タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2009年10月

ゴルフコンペのご招待を受けて、昨日は桜ヶ丘カントリークラブに行って来ました。
天気も初夏のような陽気で絶好のゴルフ日和。

このゴルフ場には、およそ10年ぶりくらいの来場です。
始めてここに来たときはなんて綺麗なゴルフ場なんだ、と感じました。

クラブハウスからも見事に植樹された、庭園のような景色が眺められます。
四季折々の美しさを楽しむことが出来ます。

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久しぶりにラウンドして感じたのですが、メンテナンスも素晴らしく、良いゴルフコースには違いないのですが、やはり都会近郊ゆえのコースレイアウトの狭さと短さを感じました。

それでもここは名門コースです。

単純にプレーだけを取り上げれば、私はこのコースより好きなコースが沢山あります。

例えば習志野カントリークラブなんて、その内のひとつなんですが倒産してしまいましたね。

プレーして楽しいか否かより、最近では交通手段の利便性の方に人気があるようです。
もちろん倒産するのは、その経営陣の力量や、会社というものを経営陣がどのように考えているかにもよるでしょう。

その伝でいけば、このブログサービスを提供しているドリコムなんて、とっても使いやすくて“メイモン・ブログ・サイト”と言ってもいいくらいなのに、閉鎖(ライブドアに譲渡移管)するとは奇妙奇天烈、摩訶不思議、理解不能です。



ドリコム上場時に聞こえてきた風聞や、ここ最近の株価の動きをみても「何だかなぁ?」の感を拭い切れません。

まぁ、私が想像するような事は無いだろうと信じたいですが、とても残念でなりません。

年末年始は自分のサイト上に張ってしまった、こちらへのリンク修正で過ごすことになりそうです。












沖縄でビールといえばオリオンビールが有名ですが、ここ数年の地ビール・ブームに乗ったのか、石垣島地ビールがありました。

これです↓  

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お味の方はご多分に漏れず……ってやつですかね。
特に可もなし不可も無し。

黒ビールの方は“黒”というよりハーフ&ハーフのような味わいと色でした。

もう一つの赤ラベルの方………。



忘れちゃいました(^_^;;;

軽い口当たりだったとしか覚えてません。
オリオンビールも軽い口当たりですが、石垣ビールはもう少し喉ごしに重みがあったと思います。

ところで話しは異次元へと吹っ飛んでしまうのですが、この時、石垣島へは日本航空を利用したんですね。
JALは昔からあまり好きな航空会社じゃなかったので、利用することは滅多になかったんですけど、今回久々に利用してJALの経営悪化の一端を垣間見た気がしました。
羽田から那覇までの約2時間半、機内食も出さないのにキャビンアテンダンドが10人位いました。

他の航空会社で同じクラスの飛行機の倍はいたように思います。
だから、仕事もなく着席してるキャビンアテンダンドさんもいました。

元来が高給体質の会社で、あれだけ人材余らせてれば赤字にもなりますわな。
そんな会社を国が援助するってどんなもんかと思っちゃいます。
私たちから取った税金で赤字会社の救済ってのは間違ってるでしょ。

もしもJALが潰れたら、巨額の負債のみならず国民に与える影響は多大だとは思うけれど、今のままで残してもあの企業体質が残る以上何も変わらん…、いや、もっと傷を大きくするだけでしょう。

国としては経営に余計な口出し(金出し)なんかしないで、交通機関としての安全性、国民の安全だけを注視していてくれれば充分と思うのは私だけでしょうか?








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人に見送られるとき、船での別離が一番辛いなぁ。
如何せん速度が遅いから、送る方も送られる方も長い間手を振ってなくちゃならない。

