hadakahaokoze

ハダカハオコゼです。
なんでハダカと呼ばれるのか調べたら、脱皮するらしいです。まるでヘビみたいです。ハオコゼ、といわれるゆえんは敵やエサを欺くために葉っぱのように海中でユラユラゆれてるからです。
写真は真横から撮ってますが、正面から見ると葉っぱのように薄っぺらい。英名=Leaf scorpionfish。Paperfishとも呼ばれるらしいから、そのものズバリの名前です。写真は赤色ですが、黄色や黒、ピンクに白色までいたりと、まさに多彩なサカナであります。
こいつは岩場などに張り付いて、ユラユラ揺れてるばかりで移動してるのを観たことがありません。至近に寄ってカメラ向けても、ここはオレ様の縄張りだ!と言わんばかりに自己主張してます(笑)。まぁ、確かにこの小さなエリアでは君臨してるわけです。背びれに毒ももってるし。

人間にも似たような人は多くいまして、デンッとふんぞり返って自己主張してるのを見かけます。電車の中でも大股開いてふんぞり返っていたり、会社の中や俗に“先生”と呼ばれる人にも、やたら威張りくさってる人がいるわけでして、その程度でしたらまぁ許せるんですが、ことこっちの行動に影響を及ぼされるのは困りものです。
見栄や打算や自己顕示欲を固持しようとして周囲の人々にも影響を与えちゃうわけですが、一人でハダカハオコゼみたいに裸の王様していて欲しいものです。本当のハダカの王様されては嬉しくもないですけどね(笑)。
裸だと嬉しいのはナイスバディな女性と、虚飾のない心だけだと思うのです。

そういやぁ裸~天国、○○温泉なんてCMソングが昔あったけど、今年は温泉に浸かってないなぁ。