タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2011年06月

jikokuhyou


この前行った大分のバス停時刻表です。
私の田舎(新潟)も本数少なかったけど、これほど少なくはなかったなぁ。お昼前後の時間帯でも1時間に2本はあったもんなぁ。
しかもよくよく見てみれば、










kakudai

通過予定時間、って事は人がいなければ停まりませんよ、って事ですね。
私の田舎はどうだったかなぁ? 確かに停留所でなくても「ココで降りたい!」って言えば降ろしてくれたから(道交法違反です)、必ず停留所に停車はしなかったのかもしれないな。
なんか、いかにも人本来の生活リズムって感じで好きですね、こういうの。東京じゃ考えられん。

ところで先日、仲間との酒席で唐突に昔の歌を思い出しました。こんな歌です。

桜の苗が、大きく育つころ
僕らはみんなおとなになるんだ

唐突に私の脳裏にこの歌詞とメロディーが浮かんできて、気分も良かったものだからつい歌ってしまいました。同席の仲間は「良い歌だ」と言ってはくれましたが誰もこの歌を知りませんでした。初めて聞く歌だと言います。「何て曲?」と聞かれましたが、私はドラマの主題歌だったことは思い出したのですが、その題名&曲名が思い出せません。その場で調べてみました。『記念樹』というドラマだったようです。
そして翌日、更に調べて驚きました。45年も昔のドラマだったのです。
私は何でそんな昔の歌を今でも覚えていたのでしょうか? 先週会った人の名前も忘れてしまうような自分なのに、まことに不思議です。しかし、小学校や中学校の校歌はいまだに歌えるんですよね。

子供の頃に覚えたことは一生の宝物になるのかもしれません。
だからこそ、子供の頃にしっかり勉強して本を読むことが大切なんだと再認識したのでした。
私は遊んでばかりでやらんかったですが……(今さら気付いても遅すぎるゾ)。







zest仕事の関係もあって、恵比寿に行くことはけっこうあったのだけれど、その仕事先との関係が途切れてからという10年近く、恵比寿に出向くことは激減していた。
ところが先週、お客様に呼ばれて久々に恵比寿駅で下車。仕事で行っていたのとは反対側に出てみると、そこには私の知らない恵比寿があった。
なんか、とってもお洒落になっちゃったんですね、恵比寿界隈。アッチもこっちも目新しいお店ばかりで、まるでお登りさんのようにキョロキョロしてしまった。

錆びたブリキ板壁のオンボロさで目を引いたのが右写真のゼスト。他にもなんかフランスにでも来たかのようなオープンカフェがあったりと、時間があったら恵比寿探索ツアーなんかもしてみたくなった。

そして連れて行かれたお店にこれまたビックリ! 入り口は完全に民家そのもの。看板も無し。そして入ってみればこれまた見事な年代物の建物で、階段はギシギシいうし引き戸は思い切り力入れないと開けなかった なんでも昔は学生専用の下宿屋だったそうな。どうりで食事処だというのにタイル張りの共同洗面所が残っていた。
学生用下宿だから部屋はどれも四畳半か六畳で、これまた商談には都合良いわけだ。畳部屋なのがちょっと辛かったけど。

一見さんお断りのお店なんだそうで、お店の名前は伏せときます。ご興味ありましたらおごってください。私がご案内いたしますので(笑)。 

odemukae







今年の3月、日本はようやっとクック諸島を国として認めた…という記事があった。
なんでも日本の法律ではかの地を独立した国家として認める事が出来なかったのだそうだ。それがどんな法律だったのか、そしてその法律がどのように改正されてこの度クックを国として認めるに至ったかは書かれてなかったけど、渡航したことのある私としては非常に不思議な思いだった。
passport
だって、かの地が日本としては国では無いというなら日本人の私は何処に行ったことになるのだ? クックと言う名の“土地”に上陸した…ってことになるのか? 私のパスポートに押されたのは単なる記念スタンプだ、ってことなんだろうか?
「息を飲む」という言葉があるけど、これを英語で言うとCach one's breath at となるそうな。呼吸するのを忘れるほどに驚くというのは世界共通なんだな。
で、私がその美しさに息をするのを忘れるほど驚いたのが、このクック諸島とニューカレドニアのウベアだった。 

