タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

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iidako

タコ@アニラオ・ラヤグラヤグ

イイダコのようだしスナダコのような気もするし、どちらでしょう? 大きさはビヨ~ンと伸びたら8㎝ほど。
このカット、ガイドさんに見つけられて慌てふためいて逃げてるタコ君…の図です。この後、砂の中に必死で潜り込みました。

地元の仲間とときどき飲むのですが、地元で飲むと帰宅時の心配が少ないのでいっつも深酒になっちゃいます。なので午前様にならぬよう、途中で失礼するようにはしてるのですが、その時点でかなり酔ってるのでこのタコ君のようにスタコラサッサとはいかず、右へ左への蛇行帰宅となるのでした。

タコです。蛸のお話しです。凧ではありません。

まずはこいつから。

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大きさは、いえ身長は15cmほどです。「なんだ、のっけから地味な奴だな」と言わんでください。
確かにこの写真を見る限りなんとも変わり映えのない、東京湾にもいるイイダコのような奴ですが、ちょっとちょっかい出して怒らせると豹変します。
こんな風になります。

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ブルーリングオクトパス(ヒョウモンダコ)といいます。
全身に青い紋を浮き上がらせて威嚇します。これが名前の由来ですね。ちっこいくせに猛毒もってるそうです。「キャー! きれい! かわいい~!」なんて言ってむやみに触らないようにしましょう。

お次はココナッツオクトパス(メジロダコ)。

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この人は、アッ、ちっがった。このタコは貝殻で身を守ってますが、半分に割れたココナッツのカラの中に隠れていることが多いそうで、この名がついたようです。ココナッツを頭に載せてる姿、見たかったです。その姿、想像しただけで笑いがこみ上げてきます。手ぬぐい頭に巻いてても不思議ないようなタコです。

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こいつはちょっと地味です。スナダコでしょうか? 特になんの芸もしてくれませんでした。私のそんな心を察知したのか、カメラ構えてたら私の方に向かってきましてね。足を広げると50cmほどの大きさでして、ちょっと怖くなって逃げちゃいました。ジッとしてたら巻き付いてきたかしら? 私に巻き付いたら何をしたでしょうかね?
実は昔、小さなタコが岩の穴の中に隠れてるのを見つけて指示棒でツンツンして遊んだんです。その時、突然そのタコが怒って足を1本指示棒に絡めて私を穴の中に引きずりこもうとしたんですね。水中ですからコチラは踏ん張る事が出来ません。アチラは何たって足が8本もありますから、1本を私に使っていても残り7本の足で踏ん張れるわけです。
勝負は見えてますね。運良くアチラが途中で止めてくれたから助かりましたが、とっても怖かったです。頭の大きさ3cmほどの子タコに殺されるところでした。…………余談でした…………。

タコの話し、続けます。

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こちらのお方はワンダーパスといいます。色んな物に変身するので有名なミミックオクトパスの仲間だそうです。こちらのお方も変身するのか聞き忘れました(^^;) 身長は30cmほどでした。


で、本家本元の変身タコ、ミミックオクトパスがこちら(下)です。

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残念なことに穴の中から出ていただけませんでした。
是非とも出てきてカレイやカニに変身するところ見せて戴きたかったのですが、この時、タマゴをお抱えになられていらっしゃいまして、「お前達のリクエストに応えてる暇なんかないのだ!」とのことでした。

こんな不思議なタコたちが、こんなところ(下)にいるんです。

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港です。右端には民家も見えます。
生活排水がジョロジョロ流れてるような湾のなかでして、透明度も10mほどと決して良くはありません。
それでも、こんな不思議な連中に出会えるのがレンベの凄さです。今回リピートして、前回お会いできなかった連中に会うことが出来ましたが、まだまだ会ってみたい奴がいまして……。

次回はいつにしようかと画策してるタカラガイなのでした。








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