
ムンジャンガン・ダイビング初日。
ムンジャンガン島でのダイビングを3本終えてリゾートに戻ると、「ナイト、行きます?」のお誘い。
断るワケが無いですね。
ちょうどこの時期、ニシキテグリの産卵シーズンなんだそうです。ショップ目の前、対岸の岸辺にニシキテグリのお城(枝サンゴの群生)があるんだそうな。
他にふたり、外人さんダイバーも一緒だったけど、エントリーするなり何処かに行ってしまって、お城まるまる私たちで独占状態となりました。海中に届く光がかろうじてサンゴの位置を判らせてくれる程度になってきた頃、サンゴの根っこの方からポツリポツリとニシキテグリが姿を現してきます。
ところがこの時、私の水中マスクが曇り始めました。マスクに海水を入れてクリアするのですが、直ぐに再び曇ってしまうのです。
しかもどういうワケか、私がマスククリアしてる時に限ってニシキテグリのペア達は、シュルシュルッと枝サンゴの上に登って行って受精行為を完了してしまうのです。まるで私のマスクからボゴボゴッっと泡の出る音を合図にしてるかのように。
結局、私はまともに彼らの愛の行為を一度も見ることが出来ませんでした。
上の写真は、かみさんやガイド君が「ムオォォッ!」とマスク越しに声を上げ指をさすので、その方向に感でシャッター切ったものです(トリミングしてます)。ファインダーすら覗いていません。覗いても見えないのですから。
それでも写っていたこと驚きました。タイミングも早すぎたし(この後、もっと上の方で産卵&受精が行われる)、二匹ともアッチ向きですが。
わたしってヒョッとして天才?(腕ではなくて、カメラの機能が良いからですね)
イクジットしてかみさん曰く、「すごぉ~い! 感動ものだったね!」。
私はな~んも見えてませんでしたから。
「ニシキテグリって同じカップルで何度も◯ッ◯するんだね」と、かみさん。
それだけ彼らが若いってことなのだよ。
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