タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2009年11月

愚息一号がまだ2歳か3歳だったころ、千葉の保養所の大浴場で893さんに遭遇。

洗い場に座り、浴槽に向けた背中には見事な彫り物が燦然と描かれていた。
「なんか嫌だなぁ~」と思いながら、愚息を湯船に入れ自分も目をつむり極楽気分に浸っていたら、

「と~しゃん! と~しゃん! このヒト背中に絵描いてるよ~!」
と風呂場に響き渡る大音響の声。

ハッと愚息が遊んでいたはずのエリアを見ても、一号はいない。
まさか、と893さんのいた洗い場の方に目をやると、愚息はあろう事か893さんの背中をなでなでしてるではないか!

いや~、一気に湯冷めしそうでしたね。

運良く心の広い893さんで、
「おう、坊主。背中洗ってくれるのか?」なんて話してる。

そそくさと駆け寄り、
「スミマセン、失礼しました」愚息を抱えて風呂場を後にした。

PrisonHotel自分は背中に彫り物のある方と風呂が一緒になっても、それほど気にする方ではないのだけれど、フツーの人は嫌だろう。

まさか風呂場でいちゃもんつけられることは無いと思っていても、気分よろしく湯に浸ることは難しい。

でも、こんなホテルだったら物は試しにと行ってみたいなぁ。

「プリズンホテル」浅田次郎
大物総会屋の親分さんが経営するホテルで繰り広げられる人間模様。
偏屈な作家を中心にして、同宿した人々の悲喜こもごもが、笑いと涙を誘う。
夏から始まって全4巻。全編を通しての起承転結はきっちりあるけど、一話一話が短いのでアッという間に読破してしまった。

笑い溢れる内容だけど、最後はホロリと涙させられた。

奥湯元あじさいホテル=別称・プリズンホテルはどうやら群馬県の渋川あたりにあるらしい。

日に日に寒さもきつくなってきた事だし、温泉が恋しくなってきた。
訪ねて行ってみようか。あそこにでも。







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おおむらさきゴルフ倶楽部の南№9ホールです。

今年8月に始めて行って、とても綺麗なコースで気に入ったのだけど残念ながら雨の中でのプレーでした。
「もう一度行ってみたいな」と思っていたので、“年に2回はゴルフ連れて行ってあげる”と約束した母を連れての再ラウンドです。

ご覧のごとく今回はものの見事に快晴で、最高のゴルフとなりました。oomusaki2

ゴルフを終えての帰路、母がポツリと「楽しかったぁ!」。

このひと言で「また、連れて行ってあげたいな」と思います。

今度は温泉付きのゴルフでも計画してみようかな、と思ったのでした。

元気なうちに少しでも親孝行してあげなくちゃな…、と思うのです。





先週末、珍しくサッカーの練習も試合も無い日があり、しかも天気も上々だったのでフラリとドライブに出た。

ドライブなんて何年振りのことだろう。

第三京浜から横浜新道に入り江ノ島を目指すと、国道一号線に入るなり渋滞となった。

別に先を急ぐわけでも無いのだけれど、渋滞は楽しくないので、感を頼りに裏道を走ることにした。

途中、江ノ電の線路が道路を走る街を抜けたけど、とても狭い道路で、あそこで江ノ電に出くわしたらやり過ごすのに結構大変だろうなぁ。

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陽も傾きかけてきて海が光り出したので、どこか港に出たいな…と思っていたら「佐島マリーナ」の道路案内が目に止まった。

マリーナより漁港の方が好きなんだけど、ちょっとトイレも利用したかったので立ち寄った。

ガラガラのレストランにはお客さんが私を入れて3組。

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その内のひと組、おばちゃん二人の会話の声が大きくて、窓から眺められた綺麗な景色もムード半減(`・д・´)

まぁ、こちらもトイレ使用が一番の目的だったから文句も言えないんだけど、どうしておばちゃんたちって何処でも大声で話すのだろう?


おばちゃんのダミ声会話より、聞こえてくるならこっちの方がいいですナ。


笠井紀美子&ハービー・ハンコック








時々、古い居酒屋や蕎麦屋で“二升五合”の文字を見かけるが、それが「ますます繁盛」の意味であるのは、ずいぶん昔に先輩から教わった。

二升=一升マスが二つで“マスマス”
五合=五合は一升(しょう)の半分だから“はんじょう”

ここまでは知っていたけど、“春夏冬中”というのもあるのだそうな。
ご存じでしたか? 冬虫夏草じゃありませんよ。

春、夏ときて冬に中。
秋が無い。→→→→→→で、あきない=商い=商い中

商いしてます。お店、開いてますよ、ってことだそうな。





ここ数日で突然、寒くなった。

まるで夏が終わり、秋を吹っ飛ばして冬が来たようだ。
秋の出番は無視されたのでしょうか?

