かみさんがダイビングのライセンスを取得したばかりの頃、ずいぶんと世話を焼かされました。今でも!なんですけどね。

それでもさすがにライセンス取得して5年も経ちますから、当初に比べればだいぶ減ってはまいりました。しかし、減ったと言ってもいまだにアタシがシャッター切る前に被写体逃がしてしまったり、海底の泥を巻き上げてニゴニゴにしてくれたりと、「ヒョッとして意図的?」と思うこともたびたびです。

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スミレナガハナダイ(メス)@リロアン

ダイバーの姿を入れ込んでの撮影も味があっていいものですが、フィンだけでは絵になりません。邪魔なだけです(泣)。
これはアタシがシャッター切ろうとしたらかみさんが横切ってくれたのでした(怒!)。本人からすればスミレナガハナダイの方が自分に寄ってきた……って弁になるんでしょうが。

海の中では雌雄同体という不思議な魚が結構居ます。生まれたときはすべてオスで、その中の大きく成長した個体がメスになったり(クマノミなど)、その逆に生まれたときはすべてメスで大きい(=強い)のがオスに変身したりするのもいるかと思えば、相手次第でどっちにでもなれる…なんてのもいるそうです。このスミレナガハナダイも雌雄同体です(生まれた時はみんなメス)。

と言うことで、大きく育って変身したオスにも登場してもらいましょう。コチラのカット撮るときはカミさん、どこかで大人しくしてくれていたようです。

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スミレナガハナダイ(オス)@サイパン


しかし、男と女の両方経験できるって面白そうだな。アタシだったらこのスミレナガハナダイのように女で生まれて、オッサンになってきたら男に変身したいな。皆さんは如何に?