どんな法律改正したか知らんけどクックを国として認めた背景は、きっと日本の尖閣諸島にとどまらず、南沙諸島や西沙諸島にまでちょっかい出してる中国を牽制するためなんだろうと思う。
中国の横暴さは日本国以外の外国でも聞き及ぶ。まるでジャイアンのような国だ。傍若無人に振る舞われるのも困るのだが、お願いだからこの美しい国々を汚さないで欲しいと切に願う。

cook






タイトルに「シュワッチ!」と書けばウルトラマンの事だろうと思うだろうが、実はお酒の話しなのだ。

shuwacchi一昨日、とあるお店で出されたお酒。
「酒和地」でシュワッチと読ませるそうな。
なんとも小馬鹿にしたようなネーミング。しかも酒造はどこかと見れば、上機嫌ならぬ上喜元ですと。
ここまでくると完全にバカにされてるとしか思えんのだけど、どうやら消費者をバカにしてるわけではなさそうで、味の方はサッパリとした、まさに夏向きなにごり酒だった。

にごり酒自体が発酵途上だから発泡してるのだけど、この酒はそこに新たに炭酸を加えているそうな。そのせいか、にごり酒独特のネットリ感が無く、爽やかな喉ごしだった。

せっかくこんな美味しいお酒を造れるんだから、こんなダジャレた名前付けないで、「夏酒」とか「淡(あわ)酒」なんてネーミングにした方が良いと思うのだが……。

しかし人気でリピーターも多いらしい。確かに美味しかった。美味しくて飲み過ぎてしまったい。いつものごとく「そら行け~!」状態に陥り、カラータイマー点滅してたけど「シュワッチ!」とは帰宅できずにお決まりの梯子酒。どうやって帰ったか覚えてないけど、目覚めてみればしっかり二日酔い (それはこの酒のせいではないな

山形のお酒。もっと流通させてくれれば日本酒はあまり飲まない私も少しは支援出来るのだが、私の地元では今のところ入手不可なのが残念だ。






他人の空似といいますが、私はよく某・アクション俳優に似てるといわれます。
しかし、顔は少々似ていても根本的に体格が違う。なので今は無きコンチネンタル・エアーラインのキャビンアテンダントさんも、通路を歩きながら私と目が合った瞬間、「ハッ!」とした表情して足早に近づいてきて、途中でそんな有名人がエコノミークラスに居るわけないと気がついたか、「良く見りゃ似てないわ」と思ったか、歩みをゆるめて私を見つめながら苦笑いしたりしたものです。
昨年は某国でサインを求められたこともありました。

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写真のサカナはロックビューティーといいます。カリブ海サン・ペドロの海で見つけました。
しかし、日本の沖縄方面にもコイツとそっくりなソメワケヤッコという、まさに他人のそら似のようなヤツがいます。ロックビューティーと同じ色調で下半身は濃いブルー、上半身はあでやかな黄色です。しかしそのソメワケヤッコは目のアタリにも下半身と同じ色で隈が出来たようになってます。一見パンダのようにも見えます。

世界には自分とそっくりな人が3人いるらしいですね。
私の場合、そのうちの一人はチョー有名人ですが、もう一人は何処にいるのでしょう? 会ってみたいものです。




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雨に濡れた革靴を陰干しし、片付けようとしたら靴に何かが付いてる。何だろうと目を凝らしてみれば(最近そうしないと良く見えない)、体躯2㎜ほどの小さなテントウムシだった。