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でも、こんな時は紅葉が一気に進むらしい。

私は紅葉も好きだけれど、寒いのが苦手なので、桜の季節の方が好きだ。
桜の季節も実際は、寒くて夜桜見物なんてガタガタ震えているけどね。

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でも、やっぱり「これから冬だなぁ」と思いながら愛でる紅葉より、新年度がスタートし、街にはピカピカのランドセル背負った新入生やら新社会人が闊歩する桜の季節の方が、気分も高揚して好きだ。

まぁどちらにしても結局は両季節共に、日本人に生まれて本当に良かった、日本って綺麗だなぁ、と思えるひとときなんで好きなんだけど。

左は千葉夷隅ゴルフクラブの西№6ホール。
トヨタ自動車のカレンダーにも使用されたらしいけど、ほんまかいな? って感じだった。
天気がいまひとつだったせいかも。

その話しをしてくれたのはこのコースのキャディさんなんだけど、このコース、週刊パーゴルフでサービス№1の座を8年連続で勝ち取っているそうな。

確か近隣のゴルフ場が、ここにキャディの研修に送り込んでる…って話しを聞いたような気もする。

わたしとしては、他のゴルフ場と大差ないと感じたけど、メンバーさんには嬉しい事だろうと思う。しょせんあたしゃビジターですからね。

キャディさんが不愉快なのは論外だけど(でも実際たまにいるんだ、これが!)、ゴルファーとしてはコース自体の面白さを優先するだろうな。

中にはピチピチの若くて可愛いキャディさんだったら、芝目なんて読めなくても良いし、コースなんてどうでもいい!なんてゴルファーもいるけどネ。私の知ってる人で(笑)。






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セムシカサゴです。

レンズを眼前に近づけてもピクリとも動きません。
ムスッとした顔のまま、レンズを睨み返すでもなくジッとしてます。

いつもコイツに会うと、アゴの下あたりをコチョコチョしてやろうかとも思うのですが背ビレに猛毒があるので、もしもビクッ!と身体を動かされて刺されても嫌だな…と止めてます(苦笑)。

自分の持つ武器(背ビレの毒)を知っているからこその、このふてぶてしい態度なんですね。

昨日、人と待ち合わせをしました。
普段なら足早に通り過ぎる場所です。

待ち人が来るまでの、ほんの数分でしたが、目の前を足早に通り過ぎていく人々を眺めながら、何となく日頃と違う雰囲気を感じました。

なんか、自分だけが“蚊帳の外”にいる感じです。

そうなると、いつも見慣れた風景も違って見えてくるから不思議です。

雨上がりの歩道も、いつもと違って綺麗に感じました。



今朝もいつもの時間の電車に乗って、足早に乗換駅を通り過ぎ、そそくさと会社に向かってデスクに着きました。

いつの日かちょっと仕事サボって通勤で行き交う人々を、このセムシカサゴのように観ていてみたいな…と、フト思ったのでした。








昨夜、ある社長さんに寿司屋に連れて行ってもらった。

この寿司屋、閑静な住宅街の中にあって、最寄りの駅から歩くにはチト辛い距離にある。
驚いたことに、私はこの店の前の道を何度も通っていた。それなのに、今までその存在に気がつかなかったのだ。
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だってこんな店構えなんだもん。→

すりガラスに書かれた“すし”の文字が、唯一のお店としての誇示で、ちょっと見はしっかり民家です(笑)。

10人ほどしか座れないようなカウンターに職人さんが二人。
店内の雰囲気も落ち着いていて、職人さんのそれはそれは上品な接客態度にも驚かされた。

正直、今まで食したお寿司の中ではこの店が味はもちろん雰囲気も、私にとっては一番だった。
これから贔屓にしたいな、とは思うのだけれど、悲しいかな歩いて行くには無理がある距離なのだ。
そして、決してべらぼうな値段では無かったけれど、やっぱり少々お高い。

