perapig
ジャパニースピグミーシーホース@宮古島・白鳥幼稚園

ズ~っと昔、もう私の記憶が薄れるほどに昔なんですが、「アウターリミッツ」という番組名だったかと記憶するのですが、不思議な話ばかりをドラマにするテレビ番組がありました。その番組の一話で、面積はあるけど厚みの無い人間の話がありました。
面積はあるので正面から見れば姿形はあるので普通の人間なんですが、横を向くと厚みが無いわけですから何も見えません。見えないどころか、横向きになればドアでも壁でもすり抜けることが出来るのです。正面向きだとダメなわけです。
今だったら「そんな人間、いるわけないだろッ!」とツッこむ所ですが、まだ純粋&純真が歩いているような時期の私ですから、すっかり真に受けて「そんな人間いたら怖いなぁ」と怖がって見ていたのでした。

さて写真のジャパニーズピグミーシーホース君、一部のダイバーから「ペラピグ」なんて呼ばれているようです。確かに横むけば姿形はしっかりタツノオトシゴの仲間の様ですが、正面から見るとペラッペラで発見することもままならないような奴です。
でも、縦になっても彼はサンゴを通り抜けることは出来ません。