タカラガイの独り言

ダイビングや旅のこと、子どもたちとのサッカーの事など徒然に。

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akebono
アケボノハゼ@トランベン・ドロップオフ

海に潜ると、その深度が深くなるに連れて光が届かなくなる。色の波長の関係から、一番最初に失われる色は赤だ。次いで黄色が無くなる。
海水の透明度やその日の天気によっても変わるけど、だいたい20㍍くらい潜るとそこはもう赤色の無い世界だ。だから魚を色でイメージしちゃってると探すのが困難になる。このアケボノハゼも、身体の形も覚えていたけど私は色で頭にインプットしちゃっていたから、「ホラ、あそこにいるよ」と示されても直ぐに認識できなかった。そこに居たのはアケボノハゼの形をした灰色のハゼだったのだ。

この撮影時の水深は32㍍。すでに肉眼では赤色は無い。フラッシュ撮影したカメラの液晶を覗き込み、「ア~!ちゃんと撮れてる」と認識できる。だから、イクジットしてから撮影したその他の魚たちと一緒に見ると、そのアケボノハゼの所だけ異様に赤いカットが並んでいて、とても目立つのだった。

衆議院選、何のための解散総選挙かはなはだ理解に苦しみますが、誰に投票するかではなく「こいつにだけは当選されたら困る」というマイナス投票してみても面白いような気がします。得票数からマイナス票数を引くわけです。総得票がマイナスになる候補者もでるかもしれん。

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さて石垣島。私がリクエストしたハゼの3匹目が彼女、アケボノハゼです@屋良部崎アンカーポイント。
美しい! まことにもって美しいです。彼女に逢いたくてたってのお願いしたのですが、「難しいかもしれません」の悲しいお返事。
その理由は、まずとても深いこと(この撮影時で41.3㍍)。そして何より最大の理由が、彼女1匹しか居ないんですね。ゆえに何人もで撮影するのは厳しい。と、いうことでゲストが6人もいたので無理と判断されました。

ところが……!

急きょゲストが3人になり、しかもアケボノハゼ希望は私だけ。残る二人はニチリンダテハゼを撮るとのことで行けることになったのでした。
独占状態で夢中になって撮影し、ダイコン見たらデコ3分。ここのポイントはこのたった1匹のアケボノハゼと、やはりたった1匹しかいないニチリンダテハゼくらいしか見るものがありません。安全停止水深まで戻って見つかったのがウミシダウバウオくらい。何も居ない海中で、ボーッと減圧停止してる時ほど退屈なものはありませんな。

中性浮力とりながら、「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる」なんて、中学時代に習った清少納言などを思い出していたタカラガイだったのでした。

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