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語る背中
背なで泣くものといえば唐獅子牡丹だけれど、コイツの背中は真っ黄っ黄だ。

セナキルリスズメダイ@屋久島・お宮前。
これだけガン見されるとシャッター切ってるコチラの方がこっ恥ずかしくなってしまいますナ。
屋久島のサカナたちは、ノンビリというか怖いもの知らずというか、とにかくダイバーを警戒しない。だから、他の海域ならチョコマカ泳ぎまくられて撮りづらいスズメダイの仲間達も、こんな風に目線貰ったカットなんか撮れてしまったりする。
島のガイドさん曰く、「居心地の悪い海なんでしょうね」。魚があまり定着しないらしい。その割りにはどこもかしこも魚が溢れかえってる海なんだけど。
「男の背中はその男の歴史を物語る」と書いてた作家がいたけれど、誰だったか?
セナキルリスズメダイはその真っ黄色の背中で何を語るのか。アタシは唐獅子牡丹も毘沙門天も背負ってないし、片肌脱いで背中見せても遠山の金さんの真似すら出来ないが、それでも少しは男の哀愁なんかは漂ってるだろうか?ない、ない!
いつも肩凝りで悩んでいる背中が物語っているのは、猫背ってことくらいなモンだ。
屋久島報告ページ、完成しました(かなり手抜きですが…
