タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2010年06月

昨夜は仲間と連れだってフラメンコを鑑賞しに行った。


furamenco


フラメンコはダンスに目を奪われがちだけど、歌とギターと三位一体になって初めて芸術となるんだそうな。
発祥はスペイン南部のアンダルシア地方、って歌い手さんが解説していたけど、私はずっと昔にテレビで、ジプシーが移動しながら歌い踊っていた・・・と見聞きした記憶が残ってる。
その時の映像に流れた悲しい歌声とギターの音色、そして悲しげな歌声やギターの音色とは裏腹な狂おしいまでの情熱的な踊りに目と耳が釘付けになったのだった。

情熱的な踊りを堪能してお店を出たら、銀座の街並みは閑散としていた。そう、サッカーワールドカップの日本ベスト8進出を賭けたパラグアイ戦があったからだ。
私たちも応援しようと急いで家路に着いた。その途中の乗換駅で、

「オーオオー!
  オッオッオッ、オオオー! 
    オッオッオッ、オオオー!」


と日本サッカー応援を雄叫ぶ青い軍団に何度か遭遇した。
フラメンコ観て高揚してた私は、思わず一緒に行っちゃおうかな、と一瞬逡巡した。でも如何せん年齢が離れすぎてる
「なんだ? このオッサン」!なんて言われても嫌だし、だいいち彼らのパワーに付いていく自信も無かったので、素直に自宅で応援することにしたのだった。

そして今朝。
一夜明けてみればどこもかしこも「惜しかった。でも、よく頑張った」とのたまっていたけれど、わたしはちっとも「惜しかった」とは思ってない。確かに頑張っていたけど勝てる試合を落としたのだ。どこが「惜しかった」ものか!
PK戦は時の運だから、あれで負けちゃったのはしょうがないとしても、延長戦に突入する前の後半40分あたりは、完全に日本の流れだった。
あそこで点が取れなかったのが敗因だと思う。あのような時に点が取れるか取れないかが世界トップレベルとの差なのだ。

確かに120分間、よく走ってくれた。でも、勝てる試合を落としてしまった事は、選手が一番よく感じていることだろう。
試合直後はやるだけやった、なんて思ってたかもしれないけど、きっと今ごろ選手みんな不完全燃焼感がジワジワと沸き上がってきてるに違いない。いや、そうであって欲しい。何度も書くけど勝てた試合を落としたのだから。
PKを外した駒野に責任はない。もしも責めるとするなら、良いシュートを打ちながら決められなかった本田、松井にあると私は思う。

決めるべき時に決められない。言われ続けてもう何年になるだろう?




                  今年はスペインが優勝しそうな気がしてる。












 

今日書くことは実は昨日の事なのだけれども、昨日はバタバタと妙に忙しくて書く暇が無かった。

私はお昼をどうしようかと迷うことがほとんど無い。
なぜかって言うと、迷う時間がもったいないというか、迷うことが面倒で嫌いだから、仕事場近所の食事処を数店決めていて、そのお店をローテーションで利用してる。だから迷うことはまず無いのだ。オフィスレディ達と違って徒党を組んで食事する事も無くいつも一人だし。
ところがちょっとしたアクシデントのために昨日はお昼で迷ってしまった。

実は先週末、サッカーの練習に出向いた際に、ゴール横で子供が外したシュートを軽い気持ちではたいたら突き指をしてしまったのだった。
tsukiyubiPKを止めたのに再度蹴りこまれてグランドを拳で叩いて悔しがった全日本ゴールキーパーの川島永嗣選手ばりに、私もグラウンド叩いて悔しがりたかったけど、指は痛いしコチラのグラウンドは芝生じゃなくて土だし、グラウンド叩くことは出来んのだった。

右手中指が使えないと非常に困る。左手で箸を使うことも出来るように練習はしていたけど、仕事中は左手使用は避けたいのだ。
ラーメン食べててゆで卵をドンブリにボチャンと落としネクタイやズボンを汚すわけにはいかないから。

