大陸に渡るとその広さ、そのとてつもないデカさにいつも驚かされます。
アメリカ大陸を飛行機で縦断ししたときは、何時間も窓の外の景色が変わらないのが不思議で、ズ~っと見ていました。
そして今回はオーストラリアを車で10時間ほど移動しました。
アメリカほどだだっ広さは感じないほどに景色は変わってくれたけれど、ときどき出くわすその直線道路は本当にどこまでも真っ直ぐです。

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学生時代に北海道の直線道路をオートバイで走ったけれど、根本的にスケールが違います。
だいたいからして途中に町が無い。民家がない。お店もGSも無い! 時折上の写真のように2連結のまるで列車のようなコンボイ(長距離トラック)やキャンピングカーと擦れ違うだけ。
それでも道路っ端に「横断者に注意」の標識があるのが、これまた不思議。見かけるのはヒツジがウシばかりなのに。この荒野の、いったいどこから人が出てくるんじゃい! 「カンガルーの飛び出し注意!」ならわかるけど(実際、何度かカンガルーの死体を目撃した)、町以外で移動中に人の姿は一度も見かけなかったです。

島国・山国ゆえにクネクネそしてアップ&ダウンの道しか無い日本に暮らしてるから、こんな道に出くわすと思わず昔のCMソングを口ずさんでしまうのでした。

どこま~でも、行こう~。道は~、険しくても~。口笛~を吹きな~が~ら、走ってい~こう~」(古ぅ~!

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人生は紆余曲折の繰り返しではありますが、せめて心はこの道路のように真っ直ぐでありたいものですね。
私も精進しなくちゃ。