今日の朝刊にちょっと面白い記事が掲載されていた。それは明治の日露戦争での戦費確保のための増税に対するもので、増税に反対する人が書いたらしい。その内容は、庶民からむしり取るのではなく、〝紳士登録税〟として宴会や園遊会に出る人は登録制にして金を取るというもの。それ以外にも面白い徴税方法が挙げられていた。
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ちなみに新聞の主題は勿論、防衛費に関してのもの。
個人的には増税もやむなしとは思うけど、その税金の使われ方が気に喰わん。確かに国を守ることも大切だが、増税してまでのことか? ましてや敵基地攻撃など何を考えとるんだ。「攻撃してきたら戦争をやりますよ」と言ってるようなもんだろう。そんな内容のことを民意も問わずに一方的に推し進めようとするとは、もはや自民党も腐りきったもんだ。野党も何をしてるのか。増税するにしてもいまそれを本当に必要としてる先はほかにあるだろう。

写真は敵の戦車を攻撃する貫通弾(だったと思う)。日本に上陸してきた敵の戦車を攻撃するためのもの。決して〝敵基地〟ではない。敵基地まで届くわけないが。
日本の反対側で起こっている戦争も、敵基地攻撃してるが終わる気配がないではないか。むしろエスカレートしてるように思う。戦争とは相手国が白旗上げるまで続くものだし、そもそも日本はその経験を痛いほどしてるはずなのに、なんでこんな議論が出てくるのか。狂ってるとしか思えん。