タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2005年03月

マッサージに良くかかる。月に2?3度はマッサージのお世話になっている。
パソコンを多用するのが一番の原因だとは思うが、どうも酒の飲み過ぎも影響しているようだ。
肩こりは当たり前。これはキーボードを使ってばかりいるからだろう。(今もキーボードを叩いてる(~_~;) )

ところが最近は背中(健康骨の間から腰にかけて)にハリを、足の裏に疲れを感じる。背中のハリは、マッサージ師に言わせると、胃が悪いそうだ。足の裏は押されて「痛い!」と感じる箇所が毎回一緒で、聞くところによると肝臓と胃のツボなのだそうだ。そうなるとどうも酒の飲み過ぎが原因としか思えない。

節制しなくては…と何時も思いつつ(このブログにも何度か書いた)、タバコは止められたが酒だけは止められない。今も焼酎のロックを手元に置き、チビチビやりながらこのブログを書いている。

明日もサッカー「バーレーン戦」がある。日本が勝とうが負けようが酒は飲むだろうなぁ(^_^;;; それが私の楽しみでもあるのだからどうしようもないのだ。


ダイビングで事故が起きる確率は、経験本数100?200本あたりが一番多いらしい。確かに大分慣れてきて、注意が散漫になるのはこのあたりなのだろうと思う。自分がそうだから。

先週のダイビングで通算140本を越えた。
そして丁度100本目を数えたあたりから、ケアレス・ミスが出始めている。ウェイトを付け忘れてエントリーしたのが3回。フィンを装着せずに潜行したのが1回。ダイブ・コンピューターを船上に残したまま潜水したのが1回。
流石にサングラスのままで潜ったり、シュノーケルをくわえたままで潜行した事は無いけど(私のダイビング仲間はやったそうだ。ちなみに私はシュノーケルは装着しない)、注意力が散漫になってきていることは否めない。

昨年はヤップ島で潜水中にウェイトを紛失した。潜水途中に何処かで脱落したようなのだが、まるで気が付かなかった。安全停止の際に、やけに身体が浮くので変だな、とは感じたけれど船上に戻るまで判らなかった。

ダイビング中での事故は、相方(バディ)が知らぬ間に起こることが多いので原因がハッキリしないそうだ。海中の生物が死に追い込むこともあるようだが、ほとんどが酸欠による溺死か心臓麻痺、船のスクリューに巻き込まれたり波で岩や岸壁に叩きつけられる怪我が原因のようだ。

陸上ではそれなりに理解していても、エアーが切れたりゴマモンガラに襲われたり、ガンガゼやオニヒトデに刺されたり、急激な潮流に呑み込まれたりしたら、パニックで冷静な対処など出来ないのではないかと思う。
その為にも充分な経験が必要なのだろうけど、経験を積むにしたがい注意力が疎かになるというジレンマはどうすればいいのか。







連休最終日の月曜から、超が付く多忙さだった。

連休を利用してハワイ島へ行ってきた。その為の多忙さなのだから、当然といえば当然なのだ。
しかし、この様な忙しさを私は嫌いではない。むしろ純粋に仕事として楽しめる方だ。理想は旅立つ前に一気に仕事を片づけて、余韻を持ってゆったりと仕事に復帰するのが一番なのだが、今回は出発前に仕事を完了することが出来なかったのだ。それ故に日本に戻ったその日の夜も仕事をするハメになってしまった。時差ボケの頭で寝不足の身体に鞭打ち、かなりしんどかった。

前職は編集の仕事だった。当時は3日続きの徹夜など珍しくもなく、体力的にもどうって事は無かったのだが、最近は堪える。年だなぁ、とつくづく実感する。

さて今週末はハワイ島ダイビング・ログをまとめるとしよう。今回は素材が少なく、ページ構成に苦労しそうだが、金曜の夜に美酒を楽しめれば、良いページも出来るような気がする。

(明晩は事実上の決勝戦だぞ! 頑張れ!ニッポン!)




