sonburelo

連休を利用し、会社を一日休んでフィリピンのアニラオで潜ってきました。
上の写真はアニラオの名物ポイント・ソンブレロです。
手前の砂浜奥に家屋のようなものが見えましたが、人が住めるような島ではなさそうなので、きっとBBQなどしに来た人が使うのでしょう。ダイビング・ポイントはこの島の向こう側になります。

ところでアニラオからの帰路、マニラで昼食を摂ろうと食堂に入りました。昼時とあってちょっと混み合っていました。男性が独りで食事をしていたテーブルがあったので、「隣の席を使っても良いですか?」と英語で聞いたら日本人でした 
仕事で世界中を飛び回っている方でした。食事しながらその方と、お互いに訪れた国のことなど色々と話すうちに、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の話しになりました。彼が「民主党の対応をどう思われます?」と聞くので、私は「みんな揃って“粛々と…”ってのも情けないけど、まぁああするしか他に方法もないでしょうからね」なんて答えました。

その時、なんとも説明しがたい雰囲気が漂いました。彼は「自民党は生ぬるい…って言ってますけどね」と、なんか言葉を濁したような感じでした。
その後、私は飛行機に乗って日本領海を侵犯したうえに巡視船に体当たりしたという中国漁船の船長が釈放されたことを知りました。話しが咬み合わない訳です。アニラオでの3日間、私は見事にテレビも新聞も無い生活をしていたのです。

それを知っていたら私も激高し、彼との話も面白くなっただろうに…と、ちょっと残念でした。
多分、商社マンではないかと思われる彼とは、もっともっと訪れた国の話しだけでなく、日本の政治や経済などについて話したかったです。世界から、日本の外から日本見つめ直すと、本当に今の日本の情けなさがヒシヒシと判るのです。
私のようなチャランポランな遊び人ですら海外に出るたびに感じるのですから、仕事で世界を飛び回っている人には悲憤慷慨ものだと思うのです。

これで中国は我が物顔で尖閣諸島近海での操業を行うことでしょう。もしかしたら近い内に上陸して、韓国が竹島にしたように軍隊を配備するかもしれません。

アニラオのソンブレロ島のように、さっさと海上保安庁のBBQハウスでも建ててしまえば良いのに、と思うのは私だけでしょうか?

tsuton

見てるだけじゃダメなんだよ!

ほんとはアニラオの面白話しでも書きたかったのですが、昨夜から私の心中甚だ荒れておりまして、これ以上筆が滑っても困るので後日に回すことにします。