私はどうもこういう物に弱い。

写真は先週末、我が家から地元の小学校へ向かう途中で見つけた。

ご覧の通り、民家の家の前の下水口の蓋の脇からパンジーが咲いていたのだ。6380effe.jpg

こんなのは良く見かける事で、実際に一昨年あたりにも同じようなシチュエーションの画像を載せ、同じような事を書いていたと思う。

けれど、どうしても惹かれてしまうのだ。
こういう生命力の凄さに感動しない人もいないとは思うのだけれど、その度に携帯電話を取り出して写真を撮る…なんて人は少ないのだろうなぁ。

生命力…で唐突に思い出した。
むかし北海道の牧場でバイトしていたことがある。
朝起きると、寝泊まりをしていた部屋の天井は無数のハエやアブでビッシリ。夏といっても朝晩は冷え込むので彼らもジッとしているのだ。

私は朝起きるとまずは掃除機で、その天井にいるハエやアブを吸いまくる役目になった。
1ヶ月ほどのバイト期間が終わって、ボチボチ帰るか…となったある日、私は掃除機のフィルターを掃除してから帰ろうと思い立った。

毎朝やっていた事なのに、何故かその時はフィルターの中に大量のハエやアブが入っていることを忘れてしまっていた。


フィルターのカバーをパカッと開けた途端!




ブワ~ン!




数千匹はいると思われる大量のハエとアブが飛び出してきた。
心臓が止まるかと思うほどビックリした。

フィルターの中には死んでいる奴らもいたけれど、ほとんどのハエとアブが大空に飛んでいった。
少なくとも3~4週間は何も飲まず食わずだったはずだ(それとも死んだ仲間を食っていたのか?)。

もの凄い量のハエとアブの突然の飛翔に最初は驚いたのだけれど、その凄まじい生命力にもっと驚いたのだった。
(ハエとアブの凄まじい生命力の話はPart2に続く、…いつの日か…)