タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

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ボロカサゴ@アンボン・ラハⅠ

ここ最近フェイスブックにアップしていないんだけど、知人の近況を知るためにときどきアクセスはしている。
するとフェイスブックは頼んでもいないのにアタシが過去にアップした記事を引っ張り出してきて「〇年前のタカラガイさん××にいました」なんて知らせてくれる。フツーだったら「わぁ、懐かしいなぁ!」ってところなんだろうけど、コロナ禍で潜りに行けないアタシには、お腹壊して医者から食事を止められている人の目の前にステーキやらお寿司を並べるに等しい。
昨日フェイスブック開いたら、3年前に行ったスイスの写真をボロボロと出してきた。エ~イ、くそ! アンボン、アニラオ、加計呂麻島に石垣島。行きたいゾ~!

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ボロカサゴ@ミルンベイ・クラノイドシティ

この日、このポイント・クラノイドシティには続けて2本潜った。それだけの価値のあるポイントだと思う。で、1本目のブリーフィングの際に、歩くサメがいることと、このボロカサゴがいることも教えてもらっていた。しかし1本目はまたしても自力で発見できず。細い枝サンゴの間にチョコンって感じで座って(捕まって?)いた。そのサンゴの枝が邪魔であまり良いカットは撮れなかった。
そして2本目。今度は(偶然にも?)自力発見。しかも今度はサンゴから離れて着底していた。「これはチャンス!」とばかりに彼(彼女?)の前に回り込む。すると……、大口開けた! シャッター・タイミングが遅れてクチ半開きのカットになっちゃったけど。
「エ~イ、昼寝の邪魔をすんな!」って叫んだみたいだった。

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ボロカサゴ@アンボン・アマハスⅡ

残念ながら目的の抱卵中のサイケデリックフロッグフィッシュには会えなかったけど、今回も充実のダイビングを楽しめた。
何でも聞いたところによると、遠征してきたダイビング・グループがサイケデリックフロッグフィッシュ見たさに彼らの住み家であるゴロタの岩を根こそぎ動かしたのでサイケデリックフロッグフィッシュそのものが居なくなっちゃったたらしい。ちゃんとしたダイバーならゴロタ下の生物を探しても、そのゴロタをちゃんと元の状態に戻す。戻す際にもゴロタで生物を痛めないように細心の注意を払う。なんとも困ったダイバーが多くなったもんだ。

しかしアンボンというダイビングエリアは非常に興味深い。湾のようになっているのに、時に激流が流れたりする。

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上の写真はアンボン島の一部。赤い楕円で囲われた当たりが主なダイビングポイント。上下を島ではさまれているから海流は停滞しそうなもんなのだけどなぁ。しかしその潮流が多くのプランクトンを運んできて魚たちの天国にしているんだろう。

地元の島民たちはゴミを道ばたや海に平気で捨てている。ダイビングショップに向かう途中の道路脇には大量のビニール袋に入ったゴミが投棄されていた。当然の海中、海上にもゴミがたくさん浮遊している。
彼らの意識が変わらない限り、そして心ないダイバーが来島する限り、数年でこの素晴らしいダイビングエリアもつまらない所になってしまうだろう。

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ボロカサゴ@アンボン・リノシティ

アンボンに向かう前のことなんだけど、夕食時にアスパラと椎茸のベーコン炒めが出てきた。だと思った。が、食してみると何となく違う。
「これはベーコン?」と聞いたら、「んん、豚肉」。
豚のバラ肉炒めすぎてベーコンのようにカリッカリ。まぁ、油はほぼ全部溶けちゃってるから健康的にはその方がよろしいのかもしれん。

さて、ボロカサゴです。
ワタシ、ボロカサゴに会ったのはこれが2度目です。英名ではレーシースコーピオンフィッシュといいますが、まさしくヒレがスッケスケのボロボロ。レースのようだといえば確かにその通り。こんなスコスコのヒレで水を掻いて推進力は得られるのでしょうか? 見た目がボロボロでも、きっとヒレの役目はちゃんと果たしてるんでしょうね。

こちらもご尊顔お見せいたしませう。

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またセクハラ野次が飛んだそうだ。今度は都議会ではなく国会。議員の仕事はどうやらヤジ飛ばすことのようだ。
不審な出張が発覚し、その釈明号泣プッツン記者会見をやってくれた兵庫県議員といい、政治の世界にはどうしてこうもスカポンタンが多いんだろう。
そんな議員に一票入れちゃった有権者はさぞや悲しいだろうなぁ。

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ボロカサゴ@レンベ・アエルプランNo.2

その昔、法務大臣を務めたこともある有名な政治家の秘書さんと知り合った。その時、「政治家ってみんな、高そうな良いスーツ着てますね」と言ったら、「みんな貰い物さ」と笑いながら教えてくれた。

さてボロカサゴ君、きみの衣装は間違いなく自前だ。君はきっと「ボロは着てても心は錦」なんだろうね。

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