湘南海岸にアザラシの赤ちゃんがやって来たらしい。
今年か来年にはアザラシの赤ちゃんの写真撮りに行きたいな…と思っているのだけど、湘南海岸に居着いてくれれば、なにも遠くラパスやオーストラリアの南部まで行かなくてもいいわけだ。
湘南海岸を気に入ってくれれば良いなぁ、と思っていたらニュースの続報が流れてきて、もう何処かに行っちゃったとか。残念~!

さて、先週の東北出張二泊目のこと。
泊まってみたかった民宿が運悪く満室で、仕方なく別の民宿に投宿となった。場所は岩手県山田町。その民宿に行く前に、お世話になってる山田町・瑞然寺の御住職に挨拶。

「今日はどこに泊まるんだい?」(御住職)
「山田町の民宿・◯△◇です」。
「なんだ、コイツ(住職のご親戚)の妹のトコか」。

いや~、世界は狭い。  (いや、山田町が狭いのか

住職との尽きぬ話しが長引いて、宿に着いたのは8時過ぎだった。
車から荷物を降ろして(と言ってもナップサックひとつだけど)、宿の玄関へと進むと足下の汚れに気が付いた。
玄関先が真っ白く汚れてるのだ。

そ~っと上を見上げたら、

tsubame

ツバメの巣が。
その時は夜中だったのでツバメの赤ちゃん達も早々に眠りについていたようで姿は見えなかったけど、翌朝出掛けるときに見上げたら、3匹そろってお見送りしてくれた。お母さんツバメとお父さんツバメは、朝も早よから食事の準備に出かけたようだ。
ピーともチュンとも言わず(ツバメはチュンとは鳴かないか)、静かにお母ちゃん、お父ちゃんの帰りを待っていた。
この巣がかかる軒先は、とても低くて手を伸ばせば赤ちゃんに届くような距離。それでもこの子らの親は、ここを最良の住みかと決めたわけだ。
なんか人もツバメもほのぼのしてて、やっぱ東北はいいっぺよォ。