チュニジアで起こった独裁的政権に対する市民デモがエジプトに飛び火して、いまやかの地は大変な事になっているようだ。今年、エジプトに行こうと画策してたんだけどなぁ
一方、日本の宮崎では口蹄疫、鳥インフルエンザに続いて霧島連山新燃岳の噴火と、まさに踏んだり蹴ったりだ。「なんで宮崎県だけ?」ってきっと県民の皆さんは(鹿児島県の方も)思ってるだろうけど、「頑張ってください」としか言えない。わたしの生まれた新潟でも今は雪掻きで大変なようだけど、火山灰の撤去は雪以上にそうとう大変らしい。
何とか早く普及し普通の生活が営めるようになることを祈ります。

BlogPaint昨夜見ていたニュースで、新燃岳の噴火は数年続く可能性があると学者さんが言ってた。それはまた困ったもんだと見ていたのだけど、いっそのこと観光資源として活用しちゃってもいいんじゃないかと思った。
ハワイ島だってキラウエア火山を観光にしてるし、ヴァヌアツのタンナ島では火口付近まで登っていくツアーもあって、眼前で噴火の様子を見ることが出来た。
キラウエア火山もタンナ島の火山も、地元の専門家が天候や風向きを常にチェックしていて安全には最大の配慮をしていた。

確かに宮崎は災難が続いているけど、なんとかその災難を乗り越えていって欲しいと思う。

話しは冒頭に戻るのだけど、エジプトのデモはインターネットを通じて市民に広まったようだ。これを聞いた中国は、きっとこれからますますネット規制を強化してくるだろう。ネット社会に制限をかけることは絶対に無理だとは思うけど、中国政府にとってネットを介した市民扇動は何よりの驚異だろう。
それにしてはネット社会が確立してる日本は、何も起こらないなぁ。ある意味、今の政府はまさに悪政だと思うんだけどね。いや悪政ではないな。無能なだけだ。悪いのは本来は国民に還元すべき国家予算を私腹を肥やすために利用しようとしてる一部の官僚達だ。日本人の心の中にある火山が爆発しないのが不思議だ。あちこちでくすぶってるのは見えるんだがなぁ。

上の動画はヴァヌアツ・ タンナ島の火山に向かう途中の風景です。噴煙がこちらに向かって流れ、爆発音がここまで響いてきています。