と言うことで、昨日は久々に食事に迷ったのだった。まぁ、迷ったといっても数分の事なのだけど。
箸が使えなければスプーンで食べりゃいいや・・・ってことでカレーのチェーン店に入った。
ところが昼のお店には迷わない私が、メニューを見て迷ってしまった。種類が異常に多いのだ。
もうどれでもいいや、と定番のカツカレーを注文したら、これまた辛さの加減からご飯の量、トッピングまで聞かれてますます困惑。
ところがわたし以外のお客は、やれ「1カラ」だの「2カラ!」だのダブルだのホウレンソウ追加だのと注文してる。
横でオーダーを聞いてたけど、1カラ、2カラは辛さの加減の単位だと想像出来たけど、あとは「ホウレンソウ追加」位しか理解できなかった。

私が会社近所の昼食処を決めているように、彼らはきっとこのカレー店の常連さんに違いないと思った。
でも、正直言ってさほど美味しくなかったし、味の割には高かった。私は絶対に常連にはならん。
たで食う虫も好きずき。味覚も人それぞれ、ってことなんだと突き指のおかげで再認識したのだった。

ということで今夜はパラグアイ戦。突き指の痛さなんかどうでもいいのだった。
前試合での良いムードが残ってるし、ワタシ的には勝てると思ってる。サンタクルスとバリオス、バルデスが要注意だけど、きっと日本ディフェンス陣は防いでくれると確信してるのだ。

さぁニッポン、ベスト8入りだぁ~!















mudai

著者は誰だったか、なんていう本だったか忘れてしまったけれど、ある旅行記の中に「3日もいれば紀行文が書ける。3ケ月も滞在すれば一冊の本が書ける。けれど3年も住めば(その地の事が)何も書けなくなる」というような記述があって、なるほどなぁ~、そうだよなぁ~、と感心した記憶がある。

今の居住地に引っ越してきて26年が過ぎた。「あなたの住んでる町のことを何か書け」と言われれば、非常に困る。私が住むこの町にはチット有名な寿司屋やケーキ屋、春ともなれば駅周辺は人出でごった返すほど少しは見所のある土地柄なのだけど、そのことを書くのは結構苦しい。
それらは私にとって既に日常であり、少しも特別でも無く、ましてや人に薦められるほどのものでもないと感じ始めているからだ(春のイベントはお奨めだけど)。
私が住むこの町に、例えばアネット・ベニングがやって来たとか、ある日突然、駅前に巨大な豆の樹が天まで延びていた、とかしたらこれは紀行文が書けるどころか大ニュースなんだけど。

アッチこっちと旅歩く私にとってその旅先は全て私の非日常だけど、出会った当地の人々はみな日常の中だ。だから海中という私にとっての非日常の世界に生きる魚たちにとっても海中が日常であり、彼らにとっての非日常とは、釣り人の針に掛かってしまった時とか、荒波で陸上に打ち上げられた時などだろう。



ところが想定外の非日常が襲ってくることもあるのだった。


montsuki

このモンツキカエルウオくんにしてみれば、まさか水中でニンゲンにくわえられるとは夢にも思わなかっただろうし、

issiyouji 

このイシヨウジくんにしてみたって、まさか突然ダイバーに首根っこ摘まれるとは思わなかっただろう。
目が点どころか線になっちまってる。

日常が破壊され、これは彼らにとってはまさにトンでもない大事件なわけだ。
彼らに文才があれば今ごろ「モンツキ危機一髪!」とか、「イシくんの大災難」なんて物語を書き始めてるかもしれない。










 

いや~、日本代表。決勝トーナメント進出を果たしました!
万歳! バンザ~イ!
昨夜は早々にベッドに潜り込み就寝。3時30分に起きて試合観戦しました。勝利を確認して再度ベッドに戻り、二度寝しようとしたのですが興奮しちゃって眠れんかった。
このあと昼飯食べたら猛烈な睡魔が襲ってくるんだろうなぁ