実は先週、こちらも、とある方のご紹介で我が家から2駅ほど離れた寿司屋に行った。
こちらのお店は、話し方・顔つきからしていかにも職人といったお方が一人で仕切っていた。


acba5c2a.jpg銀座で有名な、名前を挙げれば「あ?、あそこね。でも行ったこと無い」という人が多い有名高級寿司屋で握っていて、数年前に独立したんだそうな。

お値段的には上のお寿司屋さんの半分くらいだったけど、わたし的には多分、もう行くことはないだろうな。
味は良いんだけど、“オレは職人だぜ!”って雰囲気が鼻についてダメだった。

左写真のイクラの焼き物にしても、その焼き具合を自慢げに話していたけど、あたしゃ奥歯にイクラが挟まっちゃって困ったよ。
焼きすぎなんだよね。

豆絞りをキリッと頭に巻いて、「江戸っ子だってね、寿司食いねぇ!」も気持ちは良いけど、そのワザをさり気なく出された上の寿司屋に軍配です。

最後に握って貰った鯖の棒寿司は本当に美味しくて、お腹はいっぱいだったけどもう一貫追加お願いしてしまった(汗)。
















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小学校時代。

先生が質問を出す。最後列の席に座っているわたしがクラスを見渡すと、挙手していないのはわたしだけだ。
答えは解らなかったけど、一人だけ手を挙げないのは目立つからと、ソ?っと手を挙げると見事に指されてしまい、もっと目立つ事になってしまう。
答えが解って手を挙げたときは指されないのに。

ゴルフ場でそんな事を思い出した。

ゴルフを始めたばかりのビギナー時代、目の前に池や谷があると、どういう訳か魅入られたようにボールが吸い込まれていった。

確かにビギナーなんだから、ミスショットしても当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、よりにもよって何でそれが池や谷底を目の前にすると出るのか?
その状況下に置かれると、ほぼ100%といって良いほどの確率でミスになった。

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「そこに池も谷も無いのだ」と、いくら思いこんでもボールは磁力に引っ張られるように吸い込まれていく。

いまではよもや谷底にボールを落とすなどとは思わずショット出来るようになったし、現に池ポチャも谷底真っ逆さまも、回数は激減した。

ボールがボロボロになっていて、そういやこのボールでラウンド5回目だ……、なんて事もある。

自信を持てる技術が身に付いたということだと思う。

一時、スランプにも見舞われたようだけど、米大リーグのワールドシリーズでの松井秀喜の活躍は、あのプレッシャーの中でも結果を出せるという確かな技術の賜物なのだろうな。

努力して身につけた技術ほど貴重な物はない。




写真は武蔵丘ゴルフコース№4 谷越えのショート・ホール。
前週に女子トーナメントが行われていて、11フィートの高速グリーンに泣かされました。









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タバコを止めて10数年になります。
その前にも何度か禁煙したことはあるのですが、ある時は数ヶ月、また今度は完璧だと思った数年経過後にも挫折したこともありました。
でも、もうこれから復活喫煙者になることはまず無いでしょう。

環境が助けてくれてますもん。
今はタバコが吸える場所、本当に少ないですからねぇ。

右の写真、何だか判りますか?
よく観察すれば判るのですが、わたしの連れはこの時、中に入った物質があまりに白くて綺麗なので塩だと勘違いし、舐めていました(笑)。
(中身は砂です)

入れ物の両サイドにタバコを置くための溝があるじゃないですかねぇ。
舐めてペッペッしてるところを他の人に見られなくて本当に良かったです。

昨夜、ニュースを見ていたらタバコの増税案が浮上してるらしいですね。
それに対して鳩山さんや長妻厚労相は、「健康にも問題があるので」欧州並みの金額に増税してもいいんじゃないか、と言ってましたが、国民の健康をおもんばかって言ってらっしゃるなら、販売自体を止めることを検討すべきでしょう。
素直に税収が減ってるから、って言えばいいのに。

わたしはタバコやお酒からはもっと税金取って良いと思ってます。
タバコは1本100円くらいでも良いと思います。それでも吸いたい人は買うでしょう。
貯蔵年数10年を越えるお酒も1年につき1万円くらい課税してもいいんじゃないですか?
メーカーさんは困るでしょうけど、高額課税対象商品の売上高に比例させて法人税の減税措置をしてあげればいい。

庶民のお楽しみではあるけれど、度を超えた嗜好品はガッポリ税金増やして良いと思うんですよね。

車にしたってそうです。
屋根があって雨に濡れずに4輪で走れば車の役目は果たせます。
今はエコ減税してますが、高級車なんかは逆に増税すれば良いと思うんですよ。
後部座席にしか座らないような人が乗る車からはガッポリ取って良いと思うんですけど。

いかがでしょう? 鳩山さん。













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