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正月に立ち寄った岡山城。
お城ファンってけっこういるようだけど、ウチのかみさんも昨年あたりから今はやりの“歴女”の仲間入りをし、何かにつけては戦国時代の本やテレビ特集を見てる。
そんなわけで、岡山に到着したときに真っ先に出たかみさんの言葉は「岡山城を見たい!」。

わたしも歴史には興味はあるけど、戦国時代よりも近代史の方で、お城にも特に興味はない。
見た目に歴史を感じるようなものなら見てもみたいが、このお城のようにこんなに綺麗じゃどこかの国にある高級ホテルと勘違いしそうだ。
まぁ、ご存じの方も多いと思うけど記しておこう。このお城、ご覧のように黒い。修復時に黒に塗り替えたのではないらしい。もともと黒かったそうだ。それでカラスのようだからと烏城(うじょう)とも呼ばれてるそうな。

さほど気乗りもしなかったけど、せっかくここまで来たのだからと300円払って入ってみた。



想像通りだった。

母は階段昇るのが嫌だからと入らなかったけど、中にはエレベータもあった。


このお城の背後には、川を隔てて岡山後楽園がある。私としてはこっちを散策したかったけど、時間もなく母も同行してたので諦めたのだ。次回に残しておこう(きっと、次回は無いと思うが)。

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天守閣に登れば目の前に鯱(しゃちほこ)があった(この向こうに見えるのが後楽園)。
本物の金で出来てるんだろうか? こんな目の前に鎮座してたら、直ぐに盗まれちゃいそうだ。雲盗り暫平みたいに大凧に乗って盗む必要もない。

きっと本物の金ではないな。



お城に住むって、やっぱ気分のいいもんだろうと思う。町人達が生活する様を上から見下ろしてるわけだ。
誰だったか忘れたけれど、昔の偉いお殿様は城下町を見下ろして家から煙が上らないことを訝り、庶民がまともに食事も出来ていないことを悟って改革したそうな。
増税前に議員・公務員改革(人員削減と減給。ただし教育と防犯は除く)をして欲しいと願ってる国民が大多数なことに早く気付いて欲しいなぁ。