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大分県日田市のコンビニで、万引き被害を発見し報告した子どもを逆に犯人扱いし、しかもその後に冤罪と判明したのに謝罪もしなかったというニュースが流れた。いったいどのコンビニ・チェーンかと調べてみようとしたら、その店そのものを特定しようとネット上では大捜査の様子がアップされていた。
私も興味持って調べようとしたのだから同類ではあるのだけれど、それにしてもネット上に書き込まれたその内容からは、猛烈な執着心がビンビン伝わってきた。その粘着的ともいえる執拗さが凄まじい。げに恐ろしきネット文化だ。

もう5年ほど昔のことだけど、少年サッカー大会に引率した私は、自分の勘違いなのに一人の子どもを頭ごなしに叱りつけてしまった。私の誤りだと気付いたときに「ゴメン」とは言ったけれど、間違えて怒られた子どもにすればゴメンどころではないだろう。衆人の前で叱りつけられたのだ。私が土下座して謝ったとしても気分は晴れなかったに違いない。
いまだに私はあの時のことを思い出すたびにどうしようもなく気持ちが落ち込む。いつか彼に会うことがあったら、その時に改めて心から謝ろうとは思うのだが、その機会は訪れそうにない。私はきっと死ぬまで一生この罪悪感を拭うことは出来ないのだろうと思う。なぜならその彼が私に会うことを拒んでいると思われるからだ。

写真はツインスポットコウムトゥースブレニー@シパダン。今回の戯れ言とは何の関係もありません。