テントウムシはご存じのように害虫の分類に入るヤツと益虫に分類されるヤツがいる。日本が農業国として歩んできた時代が長いから、基本的に草食のテントウムシは全て害虫扱いされてる。で、かたや肉食のテントウムシは農作物に付いた虫を食べてくれるから益虫ってことになる。
この正義の味方テントウムシの代表がナナホシテントウムシやナミテントウムシで、悪漢テントウムシの代表がニジュウヤホシテントウムシやトホシテントウムシだ。
この写真のテントウムシはシロジュウロクホシテントウムシだと思うのだけど、正義の味方か悪漢かというと………。ワカリマセン たぶん悪の一味だと思う。こんな可愛い目をしてるけど。

私はゴキブリとハエと蚊以外は、それが害虫と呼ばれてるヤツであっても逃がしてあげてる。母方の実家は農家だけど私はサラリーマンなので私に直接的害を与える虫以外は全て益虫ってことにしてる。じゃあハチはどうなんだ? と言われると、滅多に刺されることも無いので私の分類上では益虫としてます。かみさんは何度か刺されて大嫌いのようだけど。

良い奴か悪い奴かなんてのは結局その当事者にとってのことであって、関与してない者からすればどうでもいい事になっちゃう。しかし、視点を自然界に移して見てみれば悪代官はまさに人間そのもので、その他の生き物はみな共存共栄していて良い奴しかいないのですな。悪の権化とはまさに人間なのです、虫や動物たちからすれば。

ところで昨日。
久々に愚息2号が帰ってきたので、手伝わせて衛星放送用のパラボラを移動することにしました。隣家の木が延びてきて写らなくなっちゃったのです。
で朝起きて、まだ寝ぼけ眼のままズボンを履き替えようとしたらバランスを崩し、その身体を立て直そうと踏ん張ったら腰がグキッ!  

ぎっくり腰になってしまった  情けなや~!







qeentriger


モンガラカワハギのことを英語でトリガーフィッシュという。
ダイビングを始めたばかりの頃、オーストラリアのグレートバリアリーフで初めてゴマモンガラに遭遇した。あまりのその憎々しげな面構えが脳裏に焼き付き、イクジット後にガイドさんに名前を聞いたら「トリガーフィッシュだ」と言う。
トリガーって言えば銃の引き金のことじゃないか。何で銃鉄なんだと私はさらに質問した。すると、「あいつは狂暴で、産卵期には危険極まりないのだ」との返事。
確かに憎々しげな顔をしてはいたけど、大きさは60㎝程度。危険だなんて言ったって、サメに比べれば可愛いもんだろうとその時は思ってた。ところがその3年後。私はヤップ島でコヤツ(ゴマモンガラ)の攻撃をまともに受けた。イヤハヤなんとも本当に怖かった。
殺されることは無いだろうけど、あの顔で追いかけられれば恐ろしい。逃げまどう私の足下でカシッ!カシッ!と噛みつく音が聞こえた時にはマジでキ△◯◇が縮み上がった。

しかし、上の写真のクィーントリガーフィッシュはそんなことはしないだろう。なんたってクィーンなんだし。だからパージャックくん(多分)もずっと連れ添って泳いでる。

話しは変わるが、東京はここ連日の雨。沖縄は梅雨明けしたらしいけど、コッチはいつになったらカラッと晴れてくれるのだ。電力不足が懸念されてるけど、ジトジト雨より暑い方がまだましだ。
こんな時期は食あたりに気をつけなくてはいけない。ユッケなんて今どき食べるにはけっこう勇気がいるぞ。先月はユッケの集団食中毒事件もあったばかりだし。
昨年サイパンで私はものの見事にやられた。ユッケでなく餃子だったけど。あの苦しみは二度とゴメンだ。気をつけましょう、皆さま。


