タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2010年01月

どのくらい昔の事だったか・・・・。
わたしが20代前半の頃の話しなんですが・・・・・。

映画館で女性物の財布を拾った事があります。
その時私はほとんど考慮することなく「落とし主はきっとココで落としたことに気付くだろうから映画館の人に渡しておこう」と単純に係りのお兄さんに落とし物だと渡しました。

映画館を出てしばらくしてから、なんか間違った事をしたな、と気付きました。
渡した係りの人は私の名前も住所も聞かなかったのです。
別にお礼が欲しかった訳じゃありません。ちゃんと持ち主に戻ったのかが心配になったのです。

その彼に、「近くの交番に届けておきますから、落とし主が来たらそのように伝えてください」と言えば良かったと後悔しました。

uni


上はレンベで見つけたウニです。
ウェッブの方にも書きましたが、結構早いスピードで移動していました。

私はこの名前も判らないウニくんが、自身のトゲでシャコシャコと、いや蝦蛄じゃないからウニウニと歩いているのかと思ってましたが、どうやら共生するカニがいるようで、このウニに隠れて移動するらしいです。

カニくんはこの猛毒(らしい)のウニくんに身を守って貰い、ウニくんはカニくんに新しい世界へといざなってもらう…ってぇワケですナ。

ウニが動くにしちゃぁ速過ぎるなぁとは思ってたんですが、まさかこの下にカニが隠れてるとは!

知っていたら海底にへばりついて超ローアングルで撮ったのになぁ。




いったい、この話しの流れはなんなんだ! 
とお思いですよね。


いえ、だからその・・・・、

海底にウニが落ちてる・・・と思ったから・・・・・、

そしたら思いがけないスピードで動くもんだからビックリして・・・・、

ほら、だから・・・・、

もしかしたらカニが盗んでいくんじゃないかと・・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




すみませんm(_ _)m

意味は無いのです。

あの財布はちゃんと持ち主の元に戻ったのかなぁ・・・・・・










早いもので今年も残すところ、あと11ヶ月少々になってしましました。

おバカ言ってないで続けます。


新年を迎えるとき、カウントダウンってやりますよね?残念ながらわたしは、その時を迎える前に酔いつぶれてしまう事がほとんどで、その楽しさを共有したことが一度しかありません。

そのたった一度経験したカウントダウンは、確かハワイだったと記憶するのですが、その時もご多分に漏れず酔いつぶれていたのでした。
ところが酔いつぶれた時間が早かったため(いったい何時から飲んでいたのだ!)、新年を迎えるちょっと前にトイレで目が覚め、外の賑やかな声に誘われるようにカウントダウン会場へと足を踏み入れたのでした。

周囲に居る人々はみな外国人で、アジア系の顔は見あたりませんでした。
年が明けるのにまだ10数分あるというのに、会場はすでにチョ~盛り上がりをみせていました。
そしてあと10秒!となったとたん、一秒一秒と盛り上がっていくそのさまに私は(も)興奮しました。

一昨年の暮れはフロリダ
アメリカですから、さぞや盛大なカウントダウンがあるかと思いきや、泊まったところが長期滞在用のモーテルのようなホテルだったので何もナシ!(多分)

で、さらにその前年は、これぞ最高のロケーションともいえるモルジブだったのですが、ここでも酔いつぶれ(T_T)
ベロベロに酔い部屋に戻ろうとすると、現地でバディとなり友達になったオーストリア人に「戻ってくるんだろ?」と言われて「オフコース!」なんて言ってたのに(-_-)


さて今年。

klr宿泊したインドネシアのKLRでは、多分、カウントダウンはしなかったのではないかと思われます(大吟醸、ご馳走になっちゃって今年も酔い潰れました )。

宿泊客が15人ほどだったし、どちらかといえばシックな大晦日だったのです。

その時、一緒だった日本の方が浴衣姿を披露してくれました。

これは外国の方々にはサプライズです!(日本人でもここでの登場は驚きではあります)。

yukataプールサイドに設えられたディナー会場は、しばし写真撮影会になったのでした。

わたしもこんな状況下でドレスアップしてみたいな、と思います。

越中フンドシ姿で世界一周をしてる人がいた(もしかすると現在進行形)らしいですが、これは私も考えました。

ダイビングの際にウェット脱いだらフンドシだった!……、なんてのも結構ウケるだろうと。

でもディナーの席にフンドシで登場するのは、いくら南国と言ってもはばかられます。
第一、その度胸がありません。それに、あれはキュッと引き締まったお尻の持ち主でなきゃ似合いません。
(決してタレ尻ではないとは思ってますが…)

