タカラガイの独り言

ダイビングや旅のこと、子どもたちとのサッカーの事など徒然に。

栗城史多

招く

先日、NHKスペシャルで登山家の栗城史多くんの特集をやってました。生前に二度ほど会ったことがあったので放映を楽しみしていたのですが、彼の行為(ヒマラヤ無酸素単独登頂)に売名行為だとか狂ってるだとか、随分と心ないツイートがたくさんあったそうで、その事に驚きそして悲しくなりました。
人が何かを成し遂げようとしてることに言葉を挟む、しかもそれが誹謗中傷であるということに衝撃を受けました。同じ登山家が言うならまだしも、ヒマラヤの麓にすら行ったことの無い、行こうともしない人たちがそのような言葉を彼に向けて言えるその精神構造が私には理解出来ませんでした。

………閑話休題………。

我が家からトットコ歩いて20分ほどのところに、招き猫で有名なお寺があります。ときどきプラプラと散歩がてらに訪れるのですが、今年は正月早々に行ってみました。
三門に続く正面はこんな感じです。

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歴史をヒシヒシと感じさせる立派な松の木が空をも隠すほどに繁っています。
このお寺は彦根藩主・井伊家の菩提寺でもあるのですが、名が売れているのはそのお墓よりも招き猫です。しかし、そもそもその招き猫が奉られるようになったのは、ある日、井伊直孝がこの寺の門の前で手招きするような仕草をした猫につられて門内に招き入れられ、その直後に雷雨となり、和尚の法談を聞くことができたことを大いに喜んだことがきっかけらしいです。
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今年、久しぶりに行ったのですが、ネコの数がすごく増えていてビックリしました。
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井伊家の墓に向かう途中に、こんな像もあります。
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こちらの壁から伸びる木も、かなり生長していて驚きました。このまま成長続けたら像が割れてしまうんじゃないかと心配です。



失敗と成功と

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昨日、アルピニストの栗城史多(くりき のぶかず)くんがエベレストで死亡したとのニュースが飛び込んできました。IMG_1395彼に2度会ったこともあり、彼の著書『NO LIMIT』もサイン入りで貰ったこともあり、驚きと共にとても残念でした。今朝、彼のお父さんが「交通事故で死ぬより好きな山で死ねたんだから本望でしょう」のようなことを言っていて、お父さんも凄い人だなぁ、と思った。

きのう、彼の死亡ニュースが携帯に飛び込んできたとき、てっきり雪崩に巻き込まれたのかと思ったけど、低体温症での死と聞きちょっと驚いた。
彼のような経験豊富なアルピニストがなんで? と思った。今朝のニュースでは体調が悪くなっての下山途中でのことだったらしいから、準備不足や無理をしてのことではなかったようだけど。

そして今朝、新聞で彼の死亡記事の横には、小さくだったけど女性医師の大城和恵さんがそのエベレスト登頂に成功したとの記事も載っていた。
日本人女性医師としてのエベレスト登頂は初なんだそうな。

同じエベレストからの二つのニュース。なんとも複雑な気持ちで読んだ。
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デスゾーン

Nolimit先月、クライマー・栗城史多氏の講演会を聴くチャンスがあった。
その時のお土産に、彼の著書「一歩を越える勇気」か「NO LIMIT」のどちらか一冊を貰えるというので「NO LIMIT」をお願いしていた。
昨日、それが届いた。すっかり忘れていたのだった。

講演では彼が引き籠もりだったことや、なんで山に登り始めたのかを交えながらエベレスト無酸素単独登頂にまつわる話しなどが聴けた。
少しも悲壮感無くむしろ笑いを招く話しぶりは、極限を極めたゆえのものだと感じた。
自分も一時、登山にのめり込んだことがあるから、彼のやってきた、そしてこれからやろうとしていることの凄まじさは肌感覚でわかる。

山を登る楽しみには頂上を目指す、一番上に立つ、初ルートを切り開くなどなどあるけれど、私はすでに一般ハイカーと一緒で山自体を、頂上までの道程を楽しむことしか出来ない。

この本は彼のエッセーと写真をまとめたものだ。写真好きの私には、どの写真も素晴らしい。写真を撮るという行為は、タイミングや技量の問題もあるけれど、私は「そこに行かなきゃ撮れない」写真が好きだ。だからこの本に載る写真は、私にはまず撮ることが出来ないものばかりなのだ。B6版の小さな本だけど、載ってる写真は迫力満点! こんな写真が撮れるところに一度は行ってみたいなぁ。

kuriki1


「夢は、折れなければ実現する。
 僕は身をもって証明したい。
  見えない山を登っている
    すべての人のために。」

                                    (本より抜粋)


酸素濃度は地上の3分の1。氷点下40度近くにもなる、生き物を寄せ付けないデスゾーンを単独で登り詰めた者の言葉は重みがある。






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