実は昨日も早朝起床。
クライアントのゴルフ・コンペだったのです。一人ピックアップのために新宿駅に向かう途中、新宿公園で体操してる人々を見かけました。結構な人数の人達が一緒になって体操してました。私の昨日今日の生活サイクルなら参加できます(笑)。

昨日行ったゴルフ場は千葉県のブリック&ウッドクラブというゴルフコースだったのですが、私はこのコースの名前すらも知りませんでした。でも、行ってみてビックリ。まるで海外リゾートのようなゴルフ場で、全てセルフプレーなのですが、スタートもラウンドも自由なのです。
驚いたのはそのプレースタイルだけじゃありません。コース自体も面白かったのですが、ここの運営スタイルです。
メンバーがそれぞれ自分の担当するホールがあって、そのホールをしっかり管理してました。また、イベント担当がいたり、植樹担当がいたりと、メンバーがそれぞれ何かに携わっているのです。

クラブハウスも日本のそれとは異なり、まるでリゾート・コテージのような雰囲気なのです。
仕事リタイア後に、このコースの近くに引っ越してくる人もいるのだとか。本当にクラブ・ライフを楽しむためのゴルフクラブなんでしょう。こんなクラブのメンバーになれたらさぞや楽しいだろうと思います。

bwgc


ちなみにご覧ごとくの難コースです。
プレー前に、「ここはコースレイアウトもグリーンも難しいから、通常より10打は多く叩きますので覚悟しておいてください」と言われたのだけど、どうしたわけかここ数年来の好スコアが出た。わたしと相性良いみたい。
メンバーになれってことかしら?









anemonefish

写真はオレンジフィンアネモネフィッシュの幼魚とツーバンデッドアネモネフィッシュの成魚です。
南の海ではクマノミの仲間を良く見かけます。良く見かけはするのですが、これがまた結構な種類があって、「なんだ、そいつには会ったことあるよ」と思っても、実は違った個体だったりするのです。
このクマノミも、最初は普通のクマノミかと思ったらどうも違うような気がして、バリアリーフアネモネフィッシュかとも思ったのですがどうやらツーバンデッドアネモネフィッシュのようです。
オレンジフィンアネモネフィッシュの幼魚の方は体長約1cmほど。可愛いでしょ~(^^)

で、一方コチラ(↓)が良く見かけるクマノミさんです。

kumanomi2

画像に注釈加えましたが、このクマノミ夫婦はただ今抱卵中でして、イソギンチャクの裏側にビッシリとタマゴを産み付けていました。
ガイドさんがそのタマゴの上に小さな貝殻を落とすと「コラ!何てことすんねん!」とばかり、ピャッ!と拾い上げて住みかの外に捨てに行くんですね。
「コリャおもろいゾ!」と何度かやらせたのですが、その度にこのクマノミさんはピャッ!と口にくわえて拾い上げて捨てるんです。
いつかは嫌になって止めるか怒り出すんじゃなかろうか、と思ったのですが何度やっても健気にピャッと拾い上げます。
これぞまさに親としての鏡です。ちょこっと動画も撮りましたのでご覧ください。一瞬ですので瞬きしてると見逃します(笑)。

もしかしたら彼らの暇つぶしに私たちが利用されていたのかもしれません・・・・。









 

日曜日の朝は時間があればTBSの「サンデーモーニング」を見てます。
あの「喝!」「アッパレ!」ってやつです。

先々週の放送で張本氏のコメントに意を唱えた江川紹子女史に張本氏が怒り、彼女の番組降板をTBSに求めたそうですね。「彼女が降りなければ自分が辞める」と(事の顛末詳細を知りたい方はググってくださいマセ)。
結局TBSは江川女史を降板させて張本氏を残したようだけど、バカだねぇ~。バラエティー番組ならいざ知らず、仮にも報道局制作番組だっていうじゃない。TBSはあのオウム真理教問題以降、まるで体質が変わって無いようですね。
私は張本氏のあのバカなコメント好きで同番組を観ていたのだけれど、番組にとって両者どちらが大切かといえば有無を言わせず江川女史でしょう。ほとんどの視聴者がそう思ってるはず。
何かといえば「アメリカ野球なんてこんなモンですよ」程度しかコメントできない張本氏の方が局にとっては大切だったてんだから、開いた口が締まりまへん。私が怒るほどの事でも無いんだけど、先週サイパン行ったときにフレームツリーが見事に咲き乱れていたので画像アップしときます。

