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スポーツで汗を流した後のビールほど旨いものはないけれど、子供にとってはコッチだな。
スポーツ・インストラクターの言によれば、スポーツ直後のアルコールほど身体に負荷をかけて悪いものは無いそうな。だから、そこはグッと我慢してスポーツ飲料もしくはこのようにスイカなんぞで喉を潤し、排出してしまった水分が身体の細胞に補充されてからビールにするのが良いのだそうだ。
しかし、無理です。そんな我慢するくらいならスポーツしないでビール飲みます。

先日、ちょっと面白い話しを聞いた。
ある男性が女性をデートに誘い映画を観に行ったそうです。観た映画はバリバリのアクションもの。それなりに面白い映画だったそうです。しかし、「面白かったね」に「そうね」でおしまい。その後の会話が盛り上がらず、結局フラれてしまったそうな。
その教訓からその数年後に訪れたデートのチャンスでは、ちょっと難解な映画にしたんだそうです。すると当然ながらその後の食事では「あの場面は何が言いたかったんだろ?」とか色んな会話で盛り上がり、食事は3時間にも及んだそうです。
その話し聞きながら、「それって映画に限った話しじゃないな」と思った。

私は今ではサッカーとゴルフとダイビングしかしてないけど、かつてはスキーに登山、卓球にモトクロスと色んなことしてた。
これらの中でダイビングと登山以外は全て終わった後で会話があるんだよね。「あの時ああすれば良かったのに」とか、「あの時の、あの一発には参ったよ」とか。
ところがことダイビングに関しては、ダイビング終了後に潜っていた時の会話ってほとんどない。たまにあるとすれば「あの岩の陰に◯◯がいたよね~」程度で、それにしたって「何でその時に教えてくれなかった!」なんて下手すりゃ喧嘩です  「あなたのフィンワーク、ヘタっぴだね」なんて言おうもんなら、もう完全にケンカ売ってるようなもんだ。

しかしサッカーで「お前のパス、トロいよ」とか、ゴルフで「あんたパット、雑だね」なんて言っても「悪かったね」とか「そうなんよ」で終わり。そのお返しとばかり「でもお前はシュート外しっぱなしだったな」とか「君はOB多かったね」と反撃される。そこに会話が生まれる。だから飲み会やれば盛り上がる。

もともとダイビング自体が会話の成り立たないスポーツだから致し方ないのかもしれんけど、なんか物足りなさを感じるのです。確かに潜ってる時もその後も、爽快感は最高なんだけど、まるでアクション映画を観た後のように「楽しかったね!」、「うん!」でおしまい。せいぜいあっても「あの魚が見られたね」とか「あの◯◯の大群は凄かったねぇ~」程度だ。
会話盛り上げるために難解ならぬ難度の高いダイビング・ポイントでデートするわけにもいかん。

映画もスポーツも、同じ時間と空間共有したんだからその話題で盛り上がれれば最高なんだけど、デートに外的要因持ち出さないと会話が成り立たんというのはエスコート役としては失格だろう。
だから女性はデートに誘われたら是非ともスキーでなくとも「私をアクション映画に連れてって」とお願いするべきだ。その後の会話を盛り上げられないような男なら、さっさと見限っちゃった方が宜しい。
エッ? わたし? わたしは酒さえ飲ませて戴ければいつでもエンジン全開です! アクション映画どころかドラえもんでもOKです