vietnam

先週木曜日からベトナムに行ってました。で、今朝6時30分に無事成田到着。
今日はお昼過ぎから子供たちのサッカー招待試合が入っていて、時間的にはじゅうぶん間に合うのでベトナムに向かう前にはコーチ陣に、「戻ったら試合会場に出向きます」なんて言っていたのだけれど、身体も頭もボーっとしちゃってゴメンナサイしてしまった。
荷物を整理してヨッコラショと立ち上がろうとしたら足もつっちゃうし、こんな状態ではガッツ出してグランドに向かったとしても、何も出来ないどころか審判やって足をつり、大恥かくのが関の山だったと思う。流石にこの年で睡眠時間2時間ほどってのは堪えるなぁ

ハノイには現地に工場を構える日本企業の視察で行ったのだけれど、私にとっては初めての地なので、視察を抜きにしても出発前から興味津々だった。で、到着して一番に感じたことが、車も街並みも汚い(土埃で)ことだった。道路の上も舗装されているのに土が溜まってる。まるで火山灰でも降り積もってるかのよう。

私が持っていたベトナムのイメージって、湿地ジャングルにシトシトと雨がよく降ってる…ってものだったのだけど(何でこんなイメージを抱いたのだろう?)、滞在中は午前中は連日雨だった。気候的には雨期に入る前の一番良い季節のはずだったんだけど……。
なんか視界もスッキリしないのは、このドンヨリとした天気のせいかと初めは思っていたのだけど、どうやらワラワラと走るオートバイや車の排気ガスのせいだったみたい。私だけじゃなく同行した人達もコンコン咳をしていたから。
まさにカオス(混沌)というひと言がピッタリの国だと思うけど、そのカオスの中にフツフツとエネルギーを感じたのも事実。インドネシアのそれとはちょっと違った雰囲気だった。

交通ルールは皆無に等しかった(笑)。信号無視なんて当たり前。ベトナムは右側通行なんだけど、逆走する(左を走る)のも日常茶飯事。水牛の馬車が高速道路にも入ってくるらしい
当然ながら交通事故はとっても多く、毎年1万を超えてるそうな。8600万人ほどの人口に対してこの数字だから、こりゃ凄まじい。実際にたった3日の滞在期間中に3度も交通事故を目撃した。

人々も暖かくて親近感をとても感じたけれど、残念なことに路地裏のおばちゃんなんかに話しかけても言葉(英語)が通じなかった。女性も綺麗だし、子供たちもとっても可愛かったし、もうちょっとコミュニケーション取りたかったなぁ。

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とても魅力ある国で人々も素敵だったけど、あのニゴニゴの大気と道路渡るのも命がけってほどの交通道徳の無さだけは御勘弁、でした。