むかし昔のまだアタシが若かったころ。とにかく忙しくて全然遊べず、その結果、お給料だけはドンドン貯まっていて、たまたまお休みが取れたときにちょっとお高いお宿に飛び込みで宿泊をお願いしました。
すると玄関で出迎えた女将らしきおばはんは、
「お部屋は空いてますが少々お値段張りますが…」と、アタシの足元をジロリ。アタシ、ジーンズに薄汚れたスニーカーという出で立ちだったのですね。そんな身なりで一泊5万円(確かそのくらいだった)もする宿に泊まろうというのは、確かに怪しいですワナ。
人の身なりは足元から、ってことですね。

himesangogani
ヒメサンゴガニの仲間@石垣島・モエギポイント

このカニさんだったら「ハイ~、どうぞどうぞ」とすぐにお部屋に通してくれたことでしょう。なんとも足元が美しい。