「だからいいんじゃない!」と言われたことがあった。

学生時代、与那国島に居たときに週に2便ほどあった船の見送りを毎回やっていた。
船が離岸すると海に飛び込んで追いかけ、立ち泳ぎで手を振ったりもしていた。

今度は自分が離島する番となり、その見送りに「いつまでも手を振ってなくちゃいけないから辛いな」と言った私に、隣に居た女性が私に言った言葉だ。

彼女のその言葉を、名残惜しいからいつまでも手を振っていられて良いじゃないか、ということだと私は解釈した。

しかし、その時に言った私の「辛いなぁ」は手を振り続ける事ではなくて、別れそのものが辛いから、早く船室に逃げ込みたいという意味だったのだ。




今じゃ電車の窓から身体を乗り出して手を振る光景も見なくなった。
注意される以前に窓が開かないもんなぁ。

空港では別れがセキュリティ・ゲート前だから、哀愁も悲しみもあったものじゃない。

「じゃあなぁ~! 元気でなぁ~!」
「万歳~! 万歳~!」
と見送られてゲートをくぐったら、
ブ~!と警報が鳴って「はい、もう一度お願いします」。

送る方も送られる方もドッチラケだ。
いや、むしろ爆笑で送り出せて良いのかも。

そう考えれば、やっぱり船での別離が一番なのかもしれないな。現に未だに上の写真の光景は脳裏に焼き付いてるから。
エルニドでのスタッフのお見送り。この時もいつまでも手を振ってくれていた。お別れの歌と共に。












…………以下、余談です…………




前職時代、残業、残業、また残業、そして出張と続き、一週間ほど息子と顔を合わせない事があった。

久しぶりに帰宅し一緒にお風呂に入って食事をした。
翌朝。
かみさんと一緒に見送りしてくれた息子は「行ってきま~す!」という私に、






「また、来てね~!」














もうひと月ほどにもなってしまってるけど、ココに書こうと思っていて、それが何だったか思い出せないでいた。

老化現象、始まってるゾ!

私のパソコンはスクリーン・セーバーを「マイピクチャー・スライドショー」にしてるのだけれど、ちょっと席を外して戻ってきたらデスクトップに写真が出てきて思い出した(^_^;;;

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9月にレダン島へ行った際、ベルジャヤ・エアを利用した時のことだった。
この飛行機、レダン島やティオマン島などマレーシアの離島へ飛ぶローカル線ではあるのだけれど、左の写真のごとくとても綺麗だった。

この時、外は生憎の雨模様で、トコトコと前方の指定の席に進んで窓から晴れ間は無いかと空を眺めていたら何かが動いた。

何だろうと目を凝らすと、













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お判りか?

蜘蛛です!

窓の外側に居るのだろうと思ったら、背中がこっち側を向いてる!

って事は、機内にいるってことか? と思ってつまみ出そうとしたら捕まえられない。

「つまみ出す」って、窓も開かないのに捕まえてどうやって外に出すつもりだったのだろう?

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そうなんです。

こいつは二重窓の間に入っていたのです。

どうしてこんな所に入ってきたのか? いったいどうやってこんな所に入れたのか? とっても興味があってしばし観察したのですが、よくワカラン。

飛行機のプロペラが回り出したら、蜘蛛も動きだして姿をくらましてしまった。

ローカル便とはいえ、少なくとも高度5~6千㍍には上がるだろうし、一気に気温も下がって-50℃くらいになっちゃうだろうし(気温差90℃だ!)、蜘蛛にとっては過酷な旅になるのだろうなぁ、なんて考えていたらレダンに到着していたのでした。









「ほら、そこに居ますよ」。
そう言われても私には判りませんでした。

この写真だったらある程度は見分けられるとは思うのですが、どこに隠れているか判りますか?

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上がスナゴチ。体長は20?ほどです。
下はトゲダルマカレイ。こちらも体長は20?ほどです。

ダイビング中に「ほら、あそこにいます」と指示棒で指されても、私は即座には見つけられませんでした。

スナゴチに至っては「ココに何か居ます。どこでしょう?」とスレート(水中伝言ボード)に書かれても、
「?????」。

写真のスナゴチは、オバQみたいなクチビルで判りますが、これは身体の上にあった砂をそ?っとはらった後なんです。

どうやったらこんな忍者のような奴を見つけられるのでしょうか? 不思議です。

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こいつらを見つけることすら私にとっては驚異なのですが、魚種まで判別できるって、どういう事でしょう???