KLR_staff

cookd_pigあと11ヶ月あまりと迫った今年の暮れ。どこに行くかも決めてはいないのですが、私も何か出来たらなぁ、と考えてます。

大きく“祭”と書かれた法被に真っ白な半股引(はんだこ)姿が良いかな、なんて考えてます。

お祭り男・宮川大輔のように「ワッショイッ!」とか吠えながら登場したら、ちょっとカッコいいかな、なんて思うんですよね。












この年齢でやったらアブナイでしょうか?













 

 

hikage_entrance「日影茶屋に行ってみたい!」とかみさんが言うので、天気も良さそうだし、ちっくら走るか……とドライブがてら行ってきました。

実は昨年、近所を通ったのですが、時間が中途半端で立ち寄ることが出来なかったのです。

せっかく行って「満員です」ってのも悲しいので、家を出る直前に予約して向かいました(結果、正解!)

なんでここに行きたいのかと問えば、サザンの歌の中に出てくるからだそうです。行動理由の、なんと単純なことか(TДT)

このお店、300年以上もの歴史があるそうですね。
確かに庭園に出てみたら、時代を感じさせる外観でした。入り口はご覧のように今風ですが。

昼食でも結構なお値段でしたが、まぁ、場所と雰囲気、気遣い溢れたまかないに、料理の質と内容を鑑みれば「こんなものかな」と納得も出来るのでした。

が、しかし!

かみさんが選んだお弁当。これです↓
kamisan_lunch


で、私が選んだ鯛茶漬け↓
chichi_lunch


なんか、見劣りしません?(この前に先付けとかは出てるんですけどね)



でも、美味しかったからいいんです(p_q)


daifukuこちらも名物だという大福をお土産に買いました。

ツブツブの豆が入ってるのとは違って、中はあんこだけでした。甘過ぎず辛党の私でも美味しく食べられました。

食事を終え、干物でも買っていこうと、江ノ島を目指したのですが鎌倉を前にして大渋滞!

結局、鎌倉に辿り着く前にUターンして帰路に着いたのでした。

enoden




さて、かみさんの心を日影茶屋へと動かした歌が、このサザンの原由子が歌う「鎌倉物語」なんですが、歌の中では「♪ 日影茶屋ではお互いに声をひそめて… ♪」と歌われています。
恋人同士が顔を寄せ合いヒソヒソとお話ししてるのは、とっても絵になります。

が、我が家のような老夫婦は、既に互いが空気のような存在になってますから、特別交わす会話もなく、ただ黙々と箸をすすめたのでした。







 




kamome

川面を何かがかすめていったのが視界に入ったので、何だろうと覗き込んだら、カモメたちでした。
ここは神田川です。海から直線距離にしたって10㎞はありそうなのに、何でまた、こんな所に大挙してやってきたんでしょうか?

LOTTERIA1時折、川に飛び込んでいたので魚が遡上してきていたのかもしれません。

今日は昨日までの小春日和がうって変わって猛烈な寒さでした。
橋を渡るとき、私を包み込むかのように北風が吹いてきて、ホント寒かったぁ~。足先まで痺れてしまいました。

そんな中、昼食をゆっくり摂る時間も無かったので、行きつけの左写真お店に向かったのですが、道路の向かいに立った時点で????
なんか妙で、いつもと違う。

気が付かれましたか?

そう、看板が真っ白け。


店内を覗いたら、

LOTTERIA2

店内にイスが積み上げられていました(ちょっと判りづらいですね、すみません)。

閉店でしょうか?

