タカラガイの独り言

ダイビングや旅のこと、子どもたちとのサッカーの事など徒然に。

ガード下

消え行くもの

私が下車する駅のガード下には、こんな昭和初期の面影が残るお店がまだ残っています。

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ガラガラと引き戸を開けて中にはいると、タイムスリップしたように昭和の香りが漂っています。実はこのネタ書くの2度目です。 前回の記事はコチラ。引き戸を開けた中を覗きたい方は左の“コチラ”をプチっとクリックしてください。
このお店群を更に進むと、もっとひなびたお店が軒を連ねてます。
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コチラは昼間でも通り抜けるのがちょっと怖いくらいのガード下路地です。

しかしこんな庶民的なお店も高架工事のために無くなってしまいます。アタシは常連さんではないけれど、なんか寂しい。とても残念。

そんな事、考えながら営業から戻りお昼ご飯を食べようと、ちょっと足を延ばしたら以前に入ったことのあるラーメン屋が店仕舞いしてた。私が初めて油麺なるものを食したラーメン屋です。

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お味の方は特に不味くもなかったのに、店仕舞いの理由は、この看板のせい? 油麺ってラメーンと読むのでせうか? これだけだと何屋さんか判りません。 

文化終焉

昨夜、軽く一杯ひっかけて行こうと神田駅周辺の居酒屋を巡って徘徊。
帯に短し襷に長しで、良さそうなお店はどこも満員で、席が空いてる店は好みではなかった。
歩き回るうちに駅北口のガード下までやって来てしまった。昔はこのガード下のカウンターのお店で何度も飲んでいたのだけど、ここ数年は立ち寄る事はなかった。

数年ぶりに中に入ってビックリした。私がガラガラと引き戸を開けて中に入るなり、あの独特のイントネーションの「イラッシャイマセ~」。
いつからお隣の国の娘が客引きするようなお店が入ったのか? このガード下には、ほとんどが昔から続くお店ばかりが軒を連ねていたはずなのに。
サービスがなんたるかも知らない接客で酒は飲みたくなかったので、1,2度暖簾をくぐった事のあるおばあちゃんの店に入ることにした。

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おばあちゃんに杯を求められ酌してあげた。その杯がすすむにつれて、おばあちゃんの口も軽くなってきた。そしていまいましげに話してくれた。奥に新しく入った隣の国の若い娘が働く店に、常連さんが引っ張られて行ってしまうのだと。「あたしみたいな婆さんより若い娘の方が良いよね」。
確かにそんな奴は多いのかもしれんけど、少なくとも私は、色気以外には言葉もサービスもなってない給仕で酒を飲む気はさらさら無い。折角の酒を不味くするような店は御免被る。
「まぁそう腐らずにお母さん。ちゃんと常連さん、来てくれてるじゃない。ネ?」と、臨席の方に目配せした。隣の御仁もそのクチなんだろうと思った。

ところが話しはこれでお終いにはならなかった。
このガード下に入ってるお店は全部、近々工事のために立ち退きさせられるのだそうな。
ここのテナント料は区が徴収してるのだそうだけど、「きっと次回は徴収料のお知らせじゃなくて立ち退きのお知らせが届くんだろう」と、おばあちゃん。おばあちゃんが酒を飲みたくなったのは、そっちの理由だったのだろう。

このおばあちゃんの母親が昭和39年に、この店を開いたのだそうだ。母娘二代のお店だ。46年の歴史に幕が下りる。そういえば昔はギターの流しがやって来ていたのに、昨夜は来なかった。

また、ひとつの文化が終わろうとしている。






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