flametree

フレームツリー。英語ではFlametreeと書きます。Flame=炎、情熱で、日本では火炎樹と言います。
樹木もTBSのオバカぶりを怒ってるんですね。エッ、そんなことないですか? 
そうですね、普通はせいぜい燃えているようだと感じる程度ですね。スミマセン、単にこじつけたかっただけです(汗)。

こじつけついでにもう一つ。
「七味唐辛子」。これは何と読むでしょう? 普通は「シチミトウガラシ」でしょ? 私はズ~っとそうだと思ってました。
ところが違うらしいです。ホラ!↓


nanami

ナナミトウガラシ、と読むらしいです。サイパンでは。

エッ? 何がこじつけつでなのかって?
ほら、これも炎のように熱くなるじゃないですか!
色彩も今回は赤で統一出来ましたし。

私のコメントはアカではないと思うのですけど。











キューカンバーって言えば、普通はキュウリの事ですが海で使われるとナマコの事を指します。正式にはSea Cucumber って言います。

昨日書きましたわたしの300本記念を祝ってくれたナマコくん達は、ハネジナマコと言います。撮影場所はサイパンのキューカンバーヘブン。まさにナマコ天国と呼んで間違いないような、ナマコだらけのダイビング・ポイントで、50や100匹なら直ぐに集められるほどゴッチャリと生息していました。

いろんな海に潜ってますが、概してサイパンはナマコが多いなぁ、と感じます。色んな種類のナマコが居ますが、残念ながら食用に適した種類は少ないようでして・・・・。

cucumber1

第一、仮にこんなデカイのが食用だとしても食する気にはなれませんなぁ(汗)。

食用にする気は無くともこれだけ大きいと、ちょっとしたイタズラをしたくなっちゃう訳でして・・・・・・。

cucumber2


タンクにペッタリとくっつけられてるのはバイカナマコ。
これだけデカイと結構重いと思うんですが、なかなか気付いて頂けませんでした(笑)。

ナマコって生物はとっても素晴らしい生物で、海中に沈殿した有機物を食べて分解し、またもとの綺麗な砂として排出してくれます。
・・・・・って事は、以前に何かで読んだ記憶があったのですが、どのように海を綺麗にしているのかは知りませんでした。

これです↓


cucumber3

今まであちこちの海底で見かけていて、てっきり何かのタマゴかと思っていたのですが、これがナマコの排泄物だそうです。
触ってみたらサラッと崩れて砂になってしまいました。それはとっても綺麗な、真っ白な砂でした。






さて先週、「ちょいとそこまで」の軽いノリでサイパンに行って来たのですが、帰路はちっとも「ちょいと」のノリではなく、まさにオーバーでもなく足下はフラフラ、息も絶え絶えの帰国となってしまいました(泣)。

食べ物に当たってしまったのです。
ダイビングの全行程を終えての事だったのでまだ良かったのですが、帰国前夜半からゲーゲー&ピーピー状態で、疲れから猛烈な睡魔に襲われ眠るのですが、眠りに落ちる寸前でトイレに駆け込む有様だったのです。
これは辛いですよ~。まさに拷問ともいえるものです。ウツラウツラと5分もしないうちに猛烈な腹痛と吐き気に襲われるので、眠ることもままならないんですから。眠らせてくれそうで、眠らせてくれない・・・。これを拷問といわずして何といいましょう。

でも不思議なことに男と女は身体の作りが異なるためか、食中りの発病時間がズレるみたいですね。これもまた、助かりました。
もしもタイミングが一緒だったらトイレ独禁法違反だと、間違いなく夫婦喧嘩も同時に勃発していたことでしょう。私がウンウン唸ってるときに、かみさんはスースー寝息を立ててました。
発病がかみさんの方が早かったようで、私がトイレを占領した時には枕が転がってました。翌朝聞くところによると、どうやらベッドとトイレの往復が面倒になって、トイレで寝ていたようです。


