私がときどき利用する歯科医院に、透けるような綺麗な素肌をした美人女医さんがいます。首もとはもちろん、その指先も真っ白な皮膚で血管が透き通って見えるほどです。
詰め物が取れてしまったり歯に不具合が生じたときにその歯科医院へ行くわけですが、運良くその女医さんに当たればラッキーですが、院長さん(おっさん!)に当たった時は「はい、大きく口、開けて~!」と言われても、閉じたくなっちゃいます。腕の方は間違いなく院長先生の方が確かなんですがね。
mouth1
さてこのスパインチークアネモネフィッシュ、何かをほおばっております。何を食べてるんでしょうか? もっと大きく口を開けて欲しいので、「ハイ、あ~んして!」と言ったのですが「おっさんの指、口ん中に突っ込まれるのはヤダ!」と断られてしまったので、画像を拡大することにします。
 
mouth2
何かを食べていたんじゃなくて、お口の中を寄生虫に占拠されていました!

海の中にはエビやベラなど、寄生虫を掃除してくれる歯医者さんのような存在の方々もいるのですが、さすがにこんなエイリアンのような寄生虫には対処できないようです。
もしも私のバディが、透き通るような皮膚の美しい指の所持者でしたらきっと、「取ってくれ~!」と泣きつかれたことでしょう。残念ながら、バディは私より逞しい指を所持するかみさんでした。

次回は「はい!ア~ンして(その2)」をお届けする予定です。