タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

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休日だったから良いようなものの、先週末の土曜日そして日曜日とすっかり寝過ごしてしまった。
まぁ、休日であるという安心感が私に惰眠を与えたのだが、普段の私は休日でも、いやむしろ休日ほど早く起き出す。それがここ数日来の春の陽気か、はたまた疲れが抜けにくくなってる所為か、土曜も日曜もすっかり二度寝をしてしまい、布団を抜け出たのは8時過ぎだった。まさに太陽に温められた潮溜まりでぬくぬくしているイソギンポと一緒。

うららかな陽気は眠気を誘う。休日の朝のまどろんだ時間も棄てがたいけど、私はやっぱり1時間でも早く起きて何かをやっていたい。これを世間では貧乏性というらしい。

イソギンポ@屋久島・タイドプール

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イソギンポ@屋久島・安房春田浜タイドプール。

先週末から屋久島に行ってきました。渡航直前の天気予報は「週末は晴れ!」だったのに、行ってみたら雨(泣)。まぁ島というよりは〝山〟な場所なので天気予報が外れるのは致し方ない。結局、晴れたのは最終日だけでした。
その最終日。午後のトッピー(ジェットホイル船)で帰るので、出航時間まで港そばの潮だまりで磯遊びしました(ホントはダイビングの予定だった)。磯遊びなんて小学生以来のことなんだけど、大人になっても磯遊びがこんなに楽しいとは思わなんだ。
5㍉のウェットスーツを着込みブーツ履いてシュノーケルで撮影。ウェイトが8㎏と重いので、更に重たい撮影機材一式持って潮溜まりから潮溜まりへとの移動はちょっとシンドいけど、エアーの心配も潜水病の心配も無いから何時間でも潜ってられる。

独立した潮溜まりにはそれぞれの世界があって、微妙に生存する生物が異なっていました。藻の多い潮溜まりでは藻がプクプクと気泡を出し、それが太陽光をキラキラ反射して幻想的なことこの上なし。岩礁だらけの潮溜まりではギンポ達が岩礁の穴のあちこちからピコピコ頭を出したり引っ込めたりして、まるでモグラ叩きゲームのよう。
一つ一つの潮溜まりがそれぞれに楽しくって、やがて満潮になって居られなくなるまで粘っていたかったです。

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写真は水面に映り込んだ状態で鏡面撮影したイソギンポ。というワケで、2匹で写ってるけどペアではありません。

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