昨夜、ポチッとテレビを点けたら映画『さまよう刃』が放送されていました。原作(東野圭吾)はなかなか読み応えがあったので、オリンピックも棄てがたかったけど、映画、観ちゃいました。

でも結局、想像通りでオリンピックにすれば良かったと後悔。やっぱり映像は活字を超えることは出来ないのだと認識新たにしました。
原作とは異なった心理描写するのは許せるとして、それだったらもっと効果的な演出方法があったのに、とかみさん相手にブツブツ文句言ってました。映画監督デビューしちゃおうかしら(笑)。

さて話しは変わって先週の金曜日。仕事をバタバタと片付けて新幹線に飛び乗りました。サクラ植樹の打ち合わせのため福島に行くためです。その夜は仙台に泊まり、翌朝に福島県相馬郡に向かいました。

一通りの打ち合わせを終了し、近隣にある右近清水に案内してもらいました。同行氏が恐る恐る、「この辺は放射能被害どうなんですか?」と聞くと、「全然出なかった。まったく安全!」とのことでした。

この清水は、伊達政宗の孫に当たる伊達右近が山林や田畑を切り開く際に利用していたそうです。それで右近清水なんですね。

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まったく安全ということでしたが別の地元の方が言うところでは、震災前は平日でも車が何台も停まっていて、この清水を汲んで持ち帰っていたそうですが、今ではほとんど汲みに来る人の姿も見なくなったそうです。

消費税なんかより竹島や尖閣諸島や北方領土などの領土問題の方がとっても重要だと私は思っているのですが、こんなところにも国として何もアピール出来ていないことに腹が立ちました。福島=放射能汚染、という図式を払拭し、安全なら安全であると広くアピールしなくてはいけません。

国民の安全と領土を守ることが国のやるべき一番の仕事だと思うんですよね。

近所の山にはどこから飛んで来たのか、ハグロトンボがいました。

hagurotonbo

携帯電話写真につき、ピンボケご容赦。m(_ _)m