今回のダイビングはちょっとしたメモリアル・ダイブでもあったのですが、このアクシデントも加わって、忘れられないダイビングになったことは間違いありません。

memorial


今回のダイビングで通算300本を数えました。
コッペパンのような文字はナマコです。約40数匹のナマコを集めてきて祝って貰いました。
文字がビミョーにズレているのは、ナマコが動くからです。ジッとしているようで彼らは結構な早さで動くのです。この写真を撮った約30分ほど後にココに戻ってきた時には、すでに文字は綺麗サッパリ消えていました。
出来れば食中りもこのナマコくらいのスピードで去ってくれれば嬉しかったのですが、今朝のわたしはまだ完全に復調していません(泣)。

ナマコくん達は、波打ち際に書いた文字よりはちょっと長く残っていてくれますが、それでも去って行ってしまいます。メモリーなんてものはそんなものなんだな、と認識を新たにしたのでした。
ナマコくん、お騒がせしましたm(_ _)m














宮古島や石垣島で潜ろう、なんて思えば旅費と宿泊代でどうやっても4万円は下りません。なのに、なのにですよ。サイパンが3泊4日で29.800円ってのはどういうことでしょ?
前にも書いたことありますが、時期と出発日次第では2万円以下! なんてのもあるそうです。
ということで、サイパンに行って来ます(笑)。

今夜の最終便で向かい、日曜日に帰国です。
伊豆で潜るにゃまだ冷たい(推定水温17~18度)。宿泊すれば一泊5~6000円はかかるから、だったらサイパンでしょ! って事になったわけです。
ネット上で評判悪い口コミガンガン書かれてる、て◯△くらぶで手配お願いしました。
実は前回もこの旅行代理店でお願いしたんですけど、確かに評判通りの対応でした(苦笑)。会社の実情を知れば、従業員が若いからまぁ致し方ないなぁ、とは思います。思いますけど、驚きますよ、やっぱり。チケット等々送られてくるのは出発数日前ですモン。私の知り合いなんかは、ニューヨーク行きをお願いしたら出発5日前に「出発日変更願えませんか?」なんて電話かかってきたそうです
確かに安さが魅力ではあるから少々の手際の悪さ、がさつさは許すにしても、出発日の変更ってのは流石に無理っしょ。

さて、いつも私は成田空港に向かう際は京成電鉄の普通特急です。乗車運賃1000円也で空港に向かいます。しかし、17日の今日から京成スカイライナー新型車両が運行すると聞きつけた私は、「ナニ!成田空港まで36分! 20分以上も時間短縮ではないか! しかも今日がお初か! ならば乗らねばなるまい!」と事前チケット予約をしようとしたわけです。Newskyliner
たった10分しか到着時間が変わらないのに1200円も余計に取られるので現行のスカイライナーには乗らないでいたのですが、20分以上も早く到着し、しかも今日から運行開始となれば話しは別です。
ところがネットで検索してもニュースは出てきても時刻表が出てこない。京成電鉄はいったいナニやっとるのか、と腹も立ったけどネット検索も面倒になって会社近所の旅行代理店でチケット予約しようとしました。
窓口の女の子に「今日から運行開始する新スカイライナーのチケットちょ~だい」とお願いしたら、奥に入って行ったっきり待たせること十数分。ぼちぼちイライラし始めたところで「お客さま、大変お待たせいたしました。新スカイライナーは来月の17日から運行ですので現行のスカイライナーで宜しいですね」。

既に彼女の手には座席指定のチケットが。

「ごめんなさい。そのチケット、キャンセル出来ます?」(汗)。

普通特急に乗り込みます。
横座りで行って来ます。

せっかくネット検索してたんだから、ニュースもしっかり読めば良かった













岡田ジャパン、良くて引き分けかと思っていたらカメルーンに勝ちましたね! 後半は疲れからか守りに入ってしまって、もっと攻めて欲しかったけど、まずは勝利でバンザイ! バンザ~イ!   なのですが、本日書きたいのはサッカーの話ではありません。

