大瀬崎こと、おせざきブログ第2弾です。大瀬崎は先回も書いたように、ダイバーにとってはここを知らない者はいないほど有名な場所ですから、「何度も行ってるよ」という方は吹っ飛ばしてくださいマセ。

大瀬崎はクルッと散歩しても30分ほどで廻れてしまう、小さな半島です。

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右回りで歩くと、まずこんな散歩道を抜けていきます。(振り向いて撮影)
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天然記念物のビャクシン樹林です。長い年月に耐え抜いた荒々しい樹皮が威圧感を与えます。ちなみにこの辺りがダイビングポイント先端です。

更にトコトコ歩いていくと、
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ビャクシン樹林の中の1本、御神木があります。推定樹齢1500年だそうです。

このビャクシン樹林に守られるように、半島の中心部に神池があります。人が池の縁に寄ると、大きな鯉がワラワラと集まって来て餌をねだります。池の畔に鯉のエサ自動販売機が設置されてました。1個100円でした。買わなかったのでどのくらいの量が出てくるのか分かりません。「鯉くんたち、自力でエサを捜すのだよ」と何もやらずに見ていたら、ブチョ、ブチョ!と口をパクパクさせながら更に多くの鯉が集まり、ちょっと怖くなったので退散しました。
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この神池に入る小道の手前に、この半島の神様が住まわれる大瀬神社があります。この岬の沖を航行する船の安全を、岬先端にある灯台と共に見守っています。
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入口に一本歯の大きな鉄下駄が2足鎮座してます。お参りしに石段を登って行ってみました。
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建造されたのは684年(白鳳13年)ということですから、随分と歴史のある神社です。海の守護神として漁民の安全を守ってきたそうですから、私もこれからのダイビングの安全を祈願することにしました。

賽銭箱の縁にいくつかお賽銭が乗っかってました。
「お賽銭が乗っかってるね」と言うと、「縁に乗るとお願い事が叶うんだよね」とかみさん。
ホンマカイナと思いつつも、「ヨ~シ! そんならひとつ乗っけてやろうではないか」と10円玉を取り出してポイッ! そしたら………。


ナント!

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するとかみさん、「ア~ッ!」。
突然手を合わせて、「先にお願いしちゃおう~っと!」。

こういう奴なんです。





しかし、お賽銭が乗ると良いことがあるってのは、どこか別の神社だったと思うがなぁ……。