キンチャクガニ@アンボン・パンテパリジ
先週末、お友達に誘われて茨城県のゴルフ場まで出向いた。たまたま近所の方も一緒だったので、その方の車に便乗させていただくことになった。
高速道路をひた走り、もうちょっとで降りるインターに差し掛かったとき、
「タカラガイさん、インター降りるとトイレ探すの面倒だからサービスエリアでちょっと休憩して良いですか?」とのこと。もちろん構いませんよ、って事でアタシもゴルフに備えてアリナミン・ドリンクを。
再び走り出して高速道路を降りたとき、
「大変だ! トイレの上にポーチを忘れてきた!」 と同行氏。
さぁ大変! 慌ててUターンして再び高速に入り、小休止したサービスエリアまで行くが、そこは上下線分かれたサービスエリアのため忘れ物したトイレには行けない。更に猛スピードで走ること数十分。先のインターチェンジで降りて逆戻りし、忘れ物したトイレにやっと到着。が…………、当然のごとくポーチは無い。
ポーチの中には大枚20万円、携帯電話にキャッシュカード数枚、そして運転免許証が入っているという。ガックリとうなだれる同行氏。
ところがトイレに隣接するコンビニの店員さんに聞いてみたら、ナント、届いてた! 届けてくれた人は名前も告げずに去って行ったそうな。いやぁ~、さすがニッポン! これぞ日本だ! いやぁ~目出度い!
キンチャクガニももうすぐ出産でこれまた目出度い!
名も告げず、大枚から1枚も抜き取ることなく去った御仁は何処の誰やら。こんな人ばかりだったら、くだらん争いなど無くなるだろうなぁ。
タグ:抱卵
クマノミ
写真はオレンジフィンアネモネフィッシュの幼魚とツーバンデッドアネモネフィッシュの成魚です。
南の海ではクマノミの仲間を良く見かけます。良く見かけはするのですが、これがまた結構な種類があって、「なんだ、そいつには会ったことあるよ」と思っても、実は違った個体だったりするのです。
このクマノミも、最初は普通のクマノミかと思ったらどうも違うような気がして、バリアリーフアネモネフィッシュかとも思ったのですがどうやらツーバンデッドアネモネフィッシュのようです。
オレンジフィンアネモネフィッシュの幼魚の方は体長約1cmほど。可愛いでしょ~(^^)
で、一方コチラ(↓)が良く見かけるクマノミさんです。
画像に注釈加えましたが、このクマノミ夫婦はただ今抱卵中でして、イソギンチャクの裏側にビッシリとタマゴを産み付けていました。
ガイドさんがそのタマゴの上に小さな貝殻を落とすと「コラ!何てことすんねん!」とばかり、ピャッ!と拾い上げて住みかの外に捨てに行くんですね。
「コリャおもろいゾ!」と何度かやらせたのですが、その度にこのクマノミさんはピャッ!と口にくわえて拾い上げて捨てるんです。
いつかは嫌になって止めるか怒り出すんじゃなかろうか、と思ったのですが何度やっても健気にピャッと拾い上げます。
これぞまさに親としての鏡です。ちょこっと動画も撮りましたのでご覧ください。一瞬ですので瞬きしてると見逃します(笑)。
もしかしたら彼らの暇つぶしに私たちが利用されていたのかもしれません・・・・。