タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

タグ:ウミシダウバウオ

私は嫌いじゃないですが、どちらかと言えばあまり好かれないヘビ。ヘビが嫌われるその理由の一番が、足が無いのにニョロニョロと歩くからでしょう。

このお方も足は無いのにニョロニョロと動き回ります。

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ウミシダウバウオ@石垣島・底地沖グルクンの根

ニョロニョロが嫌いな人でも、きっとこの子には「可愛い!」と絶賛してくれることでしょう。つぶらな瞳といい、半開きのだらしない口元といい、可愛さ爆発です!
そのニョロニョロと動き回ってウミシダに隠れようとする所作も最高です! 蛇もこんな瞳とお顔でシダの間をニョロニョロしてたら好かれるかしら? それは無いか。

この石垣島に渡航する2ヶ月前、屋久島でもウミシダウバウオに会ったのだけれど、その子はすんごいシャイでちっとも姿を見せてくれなかったのだった。

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ウミシダウバウオ@慶良間諸島 黒島 西

初めてコイツに出会ったとき「キモい奴だなぁ~」と思ったけれど、よくよく見るととっても可愛い奴だ。その動き、ウミシダの間をチョロチョロと逃げ隠れする様も、これまた何とも愛らしい。

昨日、礼服を購入してきた。先日、ご不幸があって葬儀に参列した際、今まで使用していた礼服の、あまりのダサさに気付いたからだ。ちょっとお見せできないほど「いったいいつの時代のデザイン?」と思うようなダサ礼服なのだ。
思い返すに社会人になったばかりの頃に、青山だったかコナカだったかの超激安吊るし物を買ったのだった。40年近くも昔のデザインなんだから、さもありなん。
しかし、その頃のズボンがいまだに履けるというのも凄くないか?(←書きたかったのはこのこと) 

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ウミシダウバウオ@アニラオ・キルビス

先週、花見と称して東北は宮城県南部と福島県北部を訪ねました。昨年の秋頃に、「例年、この辺では4月3週あたりが満開なんだよ」という地元の方のお言葉に、それならば、と昨年末に花見ツアーを計画したのでした。ところが・・・・・。
ご存じのように例年に無い早い春の到来で、すでにほとんどの桜は散っていました。ちょっと山間の方に足を伸ばして(私の足は短いので車の走行距離を伸ばして、ですが)、桜吹雪舞う最後の桜を愛でることは出来たのですが・・・・・・。
花見会を半年も前から計画すること自体が無理ってもんですね。このウミシダウバウオに会えることだって、絶対に会えるとはかぎりませんしね。自然と対峙するのはこれほどさように難しいものです。ニンゲンの思惑通りにはなりません。その代わりに新たな感動も与えてくれるのです。それ故に私は自然が好きなのですが・・・・。


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ウミシダウバウオ@石垣島・屋良部崎アンカーポイント

先日、電車の中でとっても可愛い赤ちゃんに遭遇。ニコニコしてる赤ちゃんと目が合ったら、思わずこちらも顔がほころんじゃった。
ところがしばらくするとその赤ちゃんがぐずりだした。わたしが見つめていたから? そんな事はない。ぜったいに、ない!
お母さんは一生懸命赤ちゃんをなだめるのだが、赤ちゃんはますます愚図り、しまいには大声で泣き出した。お母さん、電車の中の乗客を気遣ってるようで必死になだめるのだが、鳴き声は更に甲高く大きくなっていく。
私はきっと赤ちゃんはオムツが汚れて気持ち悪いのだろうと思った。

赤ちゃんが泣く理由は4つ。
1.お腹が空いた
2.眠い
3.オムツが気持ち悪い(汚れてる)
この3つがほとんどであとは、
4.身体の何処かが痛い

お腹が空いたときの泣き方は、大声にはならない。むしろ甘えたような泣き声になる。眠い時は赤ちゃんの手の平が熱くなるから分かる。残るは3か4だ。
新米お母さんにちょっと教えてあげたくなったのだけど、「突然、電車の中でオッサンにこんなこと言われても困るよなぁ」と思い、ただひたすら可愛い赤ちゃんの泣き顔を見つめていたのだった。このウミシダウバウオ見ていた時のように。
チョコマカと動き回るウミシダウバウオを上手に撮るにはウミシダウバウオの動きを予測しなくてはいけない。そのためにはウミシダウバウオをしっかり観察することだ。
新米お母さんもあと3ヶ月もすれば、泣き声聞いただけで自分の赤ちゃんの泣く理由が分かるようになることだろう。

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