海底に沈んだ船、沈船に潜るダイビングのことをレック・ダイビングといいます。
わたしは過去にチュークの平安丸に神国丸、ロタ島の松運丸、サイパンの松安丸、そしてヴァヌアツのプレジデント・クーリッジなど、いくつかの沈船に潜りました。下の写真はロタ島に眠る日本軍の運搬船だった松運丸です。
ダイビングでは潜る前に、これから潜るポイントの説明をしてもらいます(ブリーフィングと言います)。それらの沈船に潜る際にも当然ありました。
でもその説明は、通常は潜る上での注意事項やどんなもの(魚)が見られるかの説明がほとんどで、何で沈んだのかは概要だけしか教えてもらえません。そんな詳細を話してる時間も無いからでしょうけど、そこに潜る私もどうして沈んだのかと考えながら潜ることもありませんでした。突き詰めれば、結局は戦争という悲劇の産物なのですから。
しかし心の何処かに呵責が生まれるのか、はたまたそんなタワケ者がやって来ることを船の方が拒否してるのか、私はあまり楽しく潜ることが出来ないでいました。

rota_ship

浅田次郎の「シェエラザード」の中に、わたしが潜ったことのある船の名前が出てきました。このシェエラザードでは弥勒丸という豪華客船が主人公です(実際の船名は阿波丸というそうです)。
serazard当時、世界で一番の豪華客船として生まれながら戦争という悲しい時代の中で軍用として徴用され、一度も客船として就航することなく台湾海峡に沈められました。この弥勒丸引き上げ話しに端を発してこの物語は進んでいきます。

アメリカの豪華客船だったプレジデント・クーリッジも、そしてチュークに眠る平安丸も、みなこの弥勒丸と似たような運命で海の底に沈んだのでした。
悲惨な末路をたどったこの船たちが(松運丸とプレジデント・クーリッジは犠牲者を出していませんが)、今はダイバーの見せ物となってることがとても悲しかったのを覚えています。そして戦争によって沈められた、程度の知識しか持たずに潜っていた自分が恥ずかしい。

わたしは南の島に行くときは、大抵お線香を携行しています。供養のためです。
しかし巨視的に戦争をとらえてそんな場当たり的な行為をするのではなく、その島その地の、そして海中に今も眠るその船の、一つ一つにあった歴史にもっと目を向けるべきだと思います。
とは言っても彼女(船)たちの過去を知れば知るほど、きっと潜ることが躊躇われるようになるな、とも感じています。

物語に出てくる弥勒丸は水深50mほどの海底に沈んでいることになっています。テクニカル・ダイブなら潜れない深さではありません。でも、この物語を読んでしまった私は、仮に潜れたとしても潜る気には到底なれません。
物語はフィクションでもアメリカ海軍に沈められたのは事実です。そのあまりにも悲しい運命を知れば、それを物見遊山的に見物するようなことは出来ません。でも、そのような事実を知らないことはもっと罪なのだとも思います。

私が小さかった頃、宅地造成のためにか私たちが遊ぶ原っぱにトラックが土砂を置いていくことが度々ありました。原っぱに出来た土の山を陣地に見立て、戦争ごっこだと土のかたまりを投げ合って遊んでいました。
親に見つかりこっぴどく怒られたのを今でも覚えています。親は目に当たったら失明するだろうと私たちを叱責しました。
その理由もあったでしょうが、あれは戦争を遊びにしていたからだったのかもしれません。戦争体験者が終戦後に、自分の子が“ごっこ”と戦争を遊びにするのは耐えられなかっただろうと思うのです。

読後に作品のタイトルにもなっているリムスキー・コルサコフの「シェエラザード・第3楽章」を聞きながら、平安丸プレジデント・クーリッジに潜った時のログを見ていたら、図らずも涙が出てきてしまいました。
安らかに眠ってください、などと私が言えるものか判りませんが、せめてこれからもあなた達を訪ねるダイバーに「過去を忘れるな!」と言い続けていて欲しいと願います。日本の繁栄は、このような過去の上に成り立っているのだと。

だから今も眠る英霊たちに、

     宜しく候・・・・・・・・、

       よォそろォー!

