nisshoku

今日は金環日食。出勤前の慌ただしい時間だったけど、いつもより10分早く起きて出勤準備をし、天体ショーに備えた。
東京は生憎の曇りだったけれど、それでも金環食を見ることが出来た。

直接カメラ覗いちゃイカンと言うから液晶ファインダー越しに撮ってみたのが上の写真。なんだかテレビ報道で見る物に比べて、やけに貧相だなぁと思ったら、日食撮影用の専用フィルター付けなくちゃイカンそうな。
予備知識の欠如。撮影後に知っても後の祭りだ。

先週、土曜日一泊で平泉の中尊寺、そして宮城県松島と瑞巌寺を観てきた。今回はボランティアでなく純粋な観光で。
中尊寺も瑞巌寺もガイドさんの説明聞きながら歩いた。うちのかみさんは最近ブームの“歴女”になってるから予備知識豊富だけど、学生時代に歴史を勉強しなかったわたしは解説なければ何を観てもただの古い建築物だ。
しかし説明聞きながら見て回ると、感嘆することも多いのだ。歴史は面白い。学生の時、ちゃんと勉強しとけば良かったと、今になって悔いているのだった。
chusonji

世界文化遺産の金色堂などは撮影禁止だった。
ならばしっかりと目に焼き付けておこうとお堂内に入ると、建造物や御神仏に目を向けることもなく笑い騒ぐ集団がいた。彼らもきっと予備知識はかけらも無いのだろう。説明聞く気も観る気も無いなら入らなければ良いのにと思ったけど、団体行動だからそういうわけにもいかんのだろうなぁ。

話しは戻って今朝の天体ショー。

私がパジャマ姿でベランダから撮影してたら、ご近所さんも観ていた。互いにパジャマ姿でベランダ越しのご挨拶。
しばらくするとかみさんもやって来て「観察メガネがあるよ」と言う。愚息1号が買ってきたらしい。その愚息1号はまだベッドの中だ。いまこの時に使用しないなら何のために買ってきたのか?

しかしそれを装着したかみさん、「何も見えない」。
私も覗いてみた。ただ真っ黒なプラスチックが付いたメガネだった。光はまったく透過しなかった。モノの見事に何も見えない。確かにこれなら絶対に目を痛めることはないだろう。

megane

1号、つかまされたようだ。