ところで、食あたりと食中毒はどう違うのかと思ったら、一緒なんだそうな。確かに“食あたり”は“食中り”と書くものなぁ。








一昨日にカリブ固有種・ターポンの事を書いた際に「一番会いたかったのがスポテッドドラム…」と言ったのだから、そのスポテッドドラムも登場させなくては不公平ですね。

コイツです(↓)

spoted_Young

どうです? なかなか可愛らしいでしょ? 前回登場願ったターポンと比べると、まさに美女と野獣です。
この子は大きさは5㎝ほどです。大きな背ビレと尾びれをユラユラさせて岩礁地帯にいます。

そしてこの子が大きくなるとこうなります。↓

spoted_adult

この子はまだ成魚とは言い切れない青年魚…くらいでしょうか。もう少し成長するともっと背ビレが短くなってくるようです。
成長するにつけ身体の模様や色が変化したり、このように体型が変化していく魚はけっこう多いです。

昨年キューバで潜った際に、このスポテッドドラムと似たような奴と遭遇しました。


コイツです(↓)

jacknigffish

一見、同じじゃないかとも見受けられるのですが、よ~く見ると背ビレと胸ビレがちょっと異なります。ストライプもこっちの方が細いです。
ジャックナイフフィッシュというそうです。コイツも固有種だそうです。

私は魚にあまり詳しくないですが、たぶん種もしくは科としては同一分類に属するんじゃないでしょうか。生息地も同じカリブ海ですしね。

人間でも血が混じると美男・美女が誕生する確率が高くなるそうですが、サカナはどうなんでしょ? このスポテッドドラムとジャックナイフフィッシュが結婚したら、もっと可愛いのが誕生したりするんでしょうか。





turpon



カリブ海固有種のターポンです。
数年前にコスメルに行った際に一番会いたかったのがスポテッドドラムで二番目がコイツでした。古代魚なんですね。コイツの大きさは80㎝ほどでしたが、2㍍以上の大きさにまで成長するそうです。下唇突き出しちゃってなんとも不敵な面構えですですが、実際にどう猛です。人を襲うことは無いようですが。
ルアーやフライ・フィッシングの対象魚でもあるのですが、こんなデッカイのフライで釣ったらかなりスリリングでしょうね。
私はコイツを先回のベリーズで見つけました。この時のガイドさんはやたら水深取るガイドさんで、ズ~ッと25㍍あたりを潜行してるのです。そんな水深でずっと潜ってればデコが出やすくなるので私は彼の後を追いながら独りだけ水深を上げていました。で、コイツを見つけたのです。
水面が写ってます。私は水深15㍍ほどでした。コイツがいたのは水深5㍍ほどです。水面近くにいる小魚狙って飛び込んでくる鳥でも狙っていたのでしょうか?
銀色に光る体躯がいかにも古代魚であることを物語ってます。

ところで唐突に話しは変わるのですが(いつもの事ですが……)、東京電力の今夏のボーナスってホントに50%カットで支給されるんでしょうか? 

昨日、福島県相馬市の酪農家が自殺しました。放射能汚染によって原乳の出荷が停止され、搾乳した牛の乳を捨てていたそうです。彼の遺体があった小屋の壁には「原発さえなければ」と書き残されていたそうです。
確かに原発などというものをいち民間企業に任せていた国にも責任はあると思うけど、任されたことで東電職員は安穏と高給貰っていたわけです。
いままでいっぱい貰っていたんだから、こんな時こそ職員みんなで自発的にボーナス返上するような意識は持てないもんなんでしょうか? ボーナス無くてもそれでも普通の中小企業の社員よりは給与、多いはずです。
私たちの税金が使われてることだって知ってるだろうに。