          
                         よォそろォー!



       




katsuragi先週は出張のダブルヘッダー。さすがにレンチャンは堪えたなぁ。

でも運が良いことに昨日は、久しぶりにサッカーの出動要請もなく自宅待機が出来て、ホント、助かった
でも本当は疲れを取るなら自宅でグダグダするより、少しは運動した方が良かったのだけどね。
強制されないと出来ない自分の怠惰さは、やっぱり年なんだろうなぁ

週前半の出張先は神奈川県で、後半は静岡県。
で、その静岡県で泊まったところが2002年にサッカー日本代表が合宿を行ったお宿で、サッカーファンならずとも「あぁ、あそこね」っていう、チト有名なお宿でして。
ロビーには当時の日本代表のサイン色紙と写真が飾られていました。

このお宿はそれはそれは綺麗な日本庭園があって、部屋も広く、そしてお風呂は3つもある。全部のお風呂に浸かることは出来なかったけれど、それでも2つの露天風呂を堪能しました。そのうちの一つの露天風呂から出たときに、何かを踏んづけた。
足の裏に伝わるその感触からして、尋常ならざる物を踏んづけたことは明らかだったので、おそるおそる足を持ち上げてみると、そこには体長1cmにも満たない小さなカエルが。
「ギャ、まさか踏み殺したか?」と思ったら、ピョンピョンと跳んで逃げていった。まさにど根性カエルです。

さて今夜は日本初戦のカメルーン戦。
是非とも死にものぐるいで戦って欲しいものだ。体重63kgの私が踏んづけても、どこ吹く風のように去っていったど根性カエルのように、転んでもボールをゴールに運んで欲しいものだ、敵陣のゴールにね。








カニを食べるときに出てくる、カニの耳かきのようなフォークのようなもの。
アレってなんていうのでしょう?

カニ・フォークってのが最初に浮かんだ言葉なんですが、“フォーク”ってのは和食にそぐわない。カニ箸? まさかホジホジってことは無いだろうと思っていたら、
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hojihoji







これはシャレなのか? はたまた本来の名称なのか?

どなたか真実をご存じないですか?






suitengu昨夜はお客さんに呼ばれて水天宮へ。

この界隈、地下鉄出口を出た途端、タイムスリップしたかのよう。
ちょっと路地裏なんかに入るとおばあちゃんが打ち水なんかしてたりして、その雰囲気がなんともノスタルジックで、既視感漂ってて、好きだ。

水天宮で有名なお店に入ってしこたま飲んだ。
そして定番の「次、行こ!」で、「酔い覚ましだから薄めにね」なんて言っときながら杯を重ね、結局薄くつくってもらった水割りでもボトルはどんどん少なくなり、薄くしてても意味が無かった(汗)。
ふらつく足取りで終電数本前の電車に乗り、家に帰るその下車駅で、なんと知人とバッタリ。
「やぁ、久しぶり!」の挨拶の後には「ちょっと軽く、行く?」となって、再び最近オープンした店の暖簾をくぐった。

ここまで書けば、タイトルの「ツーイン」が、通院でもTwinでもなくて痛飲だったことに気付かれたでしょう。

いやはや、よ~飲んだ、飲んだ(^^;)











wine世界保健機関(WHO)はアルコールが健康や社会に与える害を防ぐための規制指針案をまとめ、酒類メーカーの広告やスポーツイベントのスポンサーになることの規制や安売りの制限をするそうな。
煙草に次いで今度はアルコールまで規制するってのは、どうなのかなぁ?

