
おッ、イシヨウジ見っけ! と何カットかシャッター押すうちに岩陰に逃げ込まれてしまった。「もうちょっといいアングルで撮りたかったのにな~」と思っていたら、別の岩陰から出てきた。

ン? 違う奴じゃん。上はイシヨウジ、そしてこちらはオビイシヨウジ@宮古島・ドロドロパークNo.2。
このオビイシヨウジも私が満足いくまで撮らせてはくれなかった。
私たち日本人は、お隣りの大陸の方と半島の方の区別は何となく出来る。大陸の方と独立を目指す島の方との区別は難しいけれど。
きっと欧州や米国の方にとってはアジア人はひとっくくりで判別は難しいのだろうな。私が白人のお国を見た目で判断出来ないのと同じように。しかし白人にとってもアジア人でも、同士だとこのイシヨウジとオビイシヨウジくらいの差異が分かる。
国は違ってもニンゲンという分類で見れば似たもの同士、一緒ってことなんだろうけど、白、黒、黄色に赤。肌の色の違いだけはどこの国の人でも見分けはつく。もしかしたらアジがこの二匹を見たら同じ細長い種族のサカナ、としか判別出来ないのかもしれない。