数年前から旅行に出る頻度が多くなった。その為か出発間際の段取りは、見事に手際よくなった。ほとんど、前回の旅行の持ち物を思い出しそのままバッグに詰め込んでお終いだ。
その際に一番気を付けていることは、前回の旅で持参し忘れた物を思い出すことだけ。だが結構これが難しい。旅の記憶など、よほど苦労したか楽しかったかしか残らないものだ。だから、持参し忘れて困った事など、なかなか思い出せない。……という事は実はそれほど重要なものではなかった……という事なのだが。

そういった機転に関しては、男よりも女の方が勝っていると思うのだが、皆さんはいかがか? 身分を証明できるもの(パスポート)と現金さえあれば、何とかなってしまうと考えるのは男の特性のようだ。もしも忘れ物があれば、その地で買い求めれば良いだけのことだ。しかしながら、かつてオーストラリアでクシを探し求めて苦労した記憶もある。その時はスーパーマーケットで入手できたが、仮にそれが見つからなくとも頭髪をボサボサのままで過ごせば良いだけのことだ。何にせよ、旅先で一番困ることは健康やその他のアクシデントだろう。

実は明日(既に今日だ笑い)の夜に日本を旅立つ。帰国は週明けの月曜だ。4泊6日の旅行である。機材は既に成田へ郵送手配した。あと持参するものはパスポートと現金と、……ウ?ム、何だ? 万が一の時はキャンドゥがあることを期待しよう。あるわけないか困った

雨でも降らない限り、土曜日はサッカーをしている。ほとんど毎週ボールを蹴り、走っているのだが、それでも時々筋肉痛になる。仮になったとしても普段はさほどの事では無いのだが、今日は酷い。完全に足を引きずっているような状況だ。股間の筋肉とふくらはぎが特に痛い。昨晩、ぬるめの風呂にゆっくりと浸りながらストレッチとマッサージをかなり入念にしたけど、やはり残ってしまった。

理由は判っている。金曜日の夜に深酒をしたからだ。二日酔いで酒が残り、頭はガンガン胃袋は裏返ったような状態でしかも寝不足。倒れないのが不思議なくらいの体調で走り回ったからだ。

昨夜は夜中に足がつるのではないかとビクビクしながらベッドに入った。睡眠中につると悲惨なのだ。意識のあるときなら早めに対処できるけど、寝ているときはもうろうとした意識の中でつるので、激痛になるまで気が付かない。いや、目が覚めない。目が覚めないどころかワニに足をかまれているような夢を見ていたりするのだ。「ワニに足を食いちぎられる?!」と叫び声を上げそうになった所で目が覚めて、激痛に慌てたりするのだ。
幸い足はつらなかった。

節制をしなくてはいけない年だというのに、無茶な事をした。……イカン、イカン(;^_^A……


今日は昼食を摂る時間も無くなりそうだったので作業をしながら食事を摂ることにした。
サンドイッチ伯爵がポーカー・ゲームの際に食すために作らせたので、その名が付いたというサンドイッチが一番なのだろうけど、元来わたしはパンが好きではない。ホットドッグやハンバーガーなら食べられるのだけれど、トーストやサンドイッチは嫌いなのだ(トマトサンドは好きだけど)。

ホットドッグなどそうそう売っている店があるわけでなし、そうなるとハンバーガーなのだが、かといって“犬もまたいで通り過ぎる”というマク○ナルドだけは食す気にはなれない。果てさてどうしたものかと思案していたら、ケンタッキーフライドチキンの看板が目に入った。「タシカ、ハンバガーヲウッテイタハズダ」と思い、店内に駆け込むとチキンバーガーとエビカツバーガー(確かそんな名前だった)があった。エビのバーガーを買った。

仕事をしながら食べるには少々難しい作りだったが、これが美味かった! 今までハンバーガーと言えばモスバーガーが一番の贔屓だったけど、これからはケンタのエビバーガーにしよう! それにしてもモスといいケンタといい、どうして美味いハンバーガーは食べづらいのだ? 食べやすいのは(マック)不味いし。ウ?ン、上手くいかないものだなぁ。アレ? おにぎりなら作業しながらでも楽に食べられたのか。いま気が付いた(~_~;) 仕事に振り回されて気が付かなかった。でも、ま、新しい発見があったから、今日は何となく嬉しい気分の方が勝ってるな。

江国香織の『泳ぐのに、安全でも適切でもありません 』を買った。短編集なので通勤途上で読むのにちょうど良いと思ったのと、彼女の作品を読んだことがなかったら。

で、本自体も薄くポケットにちょうど良いサイズで、1週間ほど通勤に付き合ってもらったのだけれど………、読破出来なかった(~_~;) 半分ほど読んで疲れてしまった。

決して難解な文章では無いのだけれど、どの作品もトーンが似通っていて飽きてきてしまったのだ。作品を読み終えた後に何も残らないのも、なんだか味付けの薄いところてんを食した後のような感じで…、ただ、フ?ンでお終い、残らない。

