debasuzume

デバスズメダイの群れ@ムンジャンガン・アンダーウォーターケイブ

ワラワラと群れるデバスズメダイ。ダイバーが近づくと、どれか一匹がサインでも出してるんじゃないかと思うほど、一斉にピャッ!っとサンゴの中に入ってしまう。少し離れてやると、再びワラワラと出てきて潮の流れに向かって踊り出す。まるで皆で盆踊りしてるようだ。

盆踊りといえば、もうすぐ夏祭りの季節だ。鎌田慧氏の『いじめ社会の子どもたち』(講談社)を読んでいたら、お祭りの開催期間中は少年非行件数が減るという記述があった。私の住む地元での祭りの時には、どこから来るのかこの時とばかりにちょっと危なげな少年少女たちが集まってくる。
鎌田氏が朝日新聞の記事を引用して書いたそのくだりは、衆人環視の中に集まることで悪さが出来ないのじゃないかと思ったけど、どうもそうでは無くて、祭りの内容のようだ。

地域一体型の祭り、つまり地域民が参加できる京都の祇園祭や大阪岸和田のだんじり、浅草の三社祭のような祭りは多くの地域民の意識がそこに向かうから、非行件数も減るのだろう。
私の地元の夏祭りのように、お仕着せのような簡単な神輿担ぎがある程度で、ただ単に出店が並ぶだけの祭りでは、むしろ逆の結果が出てるような気もする。

さてその夏祭り。私の地元では9月に行われる(秋祭りか!?)。そして来月、7月の京都祇園祭に今年もお誘いいただいた。しかし残念ながら別の予定が入っていて申し訳なくお断りした。とても行きたいのだが……。
こんな時、つくづく身体が二つあったならな…、と思う。パーマンのコピーロボットが欲しい(知ってる人、いないか)。