kakigori先日、かき氷を食べた。
「今年、お初だ!」なんて言いながらシャクシャク食べてたら、今年のお初どころか数年ぶりのかき氷だと気がついた。
本当はあずきか練乳かけたのが欲しかったのだけど、「メロンとミゾレしか無いんです」と言われメロンにした。猛烈な暑さだったからかき氷の売れ行きも良くて、あずきやイチゴミルクみたいな人気者は売り切れてしまったんだろう。
メロンにしたのは“みぞれ”がどんなんだったか思い出せなかったのでメロンにしたのだった(メロン注文してから「ミゾレってどんなの?」と聞いた。無着色シロップのことね)。

中学時代。
いの一番に希望校受験に合格した女友だちの一人が、これから試験が待ち受けている私のために「願かけしてあげる」と言ってくれた。
その時のわたしは、「ガンカケ」なるものがどんなものか知らず、「何をしてくれるんダ?」と聞いた。今さら願かけの説明をここでする必要はないだろうから省略するが、彼女はその願かけのために「かき氷を断って」くれるのだと言う。
なんかその時は「俺のために……」と一瞬嬉しく思ったのだが、そもそも私にとってかき氷などというのは、こめかみがキ~ンと痛くなるからさほど好きな食べ物でもない。だからそれを“断って”くれてもさほど有り難みは無かった。しかも夏場ならいざ知らず受験シーズンは冬だ。こんな時期にそもそもかき氷など売ってる店はあるのか!?

きっと彼女は、本命彼氏には「ケーキを断つわ」なんて言ってるんだろう。それに気付いたとたん凄く不吉な嫌~な予感がしたのだが、私は志望校に無事合格したのだった(実力だってことだな)。

本日も猛烈な暑さだ。
昼食を食べ終えたら汗みずくになってしまった。会社に戻る前にこれまた今年初めて自分でアイスを買った。

icemonaka


あまりに甘過ぎて半分しか喰えんかった。