上層部アンポンタンの社会的責任に対する意識が皆無なのは露呈しちゃったんだから、せめて東電一般職員の人間としての、日本人としての当たり前の行為を見せて欲しいと思う今日このごろなのです。









sisido


昨日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブに行ってまいりました。
日本ゴルフツアー選手権開催コースです。私はほとんどゴルフ中継は見ないのですが、ここに来ると決まっていたので先週末はしっかりと中継を見ました。でも見なかった方が良かったような気もしました。余計なイメージをインプットしてのラウンドは、思ったように打てないヘボ・ゴルファーにはストレスが溜まるだけで意味無しでした。

sisido_guid上の写真は宍戸ヒルズの西コースNo.17ホールをグリーンわきの特設ティーグランドから写したものです。
“特設ティーグランド”からこの写真を撮ったということは………。ハイ、ご想像の通りでございます
テレビ中継を見て、「このホールはセカンドで載せるのは無理だから、きざんで3打目で勝負しよう」と目論んでおりました。で、3打目。残り140ヤードを8番で狙って見事に池ポチャ。特設ティーグランドのご厄介になったのでした

このコースは各ホールごとにツアープロのアドバイスが右写真のような立て看板にあるのですが、まったくもって無意味ですナ。ご託言のように打っていけるはずがないのです。
石川遼のように打ててれば140ヤード程度を池ポチャするわけが無い!(泣)

せっかくこんな素晴らしいコースに行くとわかっていたのに、まったく練習もしないたわけ者です、わたしは。昔はそこそこ練習もしていたのですが、この10年以上練習したことはありません。ちゃんと練習しないとダメですね。

絨毯のような最高のフェアウェイでしたが、「ガイガーカウンターで計ったらきっと結構な放射線量なんだろうなぁ」なんて思いながらも、もう一度挑戦したい、もうちょっと練習してから再挑戦してみたいコースなのでした。



grand_zero


マンハッタンです。

壁際に建つ十字架のようなものは、グランド・ゼロの瓦礫の中から取り出された鉄筋の残骸です。ここも観光名所となっているようです。
で、グランド・ゼロなんですがすでに工事がかなり進んでいて、周囲はブルーシートで被われ中を覗くことは出来ませんでした。今度はツインではなく1本の高~いビルが建つ予定だそうです。
私は日本を発つ直前まで、グランド・ゼロにも立ち寄ってお線香でも手向けてこようかと考えていました。
しかし、もしも新宿のビルの谷間でお線香焚いてる人がいれば自分はきっと不気味に思うだろうから、それはニューヨークだって一緒だろうとお線香の持参は止めたのでした。suitcase

2001年の9.11テロ以来、アメリカへの入出国審査がとても厳しくなりました。
以来、私は何度か身体検査を受けましたし、今回ダラスではかなり入念なボディチェックを受けました。どうやら機内持ち込みしようとしたカメラ機材(ハウジングとフラッシュ)が怪しまれたようです。審査官、見たことなかったのでしょう。

「ここでチェックされるのが嫌ならプライオリティルーム(特別室)に行こうか?」と審査官に聞かれましたが、屈強な男と二人きりで密室に入る方がよっぽど怖いので断りました。その場(入国審査ゲートのわき)で、公衆の面前でやってもらいました。その方がずっと安心です。

こんな再検査を受けるたびに、最初の頃は「自分で火を点けて反撃を食らい面倒増やしてる」とブツブツ文句も言っていたのですが最近ではすっかり慣れ、スーツケースに鍵をかけずに預けることも平気になっていました。
ところが今回。
ベリーズからマイアミへ。そこで乗り換えてニューヨークに行くという行程の中で、解放していたリモアのダイヤル・キーが何かの拍子に回ってしまってロックが掛かってしまったようなのです。
しっかりと壊されていました(泣)。BlogPaint

何となく「大丈夫かなぁ?」と気にもなっていたのですが、ダイヤル・キーの上をスーツケース・ベルトで巻き固めてあるから大丈夫だろうと安易に考えた私の失敗でした。
中に入っていたのはダイビング機材と水中ライト(電池は抜いてある)程度なんですが、必ずオープンチェックしなくちゃならんものなのでしょうか? その他二つのキーは開錠してあるんだし、搭乗前にアナウンスして開けさせるとかすれば良いと思うんですがね。
何も壊すことはないだろうに……(泣)。

