
昨年、サイパンで台風と遭遇して帰国ならずホテルで缶詰になったことがあったけど、これはしようがない。許すも許さないもない。しかし昨日、全日空の対応は最低だった。
宮古島を昼過ぎに飛び那覇に到着。15時40分発の乗り継ぎ便ゲートに向かうと機内整備のために遅れるという。「まぁ、遅れる事はよくあることだから」と悠長に構えていたら、機長も副操縦士も機内乗務員もみな降機してくるではないか。
「何か変だぞ」とすぐに感じたけれど、ANA受付はそれでも「機内整備が遅れるので搭乗案内は17時30分ころになる」と繰り返すばかり。
そしてその17時30分過ぎ。
「本日予定していた全日空130便は欠航となりました。出発は明日13時××分に………」。当然ながら、待合室は大混乱!
しかもその前からして対応が最悪で、ディレィしたお詫びの食事券はたった3人のスタッフで一人一人に説明しながら手配りするような浅はか対応しか出来ないスタッフだったから、搭乗窓口は大混乱に陥ってしまった。
私はどうしても休めない事情があったので(そんな立場の人、いっぱいいただろうな)、すぐさま日本航空カウンターに走った。
JALの受付スタッフの対応は素晴らしく、ANAがそのような状況ならそのチケット(ANAの搭乗券)で振り替え対応もしてくれるという。
しかし残念ながら、その日の羽田便は既に全便満席。キャンセル待ちも数十名という。仕方ないのであと3分で飛ぶ名古屋行きの便に空きが出たというので、そちらに飛び乗り、名古屋から新幹線に乗って帰宅することにした。
ところがまたまた困った事に、新幹線もすべて満席。仕方ないので自由席に乗り込んだら朝の山手線状態のスシ詰め。1時間40分、立ちんぼだった。(泣)
思い返すに、一度はJALを追い抜いたANAだったけど、結局は傲りなのか元来の従業員の力量の差なのか、テキパキとした臨機応変に対応できるJALスタッフの方が数段上だった。
しかしながらスタッフのレベル以前に、欠航となりそうな段階ですぐに代替便を飛ばさなかった上層部の意識レベル低さが露呈したと思う。コスト優先して顧客をまるで見ていない。
「一泊良いホテルに泊めてあげるんだから文句言うなよ」程度の思考がヒシヒシと感じられた。
「明朝(今日)どうしても行かなくちゃならないの。わかる?」と言葉優しくスタッフに詰め寄っていたドクターは、無事に病院に着いただろうか? あのドクターがもしも命に関わるオペでも抱えていたら、ANAはどう責任を取るのだろう?
写真は宮古島・アントニオガウディ。
ダイビングの話し、な~んも書けんかった。(^^;) そっちの話しは後日ね。
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私の方はどうやら全ての費用(名古屋からの移動費も含め)支払ってくれるようです。しかし、お金で済まない人もたくさんいたでしょうにね。