聞き及ぶところではフランスあたりじゃ子供がアル中になっちゃったりして社会問題化してるようだけど、こと日本に関しては必要のない、本当にお節介な話しだと思うのだ。

大学時代、私が選択した授業の教授にとっても嫌な爺さん教授がいて、ちょっと質問に答えられなかったり受講態度が悪い奴がいたりすると、「お前らみたいのがいるからワシの酒の量が増えるんだ!」と怒鳴るのだった。

「アンタの酒量が増えるのは、アンタ自身の意志の弱さの問題だろう!」と単位を取ったら言ってやろうと思っていたけど、結局忘れたのか爺さん教授に会えなかったのかはたまた単位を落としたかで言えなかった。
でも、言わなくて(言えなくて)良かった。
実を言うとこの歳になって、あの時の爺さん教授の気持ちが良く解るのだ。私はタバコは止めたけど酒は止められそうにない。それどころかタバコを止めてから酒量が増えた。
ある人が言っていたけど習慣性のものを何か止めると、その反動で別の何かが増えるのだそうだ。ギャンブル好きがそれを止めたら女遊びが増えたり、とか。

私も例外じゃなかった・・・てワケだ。
だから、WHOが酒の規制をしてくれることは私にとっては結構なことで、出来ることなら配給制になんかしちゃって1日焼酎は2合だけ配給・・・なんてしてくれたらウレシイんだけど・・・(嘘です!)。

タバコは周囲の人にも害を及ぼすし、吸い殻ポイ捨てするバカ者は後を絶たないけど、酒は周囲の人に迷惑かけないんだから健康のことをとやかく言われるのは迷惑千万な話しだ。
まぁ、確かに中には公共の場でゲゲゲの鬼太郎しちゃったり、大声で騒いだりするバカ酒飲みもいるけど、少なくとも私は人様に迷惑かけるような飲み方はしてないゾ! 

アッ、一度くらいはあったかな? 
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エッ? もっと多いだろうって?
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   はい、確かに・・・。10回くらいは・・・。


※写真のワインはアルゼンチン産の「ドニャ・パウラ」。
安いワインだったけどわたし好みの味でドシッと重いテイスト。開封直後はちょっと甘さを強く感じたけど、少し酸化してくると渋みが増してきてグッドでした。







 

ダイビングで呼吸をするために口にくわえてる部分、もしくはオクトパスと呼ばれる相方(バディ、と呼びます)用の緊急用呼吸具から空気が漏れてしまうことをフリーフローといいます。
海で使用する道具なわけですから、砂が弁の間に挟まったりしてこのトラブルは結構な頻度で起こり得ることなのだけど、海中でパンパン叩いたり空気を強制的に吐き出してやることで大抵は簡単に直ってしまいます。
ところが今年の正月、レンベでこのフリーフローが発生し、どうやっても直らなかったのです。結局はショップのレンタル機材で潜りました。
私のそれはビーイズムというメーカーのもので、最近ちょっと人気の機種なのです。

当然ながら即刻修理に出したのですが、修理を依頼した行きつけのショップの親父さんからちょっと驚きの事実を告げられました。
実は私が持ち込んだフリーフローの修理が第一号だったようなのですが、どうやら欠陥だったようです。そう、リコール商品ですね。
最近では自動車メーカーの専売特許みたいになってる言葉ですが、ダイビング用品でもリコールはあるのです。

フリーフローというのは、通常は異物が弁に挟まったりして起こることなので、陸上もしくは海面でこのトラブルは発生するものなんですが、商品自体の欠陥となると水圧やその他の外的要因に拘わらず発生することが考えられるわけで、その意味では私は潜行開始直後にこのトラブルに見舞われたのでラッキーだったいえます。
もしも海中の深いところで、しかもダイビング後半のエアーも少なくなっている状況でこれに見舞われたら大変な事になっていたかもしれません。

このような特殊機材のリコールはダイビングショップというかなり限定された卸先で、しかもユーザーを追跡しやすいから良かったような気がします。
この私のどうでも良いようなブログ・サイトでは告知効果など期待は出来ませんが、念のために書き残しておきます。ビーイズムをお持ちの方は早急にお買い求めショップにご確認くださいマセ。


cuba

※写真はキューバ、エル・ミラグロにて。


















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