スナゴチは体型からなんとなく、スナゴチだと判るのですが、トゲダルマカレイは、どうしてトゲダルマカレイだと判るのか、まったくもって不思議です。

モンダルマカレイかもしれないし、イシガレイかもしれないし、もしかしたらオヒョウの赤ちゃんかもしれなし、タコが擬態してる可能性だってあるじゃないですか!(流石にそれはないか(^_^;;;)

トゲのような背ビレで判別してるのだとは思うのですが、それにしても私には見つけることも判別することも至難なのでした。

海の中にはこんな忍者みたいなのがウヨウヨいるんです。

手裏剣(ヒトデ)だって落ちてますから。











行列に並んでまで食すことは滅多にないのだけれど、やっぱりラーメンだけは少々気になる。

先週のことだけれど、たまたま仕事のケリが着かないで昼食時間が2時を過ぎてしまった。
我が社の近所にもいつも長蛇の列を誇るラーメン屋があるので、この時間だったら並ばずに食すことが出来るだろうと出向いた。

それでも8人ほど並んでた。

ちょっと迷ったけれど、こんな時じゃなきゃトライすることも無いだろうと並んだ。
10分ほど待たされて、その店の名前が付くラーメンを注文。

これ↓
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旨くなかった。

お腹はしっかりペコペコなのに残してしまった。

ブロックで出てきたチャーシュー見ただけでもゲンナリした。

煮干しっぽい魚系の味付けのスープは許すとしても、何処にでもあるような味。
うどんじゃないかと思える太麺も好きじゃない。
脂っこさもダメだったけど視覚でもすっかり打ちのめされ、残してしまった。

完敗です(*_*)

みんな、このテの味が好きなんだろうか? 
私の味覚が変なのか?  不思議だ。

わざわざお昼時間を潰すために並んでいるのではないかと勘ぐってしまう。








946ac757.jpg←これ、左の写真、なんだかお判りでしょうか?
池の底に漂うゴミのようにも見えます。なんかモコモコ感がありますが、ゴミではありません。
クラゲです。大きさは直径3㎜ほどです。
波にあおられて逆さになってしまったワケではなく、これが正常な状態だそうです。
変な奴です。

そのものズバリの名前が付いています。
サカサクラゲ というそうです。

「サカサクラゲ」なんていうと温泉マーク33ec1d87.jpg思い出す人と、ウフフな宿を思い出す人といると思いますが、あくまでも生物としてのクラゲですので悪しからず。

本当に泳ぐときも逆さなのか、移動していただきました。

すると………。

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やっぱり逆さで泳いでいました。

ところで今回、石垣島でのダイビング1本目。
久しぶりのスチール・タンクで、ウェイトをどのくらいにすれば良いのか思い出せませんでした。
取りあえず2㎏で潜ってみることにしました。

ところが深度が深くなってBCにエアーを入れるのですが、私の身体は止まることなく沈んで行きます。
何度エアーを入れても沈んで行くのです。

「なんか変だな」とは思いましたが呼吸調整とフィン・ワークで、その1本目のダイビングを終えました。

ボートに戻って驚きました。
インフレータ・ホースの装着口、つまりBCジャケットとのジョイント部分が緩んでいました。

これではいくら空気を送り込んでもBCにエアーが溜まるわけありません。

今回、相方が海底で転がっちゃうような人間サカサクラゲのようなお方でしたので、バディ・チェックはちゃんとしたのですが、まさかインフレータ・ホースの取り付け部までなんてチェックしないですもんね。







私は犬派です。
ネコは嫌いでした、最近までは。中学時代、飼っていたハトを何羽もネコに殺されたからです。

ネコって食べるためでなく、狩猟本能から殺すんですよね。ただ、殺すことが目的なのです。ヒナだけは食べやすいからか食べてましたが……。

そんな過去があるので、どうしてもネコを好きになれなかったのですが、元来が動物(=生物)好きなので、あの忌まわしい過去の記憶も薄らいできたのか、最近はネコも好きです。

あの自由奔放さが良いですね。
それとネコの、あのオバカぶりがいい。

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私の家にいた犬はとても賢くて、人間の会話をある程度理解できていました。
家の中でゴロゴロしてる私に母が「暇だったら散歩でも行ってくれば」なんて言うと、スッ飛ん行ってリード(引き綱)を持ってきました。
ネコにはまず無理でしょう。まぁ、散歩についてくるようなネコも珍しいでしょうけど。

上の写真のネコちゃんは、石垣島在住です。
川平湾で生活してます。
そ~っと観光客に近寄っては素足に身体をスリスリして、観光客の悲鳴を聞いて喜んでいるようなネコちゃんです。

私の足にもすり寄ってきて、写真を撮れとせがまれました。
ポーズも決めて目線くれましたが、ハッキリ言ってブサイクです。

ここ川平湾は、猫たちの集会場でもあるようでした。

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写真のフレームから溢れたネコちゃんもいるので、二十匹以上はいたように思います。
何匹かは首にバンダナだかマフラーだかを巻かれていたので、誰かに飼われているのかもしれません。
木から吊り下げられたハエ叩きは、悪さをしたネコちゃんのせっかん用でしょうか?