このリモアはキャスターを壊されること2回(2回とも保険で修理)。そして今回のダイヤル・キー破壊です。
これだけ使い込んでくると愛着が湧いて、もうかなりボロボロなのですが買い替える気にはなれません。
まぁ、いつかはサヨナラする日もくるんでしょうが、アメリカ入出国管理局の横暴にもめげずに連れ歩こうと思っています。

megami


マンハッタンを散策した日は写真のように青空が広がっていましたが、本日の東京は朝から雨です。サッカー練習も中止になりそうです。

こんな日は本当にヒマになるのです(苦笑)。








ooiso


一昨日から大磯ロングビーチにおりました。
泳ぎに来たわけではありません。合宿セミナーの会場がこちらだったのです。1泊2日缶詰でのお勉強会は確かに疲れますが、顔見知りも増えてきた今ではさほど苦痛感も無く、しっかりお勉強できるようになってきました………。
と書きたいところなのですが、ちゃんと勉強できたのは初日だけ。夜はものの見事に酒浸りです
帰る必要もなくそのまま眠れるという安堵感から酒量も倍増。案の定、今朝は頭ガンガンでお勉強どころではありませんでした(汗)。公費使ってこれではいけませぬ  勉強のし過ぎで頭が痛くなったことにしておこう。

私はここ、大磯ロングビーチで泳いだことはありません。子供の頃、友達が夏休みにここで泳いだと自慢げに私に話したとき、「なんで海のそばまで行ってプールで泳ぐの?」と聞いた覚えがあります。その答えは忘れましたが……。

前にも書きましたが、ダイビングの後にプールにドブンと飛び込み、軽~く泳いで潮を流し、プールサイドでビールやカクテル飲むのは大好きです。
しかし、こんな海辺で海水に浸かりもせずにプールで泳ぐってのは、どうしても理解できないんですよねぇ。まぁ、確かに泳ぎたくなるような海でもないですから、海水浴気分でプールで泳ぐってのも身体が潮でベタベタしなくて良いし、なんとなくは理解できるのですが、でもやっぱし私の趣味ではありませぬ。

ここに到着した日は係りの人がプールの底を洗っていました。そして今朝みたら半分ほどのプールには水が張ってありました。
プール開きも近いのでしょう。

夏はもうすぐそこに来ています。









ずっと前に「想い出の曲」と題し、記憶に深く残る歌の話しを書き、その時にはきっと第二弾も書くだろうと思って(その1)としたのだけど、結局それ以降は書くこともなく今日まできてしまった。
で、やっと(その2)です。…………、ネタ切れにつき

大学に入って私はがむしゃらにバイトをし、ホンダのシビックRSの中古車を購入しました。
この中古車は、中古だっちゅうに新車よりも高かった。それはこの車が2000台の限定生産であったことと、そしてちょっぴりだけど無限(ムゲンというチューン会社の名)のチューンアップが施してあったからです。

今どきの若者はあまり車に興味を抱かないようだけど、私たちの時代の男子学生にとって車はステータス・シンボルであり、ナンパの必需品でもありました。しかし、私はひたすら“走り”を求めていたので軟派目的なんていう不純な動機にこんな高額の買い物をする奴を笑い飛ばしていました(ウソ)。
第一、このRSは知る人ぞ知るマニアックな車だったので、「なんだぁ~、シビックじゃん」と女の子には不人気だったのです。でもいいのです。私はジムカーナやダート走行を楽しむのが目的だったのですから(半泣き)。
だから私は“ここぞ!”という時には友人の同じホンダのS800(スポーツカーです!)を借りていったものでした。それも1回しかなかったけど。当時の私は硬派だったのです(いやホント)。

そんな硬派の私だったけど、仲間に誘われ女の子たちと一緒にスキーには何度か行きました。
この八神純子の「さよならの言葉」がその頃にオーバーラップするのです。「硬派だったってのに、ずいぶん軟派な曲聴いてたんだなぁ」なんて言わんといてください。私や仲間の車に分乗しスキー場に向かう間、誰かが持ってきたこの曲が入ったアルバムのカセット・テープを何度も聴いていたのです。
硬派な私も聴き惚れ、結局アルバムを買い求めました。



