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明晩、深夜1時20分発のマレーシア航空でマブールに向かう。
羽田を深夜に発ち早朝6時20分にコタキナバル着。コタキナバルから再び飛行機を乗り継ぎタワウに飛び、タワウからは車でセンポルーナ港へ。走行時間およそ1時間30分。センポルーナ港で車からスピード・ボートに乗り換え今度は海上を45分。ようやっとマブール島に到着する。
2009年にマタキングという島に行った際に、これとほぼ一緒の行程を経験してるのだが、さほど疲れを感じなかった記憶が残ってる。結構な強行軍なのに何でだろ? 今回は果たしてどうか? 到着した日にチェク・ダイブ出来る元気は残ってるだろうか?

今回マブールに行くのは、そのマタキング島滞在中にたった1回、しかもエンジントラブルで2本しか潜れなかったシパダンに行くためだ。
シパダンはかつては宿泊施設もあったけど、今ではそれも取り壊され1日に来島できる人数を制限してる。で、この島に一番近いのがマブール島なのだ。

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シパンダンは大物がガンガン現れる海域で、写真のようなバラクーダやギンガメアジの群れに遭遇出来る。前回行ったときは普通のデジカメだったので、私の周囲を囲むように群れていたバラクーダもこの程度しか写せなかった。だから、今回はワイドレンズ持参で行くのだ。
しかし、滞在するマブール島はマクロが楽しいらしい。そんなわけで今回はワイドとマクロの両方を持ってくことにした。

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昨夜、パッキングを終えて重量を量ると29㎏あった。これだけの重量だと殆どの航空会社がビジネスもしくはファーストクラスでもない限り、重量超過料金を取られるのだけど、マレーシア航空はダイビングのライセンス・カードを提示すれば30㎏までオーケー! なんとも嬉しいはからいだ。シパダンへのダイバー入海制限してるのも素晴らしいし(抽選に外れて行けなかったりして)、マレーシアって好きだ。料理も美味しいし。

このマブール行き。実は今年の3月に計画していた。ところが出発1週間前にあの東日本大震災が起こった。当然、ドタキャン。しかもキャンセル作業もドタバタしてて遅れ、実際にキャンセル申し込んだのは出発3日前だった。それなのに「こんな時ですからキャンセル料は要りません」とマレーシア航空。ますますマレーシアが気に入ったのだった。

果たして期待するカットは撮れるだろうか? 後は運任せのカメラ任せ。技量の無さをカメラに補ってもらおう。そのために重い機材をエッチラオッチラ引きずって、遠方まで行くんだから…………。