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私の飼い鳩を殺したばかりか、田舎ではネコが大きなアオダイショウ(ヘビ)を捕まえて自慢げに持ってきたことも覚えています。

これだけネコがいたら、ハブもそう簡単には出てこられないでしょう。
きっと、いいオモチャにされてしまうに違いありません(ホントか?)。

















今年の潜り納めに石垣島に行って来ました。

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本当は去年同様、北アルプスに登り紅葉を楽しむ予定だったのですが、「マンタを見てみたい」というかみさんの希望で、秋の山から夏(予定では)の海へと急遽予定変更したのでした。

石垣島に行くことを決めた直後に、17号&18号と続けざまに台風がやって来てちょっとハラハラしたのですが、渡航3日前には東北へ抜け、「コリャ石垣はドピーカンだな」と期待して出向いたのですが太陽は顔を出してくれませんでした。
(誰の行いが悪いのでしょう?)

初日は曇り、翌日は朝から雨という最低の天気でした。
しかも波が高くてマンタ・スクランブルへ行けません。
結局、近場のポイントでノ~ンビリ・ダイブを楽しんできました。

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海中の模様はおいおいアップしようかと思ってます。

ところで今回のダイビングで、昨年の5月にライセンスを取得したかみさんが50本の記念ダイブを迎えました。

ダイビング中に、今回もまた私のお尻をツンツンし、海底に何やら文字を書きました。
何かなぁ~、とよくよく見れば“50”と書いてあります。
そして自分を指さします。どうやら写真を撮ってくれ! という事らしいので、撮ってあげました。

その後、私がナンヨウハギの赤ちゃん(上の写真)を一生懸命撮影していると、奇妙な動きをする物体が私の視界の中に入りました。






これです!  ↓




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そこにはバランス崩して海底に転がるかみさんが居ました。

撮影中のダイバーが他にもいたので、砂を巻き上げないように必死に耐えていたようですが、耐えきれずに転がったようです。

ボートに戻るなり「転がってましたね」とイントラさんに声をかけられ、同行ダイバーからも爆笑の祝福を受け、50本メモリアルは恥ずかしい記念ダイブとなったのでした。

これも良い想い出でしょう、バディの私は逃げたかったですが……(笑)。


















休日に自宅でゴルフトーナメント中継を観戦していると、どういう訳か眠ってしまうことが多い。

もともとゴルフに限らず、スポーツ中継はあまり観ないのだけれど、マラソンや駅伝などは睡魔に襲われる事もなく最後まで観れるのに、なんでゴルフだけは眠くなってしまうのか不思議だ。

ある人が「あの緑色(芝生の)は、精神をリラックスさせる効用があるんだ」と言っていたけど、それ故か?

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昨日、某出版社のゴルフコンペで武蔵カントリークラブ・豊岡コースに出向いた。

名門コースだけど生憎の雨(泣)。

しかも来週開催される日本オープンに備えて、ラフの芝は伸ばし放題。
ラフに打ち込むと落下地点は分かっていても、芝に埋もれてボールが見つけられないという状態。
当然、スコアはメロメロだった。

自分のプレーを思い返しながら、来週は眠らずにテレビ観戦出来るかもしれない。

※写真はスタンド設置工事中のNo.18ホール・グリーン。
大会では写真奥のグリーンを使用するそうです、写っていませんが(^_^;;;






早朝に目が覚めた。

時計を見たら6時前。起きても良い時間だったけど、外から聞こえる雨音に気持ちをそがれて二度寝した。
ダイビングしてる夢を見た。

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写真のような鏡のようなベタ凪(ナギ)で、「いつもこんな海に潜りたいね」みたいな事を誰かと話してた。相手はかみさんではなかったような気がする。女性であったかも定かでないのだが。ホントに! 
注記・かみさんがこれを読んだ場合に備えて(^_^;;;


