
「なんじゃコリャ?」な奴です。和名を調べたのですが判りませんでした。和名、きっとあると思うんですが英語名を直訳すればオバケウミウシ、ってことになります。
なんでも透明で見えないからオバケウミウシという名だそうですが、コイツのそばに居たもう一匹は確かにもっと透明でした。透明すぎて写真的にちっとも面白くないので(撮影技術が未熟という声も)、ちょっと色の濃いコッチを採用いたしました。大きさは2㎝ほどです。
海の中での透明の代表格といえばクラゲですが、フォルムとすればクラゲの方が面白いと思うんですよね。しかし、クラゲは撮影しようと近寄ると、時にピリピリと刺胞を感じることがあって嫌いです。でも、このゴーストメリベは近寄っても指でツンツンしても刺されることはありません。
それにしてもこんな小さな透明な奴を、しかもナイトダイブで見つけるガイドさんの目はもしかしたら2つ以上あるんじゃないかと、いっつも驚かされます。