私はこの曲の歌詞の、
 私の手には多すぎて、ずいぶん捨てたつもりでも…(中略)、私の指をこぼれてるという部分が特に好きです。

どこかのセンセイは「国民のことを一番に考えてる」なんて平気で嘘を言ってますが、一つでもこぼすことなくバケツ持ってでも国民の思いを、被災された方々の思いを全て受け止め対処して欲しいものです。
そういえば「辞任しろ!」とあれほどバッシング食らい、解散騒動劇まで演じられたのに未だにそのポストにしがみつくあの方は、何が欲しいのでしょうか? ひたすら権力の座にしがみついてるようだけど、その割りには権力使って何かをするでもなく、何も出来ず……。

「総理、ぜんぶ手の平からこぼれちゃってますヨ!」。

なんか不思議な人だなぁ。










itamu_hito私がこの人の作品を読んだのはこれが3作品目だ。
初めて読んだのが「永遠の仔」。この作品を読んだときは正直、強烈なインパクトを受けた。この作品の最後、確かこの本の読後にも書き残したと記憶するのだけど、鳥肌が立ったのを覚えている。
その時のイメージがいつまでも残っていて、その後に全5巻の長編「家族狩り」を読んだけど、あまりに暗い物語に心はドヨ~ン 確か今回読んだこの「悼む人」が直木賞を受賞したってんで買い求めに本屋へ行ったのだけど、「単行本は高いなぁ~」でヤメ。そろそろ文庫化されてないかと本屋に立ち寄った際に、「家族狩り」を買っちゃったんだった。

そしてようやく文庫「悼む人」を先週手に入れたわけなのだけど、「永遠の仔」のような感動はなかった。
しかし東日本大震災後であり、来週には私の親友の命日を迎えるというタイミングは、読み進む内に考えされられることが何度かあって、本を閉じてしばし黙考させられてしまった。

まだ読まれていない人もいると思うので、チョロっと内容を付記しておくと、要は人の死をどのように捉えるか…ということがテーマ(短かすぎるゾ!)。
これだけでも“ドヨ~ン”の雰囲気は伝わると思うけど、この世を去った人たちがどのように死んだのか、ではなく「誰を愛し、誰から愛され、誰からどのように感謝されていたか」を知ることで残された人の心にいつまでも留まるというのは素晴らしいことだなぁ、つくづく感じた。

では、私が死んだら? 私は誰から愛され、誰からどのように感謝されているんだ?
やめときましょう、まだ早い(笑)。実は誰からも愛されてないような気もして……(泣)。(喜怒哀楽が激しいなぁ)

少なくとも私の心には今も父と親友Mくんがしっかりと残っているのだから、それでいいのダ。








nisikigoi



日本の国花や国鳥、国蝶は知ってるので、国魚ってあるのかしら?と調べたら錦鯉だったと前回書きましたが、実はその時、私は日本の国魚があるとしたら鮎(アユ)じゃないかと想像してました。
金魚の原産国は中国と記憶してるしオランダにもいるようだし、けれど外国に錦鯉がいるとは聞いた記憶がない。でも、まさか日本の国魚が錦鯉とは思いませんでした。

かつて我が家の庭の片隅に小さな池があって、父はこの錦鯉を数匹飼ってました。
私はどうにもこの人工的に色が付けられた魚が好きになれず、多摩川で釣ってきた普通の鯉や鮒をこの池に入れて可愛がっていたのですが、父は「こんな汚い魚と一緒にするなよ」と、ちょっと嫌だったようです。
まぁ、その気持ちは理解できるのですが、「黒いのがいるから赤いのが引き立つだろ?」と言いなだめて一緒に飼ってました。(そのために池の掃除はいつも私の役目に

