先週末は京都でした。毎年この時期に京都に行きます。まぁ、仕事でなんですがせっかく京都まで行ってそのまま帰るのはもったいないので、必ず仕事終了後は京都を散策したりどこかに足を延ばします。昨年は有馬温泉まで行って大学時代の友人に30年ぶりに会ってきたのでした。

しかしこの京都行き。時期が時期だけに京都で足止め喰らうことたびたびです。今年も当初は金沢に行く予定だったのだけど、大雪で電車が止まり行けませんでした。京都駅に行ったら既に運行中止の案内が(泣)。まぁ、車中で12時間も缶詰にされるよりは良かったですが。
京都での足止め、これで3度目です。なのでもう慣れっこ。さっそく予定変更して京都散策に切り替えました。

今回はまだ行っていなかった伏見方面へ。酒どころとあって、あちこちに造り酒屋があります。名前を知らない酒屋さんもいくつかありました。
町並みも歴史を感じさせます。
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出来たてのお酒を試飲させてくれるというので、入場料払って1637年(寛永14年)創業の月桂冠へ。

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館内ではお酒を造る課程や使用する道具の数々が展示されてます。

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アタシ的にはお酒を造る工程や道具より、こんなレトロなものの展示の方が興味がありまして……。

試飲させていただいたお酒の中でのお気に入りをお土産で購入し、近くにある寺田屋旅館へ。
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こちらも入場料払って中に入れてもらえるんですが、レトロに興味ある私ですが古い建造物には興味ないのでパス。で、外観だけ眺めてたんですがどうも家が右に傾いているような気がする。右側にも色々と展示されてたんで行ってみたら……、
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つっかい棒されてました! 地震来たら怖いだろうなぁ~。

翌日、三十三間堂でイベントやってるってんで行ってみました。

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弓の競技会でした。
あの広い三十三間堂が凄い人混みで歩くこともままなりません。何でも弓道している二十歳の人たちの大会なんだそうです。弓道やってる人の成人式みたいなもんですかね。競技参加者の数は二千に近いらしいです。その参加競技者の親御さんたちも来るので凄い人の数です。
早々に退散して有名な鰻の雑炊屋に入りました。
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かみさん曰く、何でも豊臣秀吉が好きだったらしい。「ホンマカイナ?」と調べてみたら、このわらじや創業は寛永元年(1624年)、豊臣秀吉の生まれは天文6年(1537年)で没年が慶長3年(1598年)とある。秀吉存命中にお店は出来てないやん! ガセですね。まんまと騙されるところだった。
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肝心の雑炊の方は、お味は確かによろしいですがお値段がね。コスパ考えたらもう行きません。もっと美味しいうなぎ屋さん知ってますから。

雪で足止めされた京都でしたが、京都自体が好きなのでマァ~ッタク困りません。頬を刺すような寒さには参りましたが。
でも帰路にはこんな素敵な富士も見られました。
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金沢行きはまたの機会に取っておきましょう。