先週末は気仙沼の八瀬というところに行ってました。この地域にはまだたくさんの日本古民家が残り、周辺を小川が流れ、そこにはヤマメやハヤが泳ぎ、山にはウサギはもちろんハクビシンもカモシカもキツネもタヌキもいて、時にはクマも出没するそうです。なのでクマ出没をいち早く吠えて教えてくれる犬を飼っている家庭も多くありました。
4月も後半、ゴールデンウィークに突入したこの地は、まさに春真っ盛りでした。
あちこちに色んな花が咲き誇り、東京ではすっかり散った桜もこちらでは満開でした。

上写真の花、南三陸あたりから北方面で良く見かけます。あちこちに群落してます。私は東北地方に来て初めてこの花を見ました。ムスカリという花だそうです。あまりにあちこちに咲くので、地元の人は見向きもしないようですが、私にはとても美しく可憐でたいそう気に入ってます。
あたりにはタンポポもたくさん咲いてましたが、話しに夢中になってた若者たちはこのムスカリもタンポポも踏みつぶして歩いてました。
都会では最近、歩きながらスマホ操作する“ながらスマホ”が問題になりつつあります。都会でこんな可憐な花を見つけることは至難ですが、液晶画面の中よりももっと大切で素敵なことがあることに、早く気付いて欲しいなぁ、と思う今日この頃です。
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