寒さが一気に身に堪えました。







年末年始のインドネシア行きの際、シンガポールエアラインのエアバスa380に乗りました。

earbus

いやはや、デッカイ! 座席数471ですもんね~。
搭乗の際にチラッと覗いたスウィートルームなんか、ベッド付きの個室でした。(いったい、いくらするんでしょ?)

だいたいからしてエンジンの大きさがこれまた凄い。
「こんな巨体が本当に飛ぶんかしら?」と思わず心配になるほどの大きさです。
ところがその図体のデカさ故か、飛行中のなんと安定していることか。
気流の激しい箇所を通過の際には、お決まりのベルト着用サインが出たけど、機体が揺れる事はほとんど皆無でした。

我が家は夫婦してシンガポールエアラインのファンです。
しかしながら二人がこの航空会社を贔屓にしてる理由は違います。

mealかみさんは料理が美味しいからという理由です。
今回、かみさんは事前にヴェジタリアン・メニューを予約してました。右写真です。(かみさん待ちきれずにパン、囓っちゃっいました)。

私がこの航空会社を好む理由は、まず第一にこの会社のチェアマンと知り合いになったから(コレ、建て前)。
そして第二にスチュワーデスさんの制服が“ボンッ、キュッ、ボンッ!”でカッコ良いからです(本音)。
スカートの裾から時折ハラリと覗くおみ足も色っぽくてグッドです。

確かに私も食事は他の航空会社に比べて美味しいとは思います。美味しいとは思うけれど、所詮は機内食ですから、時には食べないこともあります。酒は頂いてますが、無料なんで
ワインもそこそこ美味しい物を出してくれます。

まぁ実際は食事美味しいとか、キャビンアテンダンドさんが綺麗なんてのは付加価値のようなもので、安心して乗れることが一番。そして平気で8時間近くもディレイするようなことが無いからです。

食事の話し書いてて、フト気付きました。私には味覚のことを書くような資格はありませんでした。
一昨日のことなんですけどね、朝食後に果物が出てきましてね。
ひと口囓ったら、なかなか美味しいリンゴだと思ったんですよ。でも、変なんですね。何故かっていうと、かみさんはリンゴがあまり好きじゃないから買うことは滅多にないんです。
「ヒョッとして誰かに貰ったかな?」と思っていたら………。


「このラ・フランス、美味しくないね」。




私がリンゴだと思って食べていたのは、早熟でまだ少し堅い洋梨でした









昨日の新聞紙上で、環境基準の新たな認定方法として水の透明度で(場所によっては透視度で)判断するようになったと書かれていた。
まぁ、確かに川や海の水が綺麗な方が良いに決まってはいるけれど、水の環境が汚染されているか否かを果たして透明度や透視度だけで判断しちゃって良いのだろうか?

このたび訪れたインドネシアのレンベという場所はとても素晴らしい環境だったけれど、透明度は決して良くは無かった。
ポイントによっては5㍍ほどのところもあって、もしかしたら江ノ島あたりの方が透明度は良いんじゃないかと思える所もあった。

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わたしが訪れた場所で透明度が驚くほど良かったのは、ハワイ島のコナ とロタ島。共に40㍍を超えてるんじゃないかと思えるほどクリアーな海中だった。
けれど、魚は少なかった。結局、透明度が良いって事は海中プランクトンや浮遊物が少ないって事でもあるから、魚の数は少なくなる。

一方、レンベはその透明度の低さなど忘れるくらいに魚が一杯いた。

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上のニシキテグリが居たポイントでは、ガイドさんの姿を見失ってしまうほどの透明度だった。(実際はかみさんが潜行に手間取って、その間に見失ってしまったのだけれど)。
でも、ニシキテグリはゾロゾロ出てきたし、ニシキフウライウオもオイランヨウジもマンジュウイシモチもいっぱいいた。(詳細はHPの方で)

透明度が良いか悪いかなんて、それは人間にとっての問題で、魚にとっては汚染されてないことが一番だけど、餌は豊富か水温は適切か…が肝心なのだ。
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たぶん透明度や透視度は、いち判断基準とするだけなんだろうけどね。

