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押しくらまんじゅう
学生達も夏休みに入ったのか少なくなってきて、通勤電車が空いてちょっと楽になってきました。このムシムシ陽気に押しくらまんじゅうのスシ詰め電車は勘弁して欲しいものです。
さて、丸一日をかけてミンピ・リゾートにようやっと到着した時はすでに太陽も傾き、もうすぐ海に沈む頃でした。
部屋に入って設備などをチェックし(これがまた凄いのです。コッチの話しは後日)、まずはダイビングショップに向かいました。日本人スタッフのメグさんに、開口一番「ピクチャードラゴネットが撮りたいんです!」とリクエスト。
すると「シークレットベイに居るけど、今は透明度は悪いし水温も低いですよ」とのこと。
透明度が悪いのはレンベだってそうだったから大丈夫だろうとタカをくくり、水温低いってどの位?と聞くと、24度くらいだとの返事。ゲッ!伊豆並みだ。この温度じゃ、3㍉ウェットじゃぁ無理だ。
インナーを借りようと思ったら、無いとのこと。結局、寒くて無理だったら上がることにして、持参の3㍉で潜ることとなりました。
ところがそのシークレットベイ。水温の低さより透明度の悪さにビックリ仰天! なんと、透明度1㍍ほど。ちょっと目を離すとバディの姿が見えなくなるのです。
水深が最大でも5㍍ほどと浅いので、どうしても見つからないときは浮上して泡の出てる場所を確認し、再潜行すれば良いので心配はないのですが、まるで味噌汁の中に潜っているような状況ですから、お目当てのサカナを捜すのもひと苦労。
仮に見つかったとしても私の技量で果たして上手くカメラに納められたか、まったく自信の持てない透明度だったのです。
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結局、ピクチャードラゴネットに会うことは叶いませんでした。
これでまた、ムンジャンガンに行く口実が出来ました。

写真はシークレットベイに居たゴンズイ。
小さな穴に押し合いへし合いの押しくらまんじゅうです。まるで夏休み前の通勤電車を彷彿とさせます。右上端には乗り遅れた(入れなかった)奴が。
ヒョッとして水温が低いから遊んでいたのでしょうか?