私が大学生の時。父と母は例年通り旅行に出かけて私は独りアルバイトしながら自宅を守っておりました。年末だったか年明けだったか記憶が定かではないのですが、私はアルバイトも休みになったので友人たち数人を自宅に呼びました。
酒とつまみを用意して飲み明かそう…ってなことになったわけですが、その時わたしの頭にグッド・アイディアが閃きました。
「ヨシ! せっかくみんなが集まってくれたし酒も持ってきてくれたのだから、今日はわたしが腕によりをかけて美味しい鯉の洗いと鯉こくを馳走してしんぜよう」。(料理は得意なのです)

私は自分が可愛がってる鯉が食らい付かないよう注意しながら池から一匹の錦鯉を釣り上げ、それをさばきました。

驚きました。
三枚に卸された鯉の身には、ものの見事に生前の模様が残っていたのです。

錦鯉のあの模様は表皮だけのもので、まさか身にまで至っているとは思わなかったのです。
あらいは薄造りなのでさほど気にもならないのですが、鯉こくはぶつ切りなので段だら模様が残ります。
でも味はいたって普通の鯉でした。
皆はちょっと気味悪がりながらも「美味しいゾ!」「料理、上手だねぇ」などと完食でした。

そして、数日後。
帰宅した父がその鯉に餌をやろうとし、「アレ?赤白が一匹居ない」。

流石です。ちゃんと可愛がっていた鯉を覚えていました。
焦ったわたしは、
「ネコにやられたんじゃない?」。


私はいまだ墓前報告もしておりません。


画像はシンガポール@エスプラネード公園そばのホテルにて










belise



国歌斉唱の際に起立しない人を条例で罰することが「思想、良心を直ちに制約するものではない」と、最高裁で合憲とされたそうな。
なんか私には理解できない話しだ。

まず第一に、なんで国歌斉唱の際に起立しない人がいるのか?
そして起立しない人を罰する、もしくは叱責することが何故いけないのか?
その両者の相容れない考えが何故に最高裁にまで上がって判じられねばならないのか?

学校に限らず企業でもサークルでも、人が集う場所にはそれなりのルールってものがある。そのルールに従わない者がいれば何らかのかたちで罰するのは当然だろうし、それが嫌な奴はその組織から抜ければ良いだけのことだ。
一番不思議だったのは国歌斉唱時に起立しない人ってのは、なんで立たないのか…だった。日本人じゃないんじゃない?なんて思ったのだが、どうやらその人たちはちゃんとした日本人で、彼らの論理では「国歌は天皇制を支持する内容で戦争を想起させる。故に侵略された国々に申し訳ない」という事らしい。ナンジャ、ソリャ?

日本はいまでも厳然とした天皇制国家です。ゆえに国歌は天皇を奉る歌詞にはなっているけれど、それと過去の戦争を結びつける思考回路が私には理解できん。
天皇制といっても現在の日本国においての天皇は、日本国家の象徴であってそれ以上でも以下でもない。
それほど日本国歌を斉唱したくないなら日本人を辞めるべきだろう。中国だろうがアメリカだろうが、どうぞお好きな歌詞の国歌を歌える国民におなりください。
あまりにバカバカしくて、放屁してやる気にもならん。裁判長、ご苦労様でした m(_ _)m

国歌斉唱を否定する理由がワカランかったのでググってみたのだけど、あまりのくだらなさにググった自分が恥ずかしくなった。
あまりに恥ずかしかったので、気持ちを入れ替えるためにちょっと別のこと調べてみた。

国の歌は「君が代」。国の旗は「日の丸」。国の花は「桜と菊」。国の鳥は「キジ」。この辺までは大抵の人が知っているでしょう。私は子供の頃に蝶々が好きだったので国の蝶は知ってました。「オオムラサキ」です。

では、国の魚は?





 

錦鯉だそうです。

ウナギじゃなくてよかった

belise_bay




画像はベリーズ、サン・ペドロの中心を抜けた町の裏通りに建つ家と、その時の家の前の湾で撮った夕景です。




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