そういえば近頃、富士山が見える日が数年前より多くなったように思える。
東京の空気も随分と綺麗になってきたのだろう。

次は海と川の番だ。










一昨日、JALの経営問題を取り上げていた番組に、元JALの幹部という人がゲストとして出ていた。
過去から綿々と続いてきていた経営不備や社員の怠慢なども、素直に認めていて「アレ? 結構まともな人もいるんだな」と思って聞いていた。
JAL再生の方法も問われて、それなりの返答をしていた。
ところが彼の最後のひと言が「日本国民の皆さまに是非ともJALを利用していただくことが必要です」。

いやはや驚きましたね。
国民が利用するか否かはJALのサービス(勿論、安全であるという前提で)如何だろうに。
まるで判ってない。そんな他力本願(今までは国)だから経営が行き詰まったって事に、未だに気がついてない。

JALを退職して何年になるのか聞きそびれたけれど、結局、染みついてしまったJAL体質ってものは抜け切れないのだ。

人は確かに自分のカラーというものを、なかなか変えることは出来ない。
一度染まってしまった色を変えるのは、結構大変な事だ。
JALの社員が果たしてどれだけ、そのことを自覚してるのか?

法的整理には入ったようだけど、それは数字上の数合わせのようなもので、肝心の社員が変わらなければいずれ白旗を揚げる事になるように思える。

 

わたしはJAL職員の、何となくエリート意識を感じさせる態度が嫌いで、よほどでない限りJALは利用しないでいた。
年金もカットされ、多くの解雇者も出るようだけど、それを何処まで謙虚に受け止められるだろうか?

モチベーション下げることなく謙虚さを示して、闘牛士のように再生にばく進して欲しいものだ。社員一丸となって。
それが感じられれば、私は少しでもJALを応援したいと思う。

だってもしも本当に白旗振るようになってしまったら、今度はANAが同じような体質になってしまいそうで怖いのだ。






 

pigmy

インドネシアのレンベというところで潜ってきました。
上はその際に出会ったピグミーシーホースです。ピンクや赤いのは何度か会ったことありますが、黄色は初めてでした。

この海峡はダイバーにとっては憧れの地らしく(実は私、知らんかった)、潜るたびに変わった奴らに会えました。

feary

こんな毛むくじゃらの奴もいました。
フェアリーフロッグフィッシュ、といいます。
おでこの前にあるヒラヒラしたのをユラして小魚を誘き寄せて食べちゃうんですね。
それにしてもけったいな奴です。

上のピグミーシーホースにしても、普通だったら40㍍近い深場に居る奴なんですが、この時は水深22㍍程度の浅場で会えました。pigmy_face水深が浅いので何カットも撮ることが出来ました。
こんなお顔をしています→

過去に最高で490カットを撮影したことがありましたが、今回はその記録を塗り替え530カット以上も撮影していました。
(その割にはロクな写真が撮れてないんです

530カットも撮っちゃうと、その後の画像管理が大変なんですよね。
それも楽しみの内のひとつっちゃあ、確かにそうなんですけどね。
流石に500以上もの画像を一点一点残す物と廃棄する物チェックしていくのって、結構骨が折れる作業なんです。

第一、ピンボケや手ぶれ写真でも愛着があって、そうそう捨て去りがたい。
昔の写真って後で見返すと、取って置いて良かったなぁ…って思うこと多いじゃないですか。

この3連休で何とか整理も終わりました。
ウェッブの方も完成しましたので、たいしたページじゃありませんが、お暇でしたら覗いていってください。

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上の写真はモヨウフグの赤ちゃんです。体長は3㌢ほどです。
シッポを丸めてますが、この時、たまたま丸めてるカットを撮ったのではなくて、いつもこうやって泳いでました。胸びれだけで。こいつもホント、変な奴です。
成魚は似ても似つかない姿してますが、赤ちゃんは何でも可愛いという事ですね。こいつはチョット憎らしげな顔してますけど。





年末年始をインドネシアで過ごしてきました。
その模様は今週末にでもウェッブの方へ、そしてエピソードなどもおいおいコチラにアップしていこうと思っていますが、本日はそのエピソード第一弾です。

