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初潜りは?
ホソスジマンジュウイシモチ
ほおずり
オガサワラカイカムリ@リロアン・マヌリヴァ
俗称ゆきんこチャンことオガサワラカイカムリです。
それにしてもしかし、カワユイ! 可愛すぎる! 必死にウミヒルモにしがみついてるその姿が何とも愛らしい。思わず頬ずりしたくなっちゃいますが、大きさ1㎝に満たない身体ですから出来ません。そもそもそんなことしたら、かぶっているホヤがつぶれてしまいます。
先週末からフィリピンはリロアンで潜ってました。十年ぶりくらいの再訪かな?と思っていたのですが、ログを見返したら7年振りでした。しかし、リロアンの町並みは大きく様変わりしてました。そりゃそうですよね。
成田から24時間近くかかってようやっと到着したと思ったら、町中は真っ暗。停電でした。懐中電灯でのお出迎えでチェックイン。そして帰国日もまだ朝明け切らぬ5時に起きてパッキングする予定だったのに、これまた停電でスマホのライト頼りに荷造りするハメに。クーラで乾かそうと思っていた機材もクーラーが動かないので生乾きのまま。
海中はもちろん最高でしたが、停電というアクシデントでなかなかに忘れられないダイビングとなったのでありました。まさかまた忘れ物しとらんだろうなぁ。(ラジャアンパットでワイドレンズ忘れてきた)
背筋を伸ばして

私が釣りにのめり込み始めた少年の頃、浦安や行徳にたびたびハゼ釣りに出かけました。
いつ頃からだったか記憶は定かでないのですが、ある年から突然に、江戸川域や荒川域、ホゾ(飛び越えられるほどの細い小川。今は埋め立てられて存在しない))で釣れるハゼに奇形が増えてきたのです。
背ビレが無くなっていたり、酷いのになると目が溶けたように無くなっているのもいました。これはニュースでも報道されたので記憶されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな奇形のサカナはさすがに食す気には到底なれず、その場で棄てましたが、それを契機に私の釣り熱は急速に冷めてしまったのでした。(その数年後、磯釣りやルアーフィッシングに再びのめり込みましたが…)。
いま、中国では大気汚染が酷く、その汚染された大気は西風に乗って日本まで届き、西日本のみならず遠く山形の蔵王山頂でもその汚染物質が発見されたと新聞に書かれてました。
中国国内を流れる川のサカナは、どうなんでしょ?
このエキセニュースジレンマー君のように背筋をピンッと伸ばして川底を徘徊しているでしょうか? いやきっと、サカナそのものが生息してないでしょうね。
背筋を伸ばして歩くどころか、深呼吸も出来ないような国には、間違っても住みたくはないなぁ。
エキセニュースジレンマー(スズキ目イソギンポ科)@リロアン
小さな親切、困ったお世話

先回行ったリロアンでのこと。
リロアンでは目先のポイントでもボートで向かいます。上の写真のタンクの向こうに浮かぶ小さな舟がそれです。そしてこの写真の露光オーバーで飛んでしまった辺りがダイビング・ポイントでもあります。泳いで行っても5分とかからないようなポイントですが、それでもボートで行きます。
漁民ボートの往来が多くなってきたので、安全のために水面移動せずにボートで行くのだとのことでした。
このダイビングハウス目の前のポイントに向かったときのことです。
ポイントまでホンの10数秒ということで、かみさんは機材装着したタンクのバルブを開けておいたようです。ところがエントリーする間際、隣りに座った男性が、「開けてあげましょう」とバルブを廻したそうなのです。
「あの~。それって閉めてると思うんですけど」とかみさん。
するとその男性は、「アッ、そうか!」。
いやはや、「アッ、そうか!」で済まされる話しではありません。
まぁ、かみさんも一応は100本超えたダイバーではありますが、きっとそのまま潜行していたら相当パニックになったことでしょう。マウスピースと間違えてシュノーケルくわえて潜行開始しちゃうより危険性は少ないとはいえ、ダイビングで一番怖いのがパニックですから、危険であることに変わりはありません。
この男性、ダイビング本数ほぼ私と同数でした。
けっこうな本数を潜っていても、こんな初歩的なミスをやらかすのです。
ダイビング事故が初心者よりある程度の経験積んだダイバーの方が確率的に高いのは、この慢心ともいえる緊張感の欠如から起こるのだと思います。
私も気を付けよう~っと。

私は彼が海に落ちることより、日焼けの方が心配でした。
アシスタント・ガイドのルーイ君も苦笑いです。