もう少し歯ごたえ、読み応えを期待していたんだけれど。
そういえば綿矢りさの『蹴りたい背中』を読んだときに近いなぁ。あの作品も途中で挫折してしまった(^_^;;; とってもモノトーンであの手の作品は苦手だ。文章表現力は劣っていても金原ひとみの『蛇にピアス』の方が、楽しませてくれた。

最近、ガツンッ! とくる作品に出会っていないなぁ。

ダイビングをしようと思ったのは20数年前のことだ。
セスナで移動して一気に滑り降りるスキーを体験したくて、新婚旅行はカナダへ行こうとカミさんと決めていた。チケット手配をしに旅行代理店を訪れたら、とても綺麗な海のポスターが貼ってあったので、「ここは何処?」と聞くとパラオという島だという返事。カナダの説明を聞いていたのだが説明は右の耳から左へと素通りし、“パラオッテ、ドコサ?”と思考していた。結局カミさんの同意も得ずに、その場でカナダ行きをパラオに変更してしまった。雪渓もある雪山から常夏の島へ、急きょ予定変更だ。

初めて訪れた南の島は、強烈なインパクトを私たちに与えた。しかし当時は私もカミさんも、どちらかといえば山派。スキーが共通の趣味だったし、カミさんはあまり泳ぎが達者でない事もあって、しばらくはスキーと登山を続けていたが、パラオ以来、私はいつも海に潜りたいと思っていた。
そしてそのパラオ行から十数年たち、ついに私はダイビングのライセンスを取得した。

「山は活力を与えてくれるけど、海は体力を奪っていく」とずっと感じていた。共に強烈な紫外線を浴びる場所だけれど、山のそれは優しく感じ海はきつく感じる。でも、海中だけは私に力を与えてくれている。

海中は人間が入っていってはいけない領域だ。しかし、遙か太古の昔に人間もそこから誕生したからか、海の中は母親の胎内にいるような心地よさを感じるのは私だけだろうか?
機材を使用しなければ呼吸が出来ない…という絶対的に人間を拒絶する世界だから、常に死というものを忘れるわけにはいかない。けれど、あのダイビングをしているわずか1時間そこそこの時間が、何とも安堵感に満ちあふれているのはどうしてか?(だからこそ危険なのだろう)
宇宙遊泳をしたことは当然無いが、ドロップオフ際のドリフト・ダイビングは、まさに宇宙遊泳の気分そのものだ。

今年も既に幾つかの島に行こうと計画を練っている。気を引き締めて潜らなければ、と思っている。宇宙人の様な可愛い魚たちに会いに、太陽光が揺れる無重力の世界を堪能しに。

子ども達がまだ小さい頃の姿が映るソニーの8?カセットがある。我が家のハンディカムは既に壊れてしまったので、秋葉原に再生機を探しに出かけた。
だが、液晶画面付きの再生機しかなく10万円以上もするという。私が欲しいのは単なるビデオ再生機なので、そこまで予算を捻出ことは出来ない。かといってこのままでは観ることも出来ない。結局、知人に今は生産されていないソニーの8?ハンディカムを借りて、DVDにダビングする事にした。

今は私の身長を抜いた生意気な息子達が、何とも可愛いものだ。まるで小動物がチョコチョコと動いているよう。昔を懐かしみながらダビングするのでまだ良いが、何とも大変な事になってしまった。7550691d.jpg

子ども達の成長記録をダビングし終えるには毎週末を利用しながら数週間はかかってしまうだろう。
そういえば、ベータで録画した映画も数本あるがベータを再生できるデッキは数年前に壊れてしまった。こっちは所詮、映画を録画したものだから、今更どうでも良いのだが…。そうだ、そういえば学生の頃、仲間と行ったスキーやモトクロス出場などを8?フィルムで撮影したぞ。あのテープはまだ再生できるのだろうか?

レーザー・ディスクなるものもかつて華々しく売られていたが、あれを買った人は今どうしているのだろう? レーザーディスクはフリスビーにもなりゃしない。

モツ鍋、ティラミス、ナタデココ。食品のブームは別に去ってくれても構わないが、記録が再生できなくなることは非常に困る。ハード機器が生産中止になるのは致し方ないとしても、売りっぱなしは許せないゾ。新しい記録ソフトへのダビング・サービスくらいしても良いのではないですか、ソニーさん。

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