あちこちから打ち上げられる花火とガンガンの音楽で五月蠅かった大晦日も過ぎた元日の夜、地元の方のお宅に招かれました。

children

夜も結構遅い時間なのに、こんなに小さな可愛い子どもたちも歓迎してくれました。

子どもたちとも遊びたかったのですが、言葉(英語)がまるで通じないので、私の側には来てくれず、反対に写真撮影なんかされちゃったりしました(男の子の左手にあるのがカメラ)。

この家で“キャピクス”とか言われるお酒を振る舞われました。
CapTikus
     これです。

ボトル持参の量り売りのようで、この1本で日本円にすれば30円もしないような値段らしいです。

キャピクスという発音で合ってるか、よく聞き取れなかったのでスペルを聴いたら「Cap Tikus」と書くそうです。

コーヒーカップにたっぷりと注がれて飲まされました(汗)。

強烈な強さで、味はジンのようでした。

少々の酒ならOKの私ですが、この一杯でベロンベロン。

あとで知ったのですが、このお酒は販売が一応禁止されているようです。という事は、私は密造酒を飲んでいたわけですね。
でも、どうやら何処でも入手可能みたいですけど……。

それと面白かったのは、こちではビールをそのまま飲んでいませんでした。ビールをピッチャーに移して、何だかよく分からない茶色の飲料とコーラで割って飲んでました。
私も薦められるままに飲みましたが、ドクターペッパーのような味でした。



この家のご主人は若干25歳の好青年でした。名前が私と一緒(発音が)という事もあり(タカラガイという名前じゃありません。念のため)、話しも弾んで楽しいひとときを過ごさせていただきました。

toile

家の中はとても綺麗でしたが、見事に何も無い。テレビどころかラジオもありません。
ちょっとハデハデな椅子とテーブルの他には、家族の肖像らしき写真しかありませんでした。

mealトイレもお借りしたのですが、ご覧のようにインドネシア特有の「お水を汲んでお尻を洗いそのまま流す」タイプでしたが、私がかつて使用したこの国様式のトイレで一番綺麗でした。

食事もどんどん出されたのですが、既に夕食を終えた後で満腹状態。
少ししか食べることが出来なくて、なんだか恐縮してしまいました。

異国の家庭で過ごしたお正月。
なかなか貴重な体験をさせて頂きました。











大晦日名物のNHK「紅白歌合戦」を観なくなって何年たつだろう?
ここ数年は日本で年末を迎えることが無くなったから、それはさておいてもその前から観なくなってるから、もうかれこれ30年近く観ていないような気がする。その後の番組「行く年来る年」は観るけれど。

「紅白歌合戦」を観なくなった理由は、ファミリー向けに構成するんだから仕方ない事とは思うけれど、自分が聴きたくも無い歌手が登場してくることが一番の理由じゃないかしら? それは当然、我が家の愚息たちにも言えることで、家族で一緒にこの番組を観た記憶は一度か二度程度だ。

番組がダラダラと長すぎる事に加えて、聴きたくも無い歌手が登場するから…と思っていたら、村上龍氏も同じような事を書いていた。

年末の「紅白歌合戦」には違和感を覚えました。「歌の力」というテーマが繰り返されましたが、本当に歌に力がある時代にはそんな標語は不要です。(中略)「歌の力」などという標語が生まれる時代というのは、歌が力を失った証拠なのだと思います。”

そうなんですよね! 
アーチストであるはずなのに何て言ってるのか歌詞が聞き取れない歌手がいっぱいいる。自分の主張(メッセージ)を“歌=音楽”という手段で伝えることが目的なんじゃないかと思うんだけど、相手に歌詞が理解されないで何で平気なんだろ? メロディーで勝負してるってんなら理解も出来るけど、だったら歌う必要はない。

オープニングを飾ったらしい女性歌手は、全くもって聞き取れなかった…とどこかのブログにも書かれていたなぁ(観なくて良かったぁ)。

自己主張はするくせに自己を表現できないアーチストなんか、見る気も聞く気もしません。
それでも今回、視聴率は最高50%を超えたそうだから不思議だ。




大橋純子。
彼女ほどのこんな見事な歌唱力を、とまでは言わないけれど、せめてテロップに流さないと歌詞が分からないような歌手だけはご登場して欲しくないですね。









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