今朝、電車の中で、初老の紳士が足を組んで座っていた。
雨であるから、靴は当然汚れている。
足を組むこと自体があるまじき行為なのに、見た目は紳士のその老人は泥が着いた靴底が見えるほどに足を組んでいた。

ずっと昔、まだ私が若い頃。
やはり通勤電車の中で、私の向かいに座る男性が足を投げ出していたので「邪魔だ!」とばかりに私はその足を軽く蹴った。それでもその男は投げ出した足を戻そうとしなかった。
ムッとなった私は、今度は自分のスネで彼の膝上をグイッと押した。

途端、わたしの全身から冷や汗が吹き出した。
私のスネに伝ってきた感触は人工のものだった。軽く蹴られても感じないわけだ。

明らかに義足と判る感触に、私は謝ることも出来ず、うつむいたまま冷や汗を流していた。

いつもベタ凪の海のような穏やかな心でありたいとは思うけれど、私の心はときどき時化(シケ)に見舞われる。
台風に翻弄されることは減ったけど、それでも荒れるときの方が多いような気がする。
凪(ナギ)の日は少ない。








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 だいぶ長い間、書店ではこの本が平積みされていたので、人気作品なんだろうとは思っていたけど、帯に書かれた「映画化」の大きな文字が私の手が伸びることを拒んでいた。

先日、知人が回してくれて「ならば」と読み始めたけれど、辛かった。
言葉遊びと知識のひけらかし。

何度、挫折しかかったか。

途中で結末が見えてしまったし、他に読まなきゃならない本もあったので止めても良かったのだけれど、「つまらなかった」とココに書きたくなったので最後まで頑張って読んだ。

知識ばかりをひけらかした、このような言葉遊びのような作品は好みじゃない。

わたしは知識よりも、「ほぉ!」と唸るような巧みな文章を優先する。
たとえば藤沢周平のような。

でも作者に敬意を表して良かった所も記しておこう。
最後には私は救われた。
屋根にいる弟と下から弟を見上げる兄との二人やりとりは、それまでの(読破する)苦痛を少しは和らげてくれて助かった。

「映像よりも絶対に活字!」な私だけれど、この作品だけは映像の方が面白いんじゃないかと感じた希有な作品だった。






きょう2日現在の情報では、サモア諸島での地震では160人ほどが、スマトラ島では1100人もの犠牲者が出ているようです。
スマトラ島では未だに瓦礫の下から救いを求めている人も多いようです。一刻も早く救出と復興をして欲しいです。

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わたしも数年前にヴァヌアツ訪問中に地震に遭遇しました。
運良く津波に襲われることもなく、楽しみしていた淡水ダイビングが濁ってしまって何も見えなかったくらいで、大きな被害には遭いませんでした。

上の写真はその時の島・サント島でのものです。

スコールが上がったので、ブラリと散歩に出て彼らに会いました。
遠くの方から笑い声が聞こえました。見ると学生らしき一団が楽しげに歩いてきます。思わずシャッターを切っていました(手ぶれしてます(^_^;;;)。

真ん中の女の子が私に気付いて、皆を止めました。
笑い声がピタリと止んで、「アッ、タイミングをミスったかな」と思ったのですが、その後、彼らは私の方を見ながら再び談笑し始めました。きっと私の事を「変なガイジンがいるゾ」とか言いながら笑っていたのでしょう。


ところで昨日、日本では赤い羽根募金が行われていました。
私も募金しました。
女学生が私の胸に赤い羽根を付けてくれようとしたのですが、辞退しました。
アレ付けてるのって結構、恥ずかしいんですよね。

昨夜ニュースを見てたら、鳩山さんをはじめ大臣がみな胸に付けてました。
全員が揃って赤い羽根を胸に付けてる図は、なんだか異常に感じました。

ところがその異常さが合点に変わりました。

あの募金の行き先(=使われ方)は何処なのかと、ちょっと気になったので調べたのです。
すると、出るわ出るわ! その不正使途の記事。(勝手にリンク張らせてもらいましたが、この記事以外にもいっぱい出てきました)

かなり信憑性が高いと私は感じました。
駅で「赤い羽根共同募金にご協力お願いしま?す!」と声を枯らしていた学生たちが可哀相です。

来年からはお金じゃなくて、彼女たちにペットボトルでも寄付しようかと思います。







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