タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

タグ:マンタ

ダイビングの合間の水面休息のときに色んな島や砂州に連れて行ってくれることは、先日既に書きましたが下の写真がその砂州です。

sandland
写真の反対側も似たような景色です。島ではありません。潮の流れや波がこのような砂州を作り上げているようです。
砂州ですから建物などはありません。砂とサンゴの欠片と波しかありません。1時間もここに居たら、間違いなくこんがりトースト通り越して炭になっちゃいそうなので、と~っても綺麗な天国みたいなところなんですが私は早々にボートに逃げました。

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オニイトマキエイ@マンタ・サンディ。

この時、ブラックマンタもやってきたのですが写真撮り損ねちゃいました(泣)。ブラックマンタ、やっぱりかっこよかったです。
ちなみにこのポイント周辺はマンタのクリーニング・ステーションになっているそうで、運が良ければ数十枚ものマンタがひしめき合ってるのを見ることも出来るようです。私はイクジット後にボートの上からその光景を見ることが出来ました。


ヒレしか見えていませんがかなりの枚数が泳いでいるの、判ります? 
この下で潜ってみたかったですが、かなりの潮流でした。

【5月21日 追記】

せっかくのなので水中で出会った時の動画もアップしちゃおう。最後の方でチロッとカンムリブダイも登場します。


manta1


石垣島と言えばマンタことオニイトマキエイが見られることで有名だけれど、それ故にダイバーが沢山集まりすぎてマンタに嫌われてしまったようだ。
これまで行っていたポイント“マンタスクランブル”は、今では滅多にマンタの姿を見ることが無くなったそうな。そりゃそうだろうと思う。マンタがやって来るクリーニング・ポイントの周りは、ダイバーが吐き出す泡でカーテン(←3年前のログです)が出来るほどだったもの。

最近では底地ビーチから向かってマンタスクランブルのちょっと手前にあるポイント“マンタシティ”の方が会える確率が高いのだそうな。
このポイントを使うようになり、石垣島のダイビングショップは常時ポイントに入れる船数を5艘に決めたそうだ。(それを守らないショップもあるとか)。
良いことだと思う。マンタが見られなくなっても私は石垣島に行くけれど、そうとなればかなりの数のダイバーが来島しなくなるだろう。

このマンタシティを発見したのはグラスボート屋のおじさんだったそうな。ここにマンタがやって来る話しは瞬く間にダイビングショップに広がり、今度はダイバーが大挙して押し掛けるようになった。
すると今度は、ダイバーがいる頭上をボートが行き来するのは危険だろうと、そのグラスボートの侵入を拒んでしまったらしい。
グラスボート屋のおじさん、怒ってるんだろうなぁ。ダイバー以外だってマンタ見たいだろうし、ポイントに来たらオールか櫓で船を操作する…ってワケにはいかんのだろうか?

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この日、エントリーするなり大きな3匹の雌マンタが現れてくれた。そして、その後ずっと私たちにその姿を披露してくれた。彼女たちの勇姿に見とれていたら、気がつくとアッという間に50分が過ぎていた。

kabira

昨年、北風の影響でポイントにすら行けず逢えなかったマンタ。先週末、そのリベンジとばかりに石垣島に渡りました。
挑戦っていう意味のつもりでリベンジ、とは書きましたが辞書でRevenge を調べると“復習”とか“仕返し”って意味でして、マンタからすれば何もしてないのに仕返しされてもはなはだはた迷惑な話ではありますが……。

今回は夜半と夕方にスコールがあったけど、連日好天に恵まれました。そんな石垣島から昨夜東京に戻ったら、あまりの暑さに参りました。ドピーカンの石垣島は日なたに出ればジリジリと肌を焼き焦がすけど、日影に入れば汗ばむことはありません。昨夜の東京はベッドの上でジッと横になっていても汗ばむほどで、まさに東京は世界で一番暑い都市ですね。
さてまずはキンギョハナダイの乱舞です。少しは涼しさをお届け出来るでしょうか?


今回は3回マンタスクランブルに行くことが出来ました。その3回ともマンタに会えました。
昨年会えなかったので、私が来たことをマンタが喜んでくれたのでしょうか?

3回目のマンタスクランブルでは55分を経過して何も登場せず、さすがに今回は空振りか、と諦めモードでボートに戻る途中にマンタ君登場。今回は3度とも至近距離での遭遇でした。ホント、ラッキーでした。

 



上の動画の画面右下に映り込んでいたフィンは私の物です。マンタが自分の方に向かってくるので衝突を避けようとあわてて寝ころんで撮影したために映り込んでしまいました(汗)。
あわてて海底に仰向けに寝ころび撮影しているわたしの姿をご想像ください(笑)。

manta





最高の夏休みでした。








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