときはこれから「ツーカーの仲だから」って言わんと。


先日、かき氷を食べた。


「ドメーヌ・ド・クレッサンス」。フランス・ラングドック地方のワインだそうです。地元の酒屋のお兄さんにまたまた薦められて飲んでみました。
この方、本当に凄い人だと思う。本来は数学者だとういうのに歴史に関する造詣が物凄く深い。それに加え読者をグイグイ引っ張っていくその読ませる文章は、父・新田次郎の血を受け継いでいるのだと思う。
