タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

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「おぬし、なかなかやりおるのう」などと使われる“おぬし”ってのは、“あんた”とか“おまえ”的な意味合いだけど、ある場所にデンッと構えているヌシは“主”、すなわち君主、てっぺんに居る者を指す。同じヌシでも目線が上下異なる。“お”が付くから尊敬語になるかと思いきや、“お”のある方が同等か見下した言葉で“お”の無い方が目上の方への称となるのはこれ如何に。

それはさておき、海の中でも目線が上向くヌシがときどき居る。

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バラクーダ@トランバン・沈船

ここではちょっと有名なバラクーダらしい。いっつもこの周辺を悠然と泳いでいるんだそうな。私のことなどまったく眼中に無いようで、私のそば1㍍ほどまで彼の方から寄ってきた。これほど堂々と寄ってこられると、正直ちょっとビビった。
餌付けでもしてるのかと聞いたら、かつてはしていたけど今ではまったくやってないそうな。ダイバーが多すぎて慣れっこになってしまったのかな。それにしても根性の座ったバラクーダだ。

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我が家の台所。ガス台には下部に魚焼き器も設置されてある。ところが奥行きが40㎝ほどしかなくて、大きめのカマスなどはそのまま一匹を焼くことが出来ない。ゆえに半分に切り、2列に並べて焼くことになる。それはそれで致し方ないとは思うのだが、食卓に出てきたときにはほぼ間違いなくシッポの方が私の前に出てくる。頭の方はかみさんの前に並ぶ。
一匹丸々を焼かなくても良い塩鮭などでも、私にあてがわれるのはシッポもしくはカマだ。まぁ、カマは好きだから良いのだが、なんで私にはシッポばかりなのか。……………。解せん。

カマスの大親分であるバラクーダは時に毒性持ったのもいるようで食用にはあまり適さないそうだが、もしも食すことになったら我が家では3等分くらいにしないと焼くことが出来そうに無い。3切れあってもきっと私にはシッポがあてがわれるのだろうと思う